空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

真っ当なブレーンを持てるかどうか、出会えるかどうか

2020-08-08 12:09:36 | Weblog


 直近の話で言えば、小池氏(緑の方)が当選することになる、そんな理由を非常に強く示唆するコメントである。
 要は「余計なことを(より)しない」「余計なことを(より)しなさそう」。
 なるほど、小池氏は有能とまではいかないのだろう。「自分が目立てばいい」とでも言いたげなパフォーマー政治家では、まあ、あるのかもしれない。
 しかし「三密を避けろ」とか、まあ、それこそ偏差値28でもわかりそうな、というレベルで端的に宜しそうな方向性を、おそらくはまっとうなブレーンの支援の下、示すことはできる。

 自分が賢い、と思った子はしかし、今回のアレのように『僕が正解だとふと思った、そんな内容を心の赴くままに表明しようと思います。きっとこれを府民みんながしてくれたら良い結果がでると思います。だって僕が良いことだと思ったんですし、僕は自分の意見を表明する自由を持つのですから』とやらかす。

 なおかつさらに、それを止めてくれる人がいない。

今の制度がダメなら実現性のある提案をお願いします!

 できれば石鹸を使っての手洗い励行。家の出入り、おトイレのついで…に、去年の自分より1割増しくらいに気を付けるとか。そして洗顔もできれば、なおいいでしょうね。このウィルスは知らぬ間に口に入って―というのが主たる感染経路のようですし、その可能性を減らす洗顔は有効っぽい。つまりそもそも外出・不特定多数との対談をできるだけ避ければよろしい。マスクは、効果は限定的ではあれ、あればあったで感染可能性を一定程度、下げることでしょう。栄養・休息には気を付けて。

 …全く華々しくなく、こんなことを推進しても成果報告書は全く華々しくならず、いちいち言うのもバカバカしいほど基本的なことではあろう。
 でもだって当たり前じゃないか。コロナウィルスだぞ? 根本的には風邪だぞ? 従来、お付き合いがなかったためにいまは人間とウィルスの都合が合わないようだが、本来的には・基本的には従来の風邪(の1/3とか)と同じ種類のウィルスだぞ? 基本的な対応が全く同様になることは当然じゃないか。

 ウィルスが5個あったら感染して死ぬ―だなんて、エボラみたいな話じゃない。飛沫核感染は否定しきれないにせよ、その程度は麻疹の空気感染ほどに強力とは―現状からみて、いえないのじゃないか(もしそれほど強力なら、元気にデモやってた国々では参加者全員の勢いで感染しているだろう)。そして感染したら発症100%なんてことはありえない、ということも現状の知識だ(はっきり風邪と理解できる症状を示すのは―20%くらいなのかな)。

 こうした条件から、対応策ははっきりしている。
 外部との接触を避け、接触点の防疫を実施し、身体の抵抗力を維持増進する。
 で、その「外部との接触点」のひとつたる口腔については判断が難しいところで、身体側の抵抗力に期待すべきかどうかは専門的な判断を要する―ということで。

 そこでスカに出会うと問題だよね、と言われているわけで…
 ―真っ当なブレーンを持てるかどうか、出会えるかどうか。ここらへんがかなーり与野党の差になっているのかもなー、と思える今日この頃である。

 つまりまあ、判断力ばかりはあるがブレーンの選定能力に難があって、ダメな方向へマイナス振り切って突っ走る人を採るべきか、それとも、無策の低能だがよほどのやらかしはまあなさそうだという人を採るべきか―という選択だと思われてるんじゃないの? という。
「密です!」ビームを撃ち放す程度の無能のほうが、「イソジンシャワーで有用細菌まで皆殺し!」みたいなマイナスよりはマシじゃねえの?と思われてるんじゃないの? という。何しろ前者はまだしもプラスが期待できるが、後者は明らかにマイナスだ。



 そーゆーとこやぞ、と…。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メキシコ:炭酸飲料やジャン... | トップ | ネオナチ関連商品を撤去 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事