ナイジェリア：Boko Haram掃討，汚職議員摘発，放置飛行機処理

BBC Boko Haram crisis: Nigeria raids 'kill 17 militants' 1 February 2013 Last updated at 17:46 GMT

　ナイジェリア軍はBorno州で作戦。Boko Haramの訓練キャンプ2つを摘発。Boko Haramの17名を殺害し，軍側の損害は前哨戦による死者1名。

　軍側はヘリ・ガンシップを持ち出した（…そりゃBoko Haram側は勝てないわな）。

　キャンプは，Bornoの森林地帯ないし狩猟区にあり，要塞化されており，武器庫もあり居住区もあり薬屋さんも食堂も車両基地もトイレも給水ポイントも設置されてる，そーとー本格的なものであったそう。


　ナイジェリア内政のお話を少々メモ：
BBC Nigerian Farouk Lawan charged over $3m fuel scam 'bribe' 1 February 2013

　Farouk Lawan議員が，石油会社の社長さんに”汚職調査リストからはずしてほしければちょーっと『誠意』をみせてもらおうかー？”とやって，お金を受け取り，摘発されたというお話。

　相手方のOtedola氏は，Goodluck Jonathan大統領の盟友で与党の重要なスポンサーの一人とか。


BBC Nigeria 'plane graveyard' cleared 31 January 2013

　ナイジェリア各所の空港で，永くは8年も放棄されて放置された飛行機群を処理する動き。航空の安全を守るためもあり，また，環境的な意味もある―空港脇に放置されたそれらは，まあ爬虫類（そのほか）の楽園にもなりかねないので。

　お国がするべき理由としては，それらの持ち主が既に破産していたりするからである。

　例としては2005年10月に起こった飛行機事故が挙げられている。Bellview Airlinesの飛行機が事故を起こし，117名が死亡。同社は破綻し，残余の2機はMurtala Muhammed空港に放置されたままとなった。

　そうして合計65機（以上）が放置されてきた，というわけだ。