@cyberxoz2 中川 良二 「なんで大学開催の企業説明会までスーツで出席せねばならないのだろう。講義をスーツで受けるか?」(2011/12/2)
『偉大なる私の偉大なる講義を聴講するからには,聴講する側にもそれなりの覚悟を求める』というスタンスの人はありえないでもない。私自身はそこまで形式にこだわろうとは思わないが,最近は普段着がそんなのになっちゃったからなあ。だから講義も,そこそこの服装で受ける。
さて。
武雄市長物語 震災瓦礫受け入れ提案の見送りについて 2011-12-01 22:52
「そういった中で、絶対に許しがたいことが昨日ありました。それは、1000件の電話やメッセージ等の中に、具体的に、脅迫を伴うものがあったということであります。例えば、こういったのがあったようです。「もし、お前たちが、がれきを引き受けるならば、その苦しみをお前たち職員に与えてやる。あるいは、武雄市が、市民が等しく楽しみにしているいろんなイベントをことごとく妨害する。あるいは、この時点で、九州・佐賀県・武雄市のものを買わない不買運動を呼びかけている輩もいます。特に市民、職員、特に市民の皆様方に危害を及ぼすような予告が先ほどあったように、これは看過し得るものではありません」
テロ予告じゃないですか。
「その一方で、「がれき=放射能」といった風評が蔓延しています。これが、がれき処理が進まない要因にもなっています。情け無いと思います」
ともあれ市長の苦境に同情申し上げる。
コメント欄に『どうしてわが市でなければならんのか』の旨,あったようだが,いや,答えは「どこでもいい」かな。処理能力が間に合うのなら,などといった条件が,あるはあるが。
『じゃあ他の所にやれよ,うちでなくてよ』というなら,まあそれで(一生かどうかは分からないが)生きていけるくらいには,日本(の現状)は豊かだろうから,まあ思想は自由だよねというところだろうか。しかし既に我々は『わがくに』の契約のなかに巻き込まれて存在しているんでなあ。契約の部分的諾否を,あまり恣意的にするのはどーかなーとは思う。
「個人が悲惨な状況に陥ったときに地域社会に頼る権利は,自分が他者にもそうした支援を提供するという相互的な義務の上に成り立つ。しかし,誰にその権利があり,誰がそこからもれるのか。また,誰もがしつでも好きな時に加わったり抜けたりできてしまうと,その保険は永遠に赤字から逃れられないだろう。皆,苦境時には自分も地域社会の一員だと主張し,問題がないときには「私の自由はなにものにも束縛されない」などというだろうから」(ポール・コリアー『民主主義がアフリカ経済を殺す』72f.)。
「個人」「他者」を適宜読みかえればよろしい。
いやほら地方交付税とかいう存在もあるとも聞きますですね,はい。
ですので,日本国の一員である利点を享受しつつ,日本国の一員たる相互扶助義務を果たさないということで非難される余地はあるということに。
河北新報 震災がれき 石巻港に埋め立て 宮城県、護岸整備し処分へ 2011年12月1日
「宮城県は30日、東日本大震災で発生した災害廃棄物の一部を再資源化し、石巻港で埋め立て処分することを決めた。がれきの海面処分が行われるのは初めて。2012年度末までに同港内に護岸を整備し、埋め立てに本格着手する。県によると、護岸は長さ約300メートルで同港雲雀野地区の一角に建設。10.3ヘクタールの海面を締め切り、約100万立方メートルの災害廃棄物で埋め立てる」
石巻ブロックのがれきを一部再資源化,埋め立てに用いる由。
読売新聞 ハンカチ王子の陰にいた未完、広島の育成に 2011年12月2日16時43分
「育成選手として広島への入団が決まった早稲田大学の塚田晃平投手が、来年2月のキャンプに向けて調整を続けている。高校では甲子園優勝に貢献した1学年上の斎藤佑樹投手(日ハム)に、大学では全国から集まった有力選手にマウンドを独占され、ひたすら練習の日々だった。雌伏の時を過ごした未完の大器は「活躍して世話になった人に恩返ししたい」と闘志を燃やしている。(斎藤健二、長田義治)」
未完の大器と言われた人物が広島の育成選手になったというわけだが,記事表題はちょっと理解しにくかったかな。広島の選手育成に関わるのかとか,瞬間,思ってしまった。
『偉大なる私の偉大なる講義を聴講するからには,聴講する側にもそれなりの覚悟を求める』というスタンスの人はありえないでもない。私自身はそこまで形式にこだわろうとは思わないが,最近は普段着がそんなのになっちゃったからなあ。だから講義も,そこそこの服装で受ける。
さて。
武雄市長物語 震災瓦礫受け入れ提案の見送りについて 2011-12-01 22:52
「そういった中で、絶対に許しがたいことが昨日ありました。それは、1000件の電話やメッセージ等の中に、具体的に、脅迫を伴うものがあったということであります。例えば、こういったのがあったようです。「もし、お前たちが、がれきを引き受けるならば、その苦しみをお前たち職員に与えてやる。あるいは、武雄市が、市民が等しく楽しみにしているいろんなイベントをことごとく妨害する。あるいは、この時点で、九州・佐賀県・武雄市のものを買わない不買運動を呼びかけている輩もいます。特に市民、職員、特に市民の皆様方に危害を及ぼすような予告が先ほどあったように、これは看過し得るものではありません」
テロ予告じゃないですか。
「その一方で、「がれき=放射能」といった風評が蔓延しています。これが、がれき処理が進まない要因にもなっています。情け無いと思います」
ともあれ市長の苦境に同情申し上げる。
コメント欄に『どうしてわが市でなければならんのか』の旨,あったようだが,いや,答えは「どこでもいい」かな。処理能力が間に合うのなら,などといった条件が,あるはあるが。
『じゃあ他の所にやれよ,うちでなくてよ』というなら,まあそれで(一生かどうかは分からないが)生きていけるくらいには,日本(の現状)は豊かだろうから,まあ思想は自由だよねというところだろうか。しかし既に我々は『わがくに』の契約のなかに巻き込まれて存在しているんでなあ。契約の部分的諾否を,あまり恣意的にするのはどーかなーとは思う。
「個人が悲惨な状況に陥ったときに地域社会に頼る権利は,自分が他者にもそうした支援を提供するという相互的な義務の上に成り立つ。しかし,誰にその権利があり,誰がそこからもれるのか。また,誰もがしつでも好きな時に加わったり抜けたりできてしまうと,その保険は永遠に赤字から逃れられないだろう。皆,苦境時には自分も地域社会の一員だと主張し,問題がないときには「私の自由はなにものにも束縛されない」などというだろうから」(ポール・コリアー『民主主義がアフリカ経済を殺す』72f.)。
「個人」「他者」を適宜読みかえればよろしい。
いやほら地方交付税とかいう存在もあるとも聞きますですね,はい。
ですので,日本国の一員である利点を享受しつつ,日本国の一員たる相互扶助義務を果たさないということで非難される余地はあるということに。
河北新報 震災がれき 石巻港に埋め立て 宮城県、護岸整備し処分へ 2011年12月1日
「宮城県は30日、東日本大震災で発生した災害廃棄物の一部を再資源化し、石巻港で埋め立て処分することを決めた。がれきの海面処分が行われるのは初めて。2012年度末までに同港内に護岸を整備し、埋め立てに本格着手する。県によると、護岸は長さ約300メートルで同港雲雀野地区の一角に建設。10.3ヘクタールの海面を締め切り、約100万立方メートルの災害廃棄物で埋め立てる」
石巻ブロックのがれきを一部再資源化,埋め立てに用いる由。
読売新聞 ハンカチ王子の陰にいた未完、広島の育成に 2011年12月2日16時43分
「育成選手として広島への入団が決まった早稲田大学の塚田晃平投手が、来年2月のキャンプに向けて調整を続けている。高校では甲子園優勝に貢献した1学年上の斎藤佑樹投手(日ハム)に、大学では全国から集まった有力選手にマウンドを独占され、ひたすら練習の日々だった。雌伏の時を過ごした未完の大器は「活躍して世話になった人に恩返ししたい」と闘志を燃やしている。(斎藤健二、長田義治)」
未完の大器と言われた人物が広島の育成選手になったというわけだが,記事表題はちょっと理解しにくかったかな。広島の選手育成に関わるのかとか,瞬間,思ってしまった。
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