日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

とりあえずの処置

2014年03月21日 | 生活・ニュース


 訳あってパソコンを Windows8.1に変えた。聞いてはいたがデスクトップをはじめ目に見えない箱の中はセブンとは大違い、初心者となってクリックを繰り返す。使い慣れたソフトやアプリが見当たらないので、調べたり聞くと打ち止めになったり、8.1にはインストールできないとか、厄介な箱になっていた。それでもクリックを繰り返すしかない。

 なんとなく慣れたころ、これはパソコンが不良なのでは、と思い始めた。症状は、入力時にカーソルが勝手に移動して、とんでもない個所に入力している。マウスを取り替えても同じだった。やっぱり保証期間中の特権を発揮し交換すべく、症状の観察を続けた。そうしながら、我がPCだけかとネットを覗くと、類似の記述が多数、それで少しほっとする。では、解決策があるのか探す。記述は沢山にあるが、私に分かる記述は容易に見つからないが根気よく探す。

 判読して見つけた解決方法は手間いらずだった。「マウスポインティングデバイス」とういう、マウスを使用しないでPC操作するキーボードの手前にある四角で仕切られた個所、に問題あるという。それは、パネルタッチ様式のPCが持つ宿命のようなことが述べてある。最悪の場合はその機能を停止するか取り替えろとある。書かれている内容は全く理解できないが、マウスを使いながらも、その個所に手は触れる。

 では、手が直接「マウスポインティングデバイス」に触れなくすれば解決するかもしれないと思いつく。そこで、少し厚手の紙をデバイスより少し大きめに切り覆いかぶせ、軽くマスキングテープで止めた。すると感は見事に的中、以後、マウスの指示通りにカーソルは働き、覆いに多少触れてもカソールは誤移動しない。入力への気づかいは全面解消、したようだ。こんな経験は初めて、何でもやってみるものだ。覆いを使わない対策をゆっくり調べてみよう。
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孫のスッテプ

2014年03月20日 | 生活・ニュース


 今日、京都に住む孫娘が受験を突破して入学した中学校を卒業。昼過ぎ、卒業式直後の袴姿の写真が嫁から届いた。いい笑顔に卒業の嬉しさが読み取れる。ここまで大きな患いをせず素直に育ってくれたことに感謝している。勿論、孫ひとりではなく周囲や親の支援あってのことだが、離れて暮らしていると節目ごとの成長をより意識してしまう。

 京都で生まれ、離れることなく今日まで京都住まい。帰省したとき京都弁が出ると京都っ子だと思う。ドラマのようにどぎつくないので耳障りはない。そんな京都っ子も帰省すれば一番に仏壇の前に座り手を合わせる。私の両親と祖父母の遺影は喜んで見下ろしている。小さいときだった、仏飯を運びながら「爺ちゃんこれで足りるの」と聞いてきた。幼いなりに4人分にしてはその量の少なさを気遣ったのだろう、うれしかった。

 「平仮名が読めるようになりました」という嫁のメールから始まった孫新聞、今月で154号になった。手作りの卒業証書を記事にして送った。ファイルを繰ってみる。小さなステップを踏みながらではあるが成長した、じじのひいき目がそう思わせる。その孫はパンよりご飯が好き、これもじじ似と口には出さないがにんまりとする。

 どんな目標をもって高校生活を送るのだろうか。じじの時代とは大きく変わった学校環境のなかで教えるものは見当たらない。それでもひとつ、「真摯な態度で学んで」と卒業証書に書き添えた。明日は顔を見せに帰省するという、久しぶりの対面を心待ちしれいる。
 
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シンクロナイズド-スイミング

2014年03月19日 | 地域


 堀の鴨にカメラを向けていたら、突然2羽、いやデュエットで逆立ち、いや、逆潜りを見せてくれた。鴨はカメラを意識はしていないはずだが、こうした偶然に出会えると、撮れた内容は別にしてうれしいものだ。その後で、鴨の会話が理解できたら上手く撮れたかもとひとり思う。10数羽いるほかの鴨は何事もないように隊列をなして反対方向へ進む。
 
 逆潜り、シンクロナイズド-スイミング。あれで何をしているのだろう。競い合っているのか、探し物をしているのか、それとも見に来た人を楽しませてくれているのかもしれない。人には思いもつかない鴨の世界があるのだろう。シンクロナイズド-スイミングには伴奏音楽が必要だが、お堀では噴水の水音が代わりをしてしている。

 このお堀の畔のソメイヨシノは公園で最も早く咲く。標準木なら開花宣言が出される。昨年は3月23日に数輪咲いた木を見つけた、といっても公園を清掃される人に一番桜と教えらた。このところの暖かさでつぼみが大きくなっている。散歩の足を延ばしてみよう。

 桜が咲き始めるころは選抜高校野球が始まる。地元岩国高は開会式直後の第一試合、好試合で岩国に一番桜を咲かせてくれることを待っている。昨日はその甲子園の練習日、わずか30分らしいがグランドの感触はつかんだ。これまで人知れず積み重ねてきた練習の成果を応援のブラバンにのせてグランドで発揮してほしい。 
 



 
 
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土壁の家

2014年03月18日 | 生活・ニュース


 「すこしずつ春が近づいて来ました。おかわりございませんか。皆様には、新築住宅が完成しましたのでご案内します。すべて国産材の、大工による手刻みの家です。合板、新建材は一切使わず、竹を編み、土壁で仕上げました。ご来場をお待ちしています」。

 これは、何度か紹介した元同僚が設計・施工した「土壁の家」完成見学会の案内状の一文で、その見学会は21日で、西岩国の閑静な住宅街に位置する。先日立ち寄ったときは細部のチェックと小さな残工事中で、建築工事中の緊張感とは違い柔らかな雰囲気を感じた。周囲も整理がすすんでおり、見学会近しを思わせる。

 棟梁は「木の家をつくる~土に還る家づくり」をモットーにして仕事をしている。今回も合板を使わず、新建材を使わなない新築の家は、玄関の土間に立つと一瞬、目を見張る人もあろうと思う。そうして、ああ、大昔の家はこうなんだ、祖父や曽祖父の時代の家を思い出し懐かしくなるだろう。そんな日本の家の原点にいざなう作りだ。

 何度か完成見学の案内をもらっているが、たまにではあるが、工事中を継続してみたのは初めて。カンナやノミやノコギリ、曲尺など目にする道具に見とれた。案内状のモノクロの写真が家の落ち着いた雰囲気を醸し出す。ここにも棟梁のこだわりを感じる。見学会の盛会なことを願っている。
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2014年03月17日 | ウオーキング 散歩


 一雨ごとに暖かくなっている。今日、昼間に歩くとうっすらと汗ばむ。最高気温は18度ほどだが陽ざしのせいか体感気温はもっとそれより高く感じる。それでもここち良いのは青空のせいだろう。

 いつも通る道沿いの紫陽花、、高さは2メートルを超えている。その枝からの芽が通るたびに大きくなっていて、すっかり葉の形になった。寒気に耐えていたただの味気のない枝に活力をもたらす自然の姿に感心する。

 季節は新入学生に新入社員など、若者が新しい環境へ出いく。まさに「芽が出る」季節、これからの幸福や成功の機会をつかみ切り開く門出の時期だ。ここまで積み上げてきた自分の努力を称えそれを自信として持ち続けていこう。

 フォーマルウェアを品定め中の母親、その胸の奥にはどんな子供の将来が描かれているのだろうか。芽は植物などの器官に成育する幼い組織という。船出する若者も同じ、旭日昇天の日は続かない。過ぎたるはよくないが適度な保護はフォーマルウェアに手を通す時から始まる。
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ありがたきかな

2014年03月16日 | エッセイサロン


 以下は3月6日、毎日新聞福岡都市圏版に掲載された「記者有情 ありがたきかな」の記事。

 山口県岩国市のtatu_no_koさんから「『はがき随筆』に載る書き方」というB6判の冊子が届いた。4年前まで勤務した山口で、私が月1回連載した随筆の書き方を、パソコンで打ち直し携帯しやすくしたという。
 はがき随筆の掲載作を決める仕事に、10年近く携わった。村田喜代子著「名文を書かない文章講座」を筆頭に、いろんな本を読んだ。それらを基に書いたものだ。tatu_no_koさんは、ポイントを6点にまとめている。(1)テーマを絞って書いているか(2)文の中に「発見」や「思考」があるか(3)序破急の構成がよい……。
 tatu_no_koさんは昨年、新聞掲載100編記念の本を出版した。頭が下がる。それにしても「はがき随筆に載る書き方」とは……。参りました。【元山口支局長】。(注:氏名は変換しています)

 この記事を読まれた福岡県在住の方が私の所属する同好会代表のOさんへ冊子が欲しいと電話依頼、Oさんより連絡をうけ、その方にお送りした。偶然ではあるが私と同じ苗字の方だった。元支局長に紹介いただいただけでも喜んだのに、その余波があるとはもう一度喜んだ。

 「岩国なう」という情報サイトがある。市に関することなら硬軟問わず全国の情報が載る。特に購読紙以外の岩国の記事が読めるのはうれしい。その情報サイトに、冒頭に紹介した記事が載っていたことを偶然見つけた。毎朝、岩国なう、は開いているのに見落としていたようだ。手帳を見ても特にたて込んだ日ではなかった。その日に知っていれば違った対応をしていたかもしれないと思うと、自分に関する大きな見落としを残念に思い、丁寧に見ること読むことを改めて思い知る。冊子をもっと開けという、元支局長の諭しかもしれない。
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泡の味

2014年03月15日 | エッセイサロン
2014年03月15日 毎日新聞「はがき随筆」掲載

 同期との飲み会。「投稿の何が面白いのか」と聞かれ「載るまでのドキドキ感と載った時のうれしさ」と答える。子供ぽいと思ったのか笑われた。

 「そりゃあ経験せん者には分からんで」と付け加え、グラスを空ける。ビールをつがれる。泡が話しかけるようにムクムクと盛り上がる。

 「湧き出る気持ちを飾らずに思ったままの言葉で書く。すると、読んだ人にひと泡ふかせる作品になる」と言う。

 ほろ酔いになった頭が、同好会で学んだ数々を反すうする。ここは宴席、手元にメモがない。ならば泡との会話を忘れまいと一気に飲み干した。うまい。  
  
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午前2時6分 震度4

2014年03月14日 | 生活・ニュース


 異常な音で目が覚めた。と、それは家の揺れによって起きていることが分かった。地震、部屋の中央で一息して様子を見る。揺れは次第に強くなっていく。上下の揺れのように感じるが定かではない。我が家では就寝のとき、万一のときに備えてどの部屋にも豆球を点けている。それがしっかりと役を果たしてくれた。家の中で落ちたり倒れたしないかと音に注意しながら、長い揺れだ、そう思うっているうちにおさまった。

 部屋を回ってみたが異常なし、玄関から外の様子を見るも静かで月が照っているだけで人影などは見えない。さすがNHK、すぐに地震情報がはじまった。震度の大きさと震源の近さにまず驚きながら、津波なしのスーパアーにほっとする。繰り返し流れる発生時の放送局内や街のゆれから、30秒以上も揺れたとことを知る。大きな被害情報のないことにほっとしながら、ようやく始まった民放ローカル局の情報を見る。

 突然、映し出されたのはコンビナートのフレアの3つの炎、相当な勢いで燃え上がっている。緊急停止操作がが上手くいっている、経験から思った。万一、炎でなく東日本大震災時の放射線のように目に見えないものが放出されたら、そう思うと災害に対する企業の防災設備への責任の重さは重大だと改めて思った。

 この地方では13年ぶりの大きな地震という。その地震は強く記憶に残ってい。2001(平成13)年3月24日、瀬戸内海中部上浦刈島の南で起きた芸予地震。M値6.7、死者2人、負傷者288人。岩国市では震度5強だった。このことは2週間と少し前にブログに載せている。瀬戸内は穏やかで住みよい、でも油断をしてはならない、未明の地震は改めて自然の大きな力と強さを教えてくれた。

 嫁から「大丈夫ですか」という問いがあった。
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ごめんなさい

2014年03月13日 | 回想


 予報通り太平洋側は春の嵐、春一番が観測されたところもある。春一番を聞くと思い出すことがある。携帯電話やスマホの今の時代なら決して起きない短い短いお話。それは昭和30年代の中ごろ、春の大荒れの日だった。

 親友のNは終業後に日本でその名を知らない人はいないという有名な人のコンサートに行くことを、付き合っているHさんと約束していた。終業まえから雨足が強くなっていたが、それだけではなかった。退社支度を始めたとき、担当の製造ラインでトラブルが発生。放って帰るわけにはいかない。が、Hへの連絡方法はない。コンサートは途中入場はできない、気になりながらもトラブル処理を終え、会場へ急いだ。といってもバス。

 Hは会場入り口でしょんぼりしていた。遅れた理由などHの中に届くはずがない。ひと口の会話もなく食事を終え、Hをタクシーで送った。車内は暖房でぬくぬく、二人の気持ちには冷たい雨が降りこむ。タクシーを降りるHに見向きもせず、自宅の場所を運転手に告げた。

 「仲直りできましたね」と運転手の声に怪訝な顔したNに、運転手は反対のドアの窓を見るよう促す。外は冷たい雨、車内の暖房で曇った窓に「ごめんなさい」と6文字が書き残されていた。文字の様子から降りる直前に書いたようだ。見ているうちに曇りは滴となって流れ、やがて文字を隠した。奇しくもその日は春一番の吹いた日だった。

 そんなことがあって、しばらくしてNとHは結婚した。二人には本当に春を呼び込んだ一番になった。先日、孫を連れたNに出会った。孫の顔はHによく似ていた。
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さくら近づく

2014年03月12日 | 自然 季節


 国の名勝・錦帯橋周辺と近くの吉香公園には吉野桜が3000本、その美しい景観はTVで全国に届く。民放ローカル局ではこの季節だけの情報カメラを設置し、県内に情報を流す。近くに住んでいても日課として錦帯橋周辺に足を運ぶことはないので、楽しみな映像になる。そのカメラの場所がTVならではの好位置とひとり納得してみている。

 桜は日本の代表的な花だが国花ではない。俳句で花といえば桜の花を指すそうだ。爛漫と咲き誇る桜をたたえた句も多く、古来の人は散り際のよさを称えた。こうして心情としては国花であるが、それを定めたものは無いという。錦帯橋の桜開花予測は3月27日、満開は4月4日という。寒暖差の大きいほど桜は喜んでいい花になるそうだ。さて、予測は当たるか。

 吉野桜より一足早く咲くのが河津桜、近郊で咲くのは車で1時間余のところに2カ所あるり先日その一つを訪れた。その日は桜まつりで、駐車場にテントが何張りも設け出店が並んで賑わっていた反面、急な坂道の片側が臨時駐車場で難儀だった。咲きは満開「弁当を持ってくればよかった」、何人もの見物客が残念がっておられた。人出に驚いたのか、今年はメジロに出会えず残念だった。

 
 吉香公園には日本で2番目に長寿の桜が複数本ある。 その木には由来をなどの説明が掲示され、周囲にはロープが張られ保護されている。幹は剪定され若い枝が勢いよく伸びており、開花が待たれる。ちなみに長寿1番は青森県弘前城公園にあり、その差は4年という。本州の両端に1番と2番というのは何かの縁だろうか。両方とも訪れる人を楽しませてくれるだろう。

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