空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

GSOMIA破棄ニュースメモ

2019-08-22 19:40:33 | Weblog


 今朝の段階では、まあ何やかや言っても、継続くらいはするだろう、という観測だったと思うのだが。



 これも、一応の協力関係を維持した上で、その上で明らかにしない領域を問題にしているはずなのだが。




 まさかのGSOMIA破棄。「おいぃぃ?!」と絶叫した私は(今日は一日中、学務業務だったので)状況把握のためにニュースを見ることに。いや、まだ速報段階か。



「安倍は逃げるな!」という非難の言葉をすぐさま思いついたが、いや、これ、逃げていいよなあ…と心の底から同情する。尤も、予測シナリオの一つにはあっただろうし、対応についてはこれから討議するんだろうけど。






 専門家がこの姿である。




 まあその、文政権的理解による「「将来ビジョンの齟齬」が大きい」ということは脇でニュースを見ていても感じとりはできたが、まさか、てんびんにかけるだけでなく、そっちに傾きがあると判断するとは…。



 …対日対応に準じれば、「これが国民の判断です(したがって米国政府は韓国民の判断に従うべきです)」となるが、まあ…なんぼなんでも…。



 …「これほどまでに重い決断を強いた安倍政権がなによりもまして悪い」という主張で、さあ、どこまでつっぱねることができるでしょう…。
 過去の不幸ないきさつにも拘らず、現今の世界の問題に対処するため歩み寄った結果―という位置づけになるはず。それを自ら葬り去った。さらには先に慰安婦合意を事実上の破棄状態にまで至らしめた。これでは、超短期的にはそりゃあ多少の国内政治的な利点があろうが、短期的・中長期的には国際政治的に大問題以外の何ものでもないように思うんだが…。

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