空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

アフリカでの国連軍展開―スーダンとコンゴ民主共和国の話

2007-08-01 19:33:16 | Newsメモ
 今回は備忘録。メモしておきたい2件とも,ちょっとgoogle先生に聞いたら,日本語報道は既にあるようですし,訳をつける意味も要約する意味もないですよね。

BBC news, Africa Sudan 'will support Darfur force' Wednesday, 1 August 2007
 26000名からなる平和維持軍(AU軍含む)がスーダン,ダルフールに展開する運びに。歴史的な成果だといえばそのとおりだが,任務は限定的。あまり多くを,そんなに早期に期待してはいけません。

BBC news, Africa Shock at sex crimes in DR Congo Monday, 30 July 2007
 はい,コンゴのえぐい話です。…まあダルフールは世界中が注目する場所ですから,あんまり酷いこともできないでしょうね(と思っておくことにしよう)。
 今回,記事の訳も要約もあまりしたくないのは,この記事のせいなんですよね。こんなの訳した日には,キッズgooに載せてもらえなくなっちゃいますっ(注:今もだめ)。

 なんといいますか,内容は―『こんなの商業レベルで出した日には,商売にならないどころか会社ごと潰されちゃいます』みたいなもので,いや,事実は小説より奇なりとはよくいったものです。
 アニメやマンガなんかに規制かけるくらいなら,現実を禁止したほうがいいんじゃないかなーと思うほど。うわ私,かしこーい。

 ああそれと物のついでに毒を吐いておきましょう。
 国連の軍隊に過大な期待(非常に控えめな表現)を持っている人が稀に見られますが,とりあえずせめて新聞くらいは読んでおくと,人に笑われずに済むんじゃないかなと思うの。NHKのニュースでも,まあ見ないよりはいいんじゃないかな,かなっ。

 何軍をつくろうが,結局その中の人は人間以外ありません。その,歯車が狂ったときにやる事は,まあ予想がつくもので(どこまでひどいかは底なしですが)…わりと「しつけ」のいい方と思われるアメリカ軍ですらあのざまです。ひどい軍隊の場合は,逃亡難民狙撃大会とかしますけど(平時に)。

 や。こんな毒を吐くのも,げんなりする主張を見たからでして…深淵を覗くと…すごいものが…。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソマリア:反政府勢力の攻勢... | トップ | ソマリア:バイドア議会でゲ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Newsメモ」カテゴリの最新記事