どういう誤解を生むの?米軍もグローバルホークと呼んでいるものをトライトン試作型と呼ぶことで何か物事が明らかになるのかな? https://t.co/4PIvfsw60T
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2019年6月22日
通常のグローバルホークは海洋監視型ではないのですが、BAMS-Dは海洋監視型のデモンストレーターだからです。
— JSF (@rockfish31) 2019年6月22日
これなら専門家以外にはほぼ無意味なこだわり、といった感があるが、さてどうか。
だから海軍向けにカタログ仕様の書き方変えたってことと、現場で領空侵犯するかしないかは別の問題。 https://t.co/rbplEQ8ILD
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2019年6月22日
これでどうだろう。これなら問題点が多少見えるか。少なくとも「海軍向けにカタログ仕様の書き方変えたってこと」という評価は「ううーんむ?」と思えはしないか―陸上用センサーと海洋用センサーって、カタログの書き換え程度の問題なんかな、と、ど素人でも思えはしないか。
仕様通りに海を見張るだけならイランの沿岸ギリギリまで近寄る必要もない。もうすぐ戦争だって言われている時にはギリギリまでやりますしミスもありますし、ミスしたら決して認めずに、準備もなく戦争に突き進むこともあります。それを「偶発的な戦争の危険性」と各国の政治指導者が表現している。 https://t.co/1bxvWFM7Ze
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2019年6月22日
となると、米軍的には『海上偵察だぞ、海上偵察。陸上で何をやっているかは、そりゃあ是非とも明らかにしたいと思っているが、そうはしないという意志表示だからな。実際、陸上までは行ってないだろ?』というメッセージであるかもしれず、この場合なら、ちょっくら領空侵犯しても”重大な信義則違反”とか非難しても無警告撃墜なんてのはナシだろ?と期待していいかもしれない。つーかふつーはそうだろう。
他方、リアル陸上偵察機がのっそり出てきたら、領空侵犯どころか本土上空を我が物顔で飛びまくるぞ、というのが大前提であるわけで、その侵略的意図は明々白々。
だから「グローバルホーク(※核施設とか、陸上の軍部隊の配置の偵察をする気だ―ああ、つまり、そろそろ攻めるからな? しとけよー、覚悟ー。書いとけよー、遺書ー)じゃないからね?」と言っておくべき、ということか。
北朝鮮が弾道弾を打ち上げたときのことを思い起こせばよい。
その飛翔コースだってメッセージのうちだったりする、あるいはそうだと読み取ったりしたはずだ。
これもその一種だというわけだろう。
まあ、米軍広報からして、区別はつけんでいいだろう(機種の区別は報道上問わない―報道すべきは無警告撃墜が問題なんだからな、ってことだぞ)という見解らしいが。
だが、何をしようとしているか、していると想定されるか、というのはチェックポイントだろう。