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北原里英がテレビ東京『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』に出演。(ときめき研究家)

2020-09-12 15:29:58 | ときめき研究家
テレビ東京の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は大好きな番組で、1回も欠かさず観ているどころか、再放送があればまた観るし、DVDに録画保存もしている。
オリジナルの太川陽介と蛭子能収のコンビが最高だったが、25回で降板し、現在は『Z』として田中要次と羽田圭介コンビが出演している。『Z』の当初は真剣さに欠けているのが嫌いだったが、だんだん慣れて来てそれも持ち味だと楽しめるようになった。

この番組の良いところは、仕込みが一切なく、3泊4日で路線バスだけを使って目的地に到着できるかという1点のみを追求していることだ。旅先でのふれ合いやグルメの要素もないことはないが、それはあくまでオマケである。ひたすらバスに乗り、バスがなければ歩き、ゴールを目指す姿がそれだけで面白い。

番組には毎回女性ゲストが1人、「マドンナ」として登場する。3泊4日のスケジュールが取れ、時には過酷な歩きも辞さないので、超売れっ子では無理だ。それでも、これまでかなり知名度のあるタレントが毎回選ばれている。この番組に出演できることは大変名誉なことなのだ。
(元)アイドルで言うと、オリジナルでは芳本美代子、遠藤久美子、森尾由美、新田恵利が出演した。『Z』では大島麻衣が出演しており、元AKBグループでは2人目となる北原里英が先日出演した。一般的な知名度では過去のマドンナたちと比べてやや弱い気もするが、とてもオイシイ仕事だったはすだ。

マドンナには幾つかのパターンがある。
1つ目は、ゴールを目指して非常に積極的に役割を発揮するタイプ。過去では真琴つばさが典型。
2つ目は、逆に「歩きたくない」「お腹がすいた」など我儘を言うタイプ。過去ではさとう珠緒が典型。
3つ目は、そのどちらでもなく、レギュラーの2人にただ付いて行くタイプ。これだとせっかく出演したのに印象を残せない。
実際には、4日の間には3つのパターンが混在して現れるのが普通だ。その時々で気分は変わるし、出演者3人の関係性の中で言動が変わってくることもある。
それで北原はどのパターンだったかと言うと、残念ながら主に3つ目のパターンだった。新潟(NGT48)ではキャプテンだったとか、バス移動も多かったとか、せっかくそういう話題も振ってもらい、「マドンナ」ではなく「キャプテン」と呼ばれていたのだから、1つ目のパターンでグイグイ引っ張って行けばよかったのではないか。

まあしかし、北原本人のキャラクターは、AKBグループ在籍中も含め、それほど強烈な個性を放つものではなかったのだろう。指原莉乃がHKT48に移籍して強烈なリーダーシップとプロデュース力を発揮したのと同じことを、新潟で発揮する機会はあったのだ。もちろん違う形でNGT48への貢献はしたのだろうが、それがどのくらい一般的に認知されているのか心もとない。また、NGT48の近況がああだから、リーダーシップと言ってもあまり強調できない事情もあろう。
象徴的な場面があった。バス停で話を聞いた一般人のおじさんが、「田中さんと羽田さんはわかるけど、失礼だけどあなたは?」と北原に名前を尋ねたのだ。そのシーンをそのまま放送するのもシビアではあるが、北原にとっては自分の現状を再認識し、発奮する材料になったであろう。

これからも大好きなこの番組に、素敵な(元)アイドルが出演することを期待する。
私はずっと前から浦野一美の出演を切望しているのだが、知名度が不足しているだろうか。リーダーシップは存分に発揮できるだろうし、名前を知らないオジサンにはグイグイ自己PRして名前を覚えさせようとするだろう。

(追記)
太川陽介と蛭子能収のコンビが一時期やっていた1泊2日のミニ版には、生駒里奈と松井珠理奈が出演していた。2人のうちでは、生駒は2つ目のパターンで太川陽介を怒らせたりしながら、なかなか頑張っていた。
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