空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

アルシャバブ/アルカイダが「民間人」の首級2をあげる

2011-06-29 13:00:00 | プントランド関連
 プントランドでアルシャバブが民間人2名の首級をあげたという:

Garowe Online Somalia: Al Shabaab terrorists ‘behead two civilians’ in Puntland Jun 28, 2011 - 8:29:53 AM

 behind two civiliansとか空目して,『へーどんな勢力家を動かしてたんだろー』とか思ったら首切りだったという。

 プントランド警察・Mohamed Said Jaqanaf大佐(警察副長官)がBBCに語るところでは,犠牲者のうち一名Mahad Mohamud Faraqleの身元を確認したという。

「我々は,第二の犠牲者についても,氏族については承知している―Mahad Mohamud Faraqleはプントランド警察に,2011年6月23日に拘束され,尋問されたのだ。我々は,この彼がこの25日に首を切断されたものと信じる」。

 現場はボサソと南部郊外を結ぶハイウェイ沿い。

 警察大佐は,犯行のは意義にはGolis山地に潜むアルシャバブ系武装組織があるものと語る。しかし首切断など,これまでプントランドで聞かなかった手口だ。これに関して,大佐は,イェメンに根拠を置くアルカイダ系テログループの関与を示唆するのである。

 アルシャバブが首なし死体を,軍服を着せて道路脇に放置し,もって民間人に見せしめにしようとしたものと分析者のコメントがある。この点,大佐は,この犠牲者両名は軍人ではないと主張する。すでに個人ないし所属氏族は明らかで,彼らはボサソでパートタイマーをしていたという。

 なお,軍服着用をめぐって,様々な憶測が乱れ飛んでいたりするみたい。反プントランド・サイトでは,false reportsを出して犠牲者の写真を掲載していたりするという。

 とりあえずメモのみ。
 ともあれ,プントランドで首ちょんぱ事件がでちゃったこと,これは最近の流れでは大変異例な,ショッキングなことですねえ。

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