BBC Islamic State 'retreating' in key Syria town of Kobane 15 October 2014 Last updated at 21:09
Islamic StateがKobaneの一部から撤退しているとKurd側が報告するという。ここ最近で、ISは市の20%ほどの支配圏を失っているのだという。それ以前には、市の40%ほどを支配していたとのこと。「今日、YPGはKobaneの東部および南東部で清掃作戦を開始した」。cleaningをする、とはなかなか大したもの。米国側曰く、空爆が集中するにつれ、Kobane周辺ではIS militantsが数百から死亡している。
でまあ、このひとつきほど包囲されても耐えてきたKurdish forcesには楽観的な空気が流れ、数日のうちに市からISを駆逐できるだろうと思っている様子。
BBC Islamic State militants kill two Iraq journalists 14 October 2014
「国境無き記者団」の発表。この4日ほどで、イラク人ジャーナリスト2名が殺害された模様と。
ISは次々西欧諸国のジャーナリストを血祭りにあげ、彼らを自派領域から駆逐した。結果、地元人が記者活動するほかなくなったが、こんどは地元人ジャーナリストも血祭りにあげられたというわけだ。
まあ、ISにとっては、内部事情を外部にさらけ出す、しかも外国人記者へ情報を流す=スパイだ!という理解かと思われる。IS領域内で活動するんだから、ISに忠誠を誓え、と。ソレができないなら敵だ、と。
…メディアの中立性も独立性も認めないわけで、(どこかが)どうかしてると思われる。
BBC Kosovo 'jihad' boy home from Syria after secret operation 16 October 2014
8才の少年が、その意思に反して、ジハーディストの父に連れられてシリアに消えて五ヶ月。母親は息子と連絡が殆ど取れない。そこでコソヴォ当局はトルコ情報機関の助力を得て、この少年を救出した、という。
…ざっと200人ほどのコソヴォ人がシリア・イラクでイスラミスト集団と行動をともにしているという。
一応、親が離婚するなら子がどっちに付くのかは子の意志をそれなりに尊重すべきであるし、子の意志も安全も保障しかねるところにわざわざ連れて行くのも難であるなあと思われる。判断は微妙なところがあるが(米国から日本に連れて行くのでも、その逆でも、どうとでも言えるが)、この場合は、この父親に”勝手に死ね、子を巻き添えにするな”と指導することになろう。うん。しかもこの場合、息子をハイキングにつれていって、モノのついでで国境越えしてシリアまで飛んでる。それはもはや、親とはいえ、誘拐というべきだ。
なお、この親は息子にジハーディストとしての英才教育を直々に仕込んでいたわけではない(それはそれでどうかと思うが)。訓練キャンプに行ったきりだったみたいで、立派な養育放棄といわれる資格がある。
但し、ISはその聖戦士(の卵)たちの子供たちを邪険には取り扱わず、それなりに適切な扱いをした模様。このEricon少年の状態は大過ない模様である―現地のmilitantの家族に養育された様子。
…父親にしても、自分やその妻がそばにいるより、立派なジハーディスト家庭に養育されたほうが正しいと考えたもののようである。それはそれで一種の見識なのだけれど。
BBC Islamic State 'training pilots to fly fighter jets' 17 October 2014
旧イラク空軍将校がISのためにパイロットを養成しているとか。
いやしかし、タミルタイガースの末年を思わせるようなことではある。練度を確保できるのか、パイロットだけじゃなく支援部隊(整備等)も必要だし、捕獲した機体は3機だけのようだし部品供給はどうするつもりなのかマッコイ爺さんの用意はいいのかとか。
…エリア88かよ、と思うと胸が熱くなるが、実際は消耗を恐れて辺境戦線でちまちま運用する以外には使えそうもない。ジリ貧傭兵部隊の姿になるかと思うと、ちと悲しい。
また、イラク軍がティクリート北方・西方に進出し、ISの補給路を遮断したそうな。確かに、政府側のこれまでのこうした作戦は失敗に終わってきたのだろうが、いちいち補給路再奪取作戦を展開しないといけない手間は相当のもの。いつもは政府側に仕掛けている、”相手を苛立たせるちまちました攻撃”を、彼らは領域を確保したことで自分たちが受けなければならない。
で、ISさんはKobane攻防戦でだいぶん疲弊したようですが、お加減いかがでしょうかという感じ。
BBC UK to deploy armed drones against Islamic State in Iraq 16 October 2014
アフガンで使用された「リーパー」無人機。これがイラク・シリアのIS対策に使用されるという。
BBC Iraq crisis: MPs complete anti-IS government 18 October 2014 Last updated at 16:37
防衛相と内相とが決定。挙国一致内閣を演出する機能も持つ。また―バグダッドで自爆テロで23名死亡しているとか。
Islamic StateがKobaneの一部から撤退しているとKurd側が報告するという。ここ最近で、ISは市の20%ほどの支配圏を失っているのだという。それ以前には、市の40%ほどを支配していたとのこと。「今日、YPGはKobaneの東部および南東部で清掃作戦を開始した」。cleaningをする、とはなかなか大したもの。米国側曰く、空爆が集中するにつれ、Kobane周辺ではIS militantsが数百から死亡している。
でまあ、このひとつきほど包囲されても耐えてきたKurdish forcesには楽観的な空気が流れ、数日のうちに市からISを駆逐できるだろうと思っている様子。
BBC Islamic State militants kill two Iraq journalists 14 October 2014
「国境無き記者団」の発表。この4日ほどで、イラク人ジャーナリスト2名が殺害された模様と。
ISは次々西欧諸国のジャーナリストを血祭りにあげ、彼らを自派領域から駆逐した。結果、地元人が記者活動するほかなくなったが、こんどは地元人ジャーナリストも血祭りにあげられたというわけだ。
まあ、ISにとっては、内部事情を外部にさらけ出す、しかも外国人記者へ情報を流す=スパイだ!という理解かと思われる。IS領域内で活動するんだから、ISに忠誠を誓え、と。ソレができないなら敵だ、と。
…メディアの中立性も独立性も認めないわけで、(どこかが)どうかしてると思われる。
BBC Kosovo 'jihad' boy home from Syria after secret operation 16 October 2014
8才の少年が、その意思に反して、ジハーディストの父に連れられてシリアに消えて五ヶ月。母親は息子と連絡が殆ど取れない。そこでコソヴォ当局はトルコ情報機関の助力を得て、この少年を救出した、という。
…ざっと200人ほどのコソヴォ人がシリア・イラクでイスラミスト集団と行動をともにしているという。
一応、親が離婚するなら子がどっちに付くのかは子の意志をそれなりに尊重すべきであるし、子の意志も安全も保障しかねるところにわざわざ連れて行くのも難であるなあと思われる。判断は微妙なところがあるが(米国から日本に連れて行くのでも、その逆でも、どうとでも言えるが)、この場合は、この父親に”勝手に死ね、子を巻き添えにするな”と指導することになろう。うん。しかもこの場合、息子をハイキングにつれていって、モノのついでで国境越えしてシリアまで飛んでる。それはもはや、親とはいえ、誘拐というべきだ。
なお、この親は息子にジハーディストとしての英才教育を直々に仕込んでいたわけではない(それはそれでどうかと思うが)。訓練キャンプに行ったきりだったみたいで、立派な養育放棄といわれる資格がある。
但し、ISはその聖戦士(の卵)たちの子供たちを邪険には取り扱わず、それなりに適切な扱いをした模様。このEricon少年の状態は大過ない模様である―現地のmilitantの家族に養育された様子。
…父親にしても、自分やその妻がそばにいるより、立派なジハーディスト家庭に養育されたほうが正しいと考えたもののようである。それはそれで一種の見識なのだけれど。
BBC Islamic State 'training pilots to fly fighter jets' 17 October 2014
旧イラク空軍将校がISのためにパイロットを養成しているとか。
いやしかし、タミルタイガースの末年を思わせるようなことではある。練度を確保できるのか、パイロットだけじゃなく支援部隊(整備等)も必要だし、捕獲した機体は3機だけのようだし部品供給はどうするつもりなのかマッコイ爺さんの用意はいいのかとか。
…エリア88かよ、と思うと胸が熱くなるが、実際は消耗を恐れて辺境戦線でちまちま運用する以外には使えそうもない。ジリ貧傭兵部隊の姿になるかと思うと、ちと悲しい。
また、イラク軍がティクリート北方・西方に進出し、ISの補給路を遮断したそうな。確かに、政府側のこれまでのこうした作戦は失敗に終わってきたのだろうが、いちいち補給路再奪取作戦を展開しないといけない手間は相当のもの。いつもは政府側に仕掛けている、”相手を苛立たせるちまちました攻撃”を、彼らは領域を確保したことで自分たちが受けなければならない。
で、ISさんはKobane攻防戦でだいぶん疲弊したようですが、お加減いかがでしょうかという感じ。
BBC UK to deploy armed drones against Islamic State in Iraq 16 October 2014
アフガンで使用された「リーパー」無人機。これがイラク・シリアのIS対策に使用されるという。
BBC Iraq crisis: MPs complete anti-IS government 18 October 2014 Last updated at 16:37
防衛相と内相とが決定。挙国一致内閣を演出する機能も持つ。また―バグダッドで自爆テロで23名死亡しているとか。
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