読売新聞 狙いは集団・集合写真か…蔵書切り取り11県に 2017年05月12日 10時24分
「公立図書館で所蔵する学校の記念誌が切り取られるなどの被害が、全国で11県に及んでいることが11日、読売新聞の取材でわかった」
「主に学校の記念誌に掲載された集団・集合写真が狙われており、全国の図書館の約8割が加盟する日本図書館協会(東京)は同日、全国約3200の公立図書館を対象に被害の有無について調査を始めた」
ここで「11日、読売新聞の取材でわかった」とあるが、
産経新聞 富山で新たに被害4冊、図書館の学校史引きちぎり 集合写真目的か 2017.5.9 13:48
「愛知、石川など6県の図書館で学校史や記念誌の一部が切り取られる被害が相次いでいる問題で、新たに富山県内の市立図書館3館で、学校史など4冊の計14ページが引きちぎられるなどしていたことが9日、各図書館への取材で分かった」
などとあり、読売新聞の「取材」は、要は各図書館等の広報データを集計するところにあるもののようである。
朝日新聞 学校史、各地の図書館で切り取り 182冊、全国調査へ 杉浦達朗、後藤隆之2017年5月11日05時29分
「報道や各県の発表で9日までに被害が見つかったのは愛知、岐阜、三重、富山、石川、福井の6県。各県の県立図書館に取材したところ、2015年以降で少なくとも計182冊、1556ページの被害が確認された。最も被害が多かったのは福井県立図書館の93冊786ページだった。刃物のようなもので写真が切り取られたり、ページごと手で引きちぎられたりと、手口は様々だった」
河北新報 <図書切り取り>秋田の他48館は被害なし 2017年05月12日金曜日
「秋田県立図書館(秋田市)が所蔵する学校誌の一部が切り取られているのが見つかった問題で、県図書館協会事務局の同館は11日、県内の他の公立図書館48館では同様の被害が確認されていないことを明らかにした。
県立図書館は10日、県教委の依頼を受けて、48館に対して被害の有無を調査するよう指示していた」
既に永く(数年にわたり)問題とされてきたことであり、新聞の言う「(自社)新聞の取材でわかった」という表現は、なあ…という一例ではあろう。
もっとも、オリジナリティの高いものだと、著作権が(強く)発生するだろうが。そこまでのものを毎日出せ、というのも無茶な話だが。
ともあれ、単に現実に不満を持つ者のやつあたり程度であれば、これほど広範に、しかも同時期に起こるものかどうか。ネットを介して”同好の”者たちが同時多発的に行い、ウラで成果を自慢しあう…という筋もないではない。また、そうした動きに連動して諜報的目的で情報収集する…というのもスパイ小説よりの面白い想定だ。
「公立図書館で所蔵する学校の記念誌が切り取られるなどの被害が、全国で11県に及んでいることが11日、読売新聞の取材でわかった」
「主に学校の記念誌に掲載された集団・集合写真が狙われており、全国の図書館の約8割が加盟する日本図書館協会(東京)は同日、全国約3200の公立図書館を対象に被害の有無について調査を始めた」
ここで「11日、読売新聞の取材でわかった」とあるが、
産経新聞 富山で新たに被害4冊、図書館の学校史引きちぎり 集合写真目的か 2017.5.9 13:48
「愛知、石川など6県の図書館で学校史や記念誌の一部が切り取られる被害が相次いでいる問題で、新たに富山県内の市立図書館3館で、学校史など4冊の計14ページが引きちぎられるなどしていたことが9日、各図書館への取材で分かった」
などとあり、読売新聞の「取材」は、要は各図書館等の広報データを集計するところにあるもののようである。
朝日新聞 学校史、各地の図書館で切り取り 182冊、全国調査へ 杉浦達朗、後藤隆之2017年5月11日05時29分
「報道や各県の発表で9日までに被害が見つかったのは愛知、岐阜、三重、富山、石川、福井の6県。各県の県立図書館に取材したところ、2015年以降で少なくとも計182冊、1556ページの被害が確認された。最も被害が多かったのは福井県立図書館の93冊786ページだった。刃物のようなもので写真が切り取られたり、ページごと手で引きちぎられたりと、手口は様々だった」
河北新報 <図書切り取り>秋田の他48館は被害なし 2017年05月12日金曜日
「秋田県立図書館(秋田市)が所蔵する学校誌の一部が切り取られているのが見つかった問題で、県図書館協会事務局の同館は11日、県内の他の公立図書館48館では同様の被害が確認されていないことを明らかにした。
県立図書館は10日、県教委の依頼を受けて、48館に対して被害の有無を調査するよう指示していた」
既に永く(数年にわたり)問題とされてきたことであり、新聞の言う「(自社)新聞の取材でわかった」という表現は、なあ…という一例ではあろう。
もっとも、オリジナリティの高いものだと、著作権が(強く)発生するだろうが。そこまでのものを毎日出せ、というのも無茶な話だが。
ともあれ、単に現実に不満を持つ者のやつあたり程度であれば、これほど広範に、しかも同時期に起こるものかどうか。ネットを介して”同好の”者たちが同時多発的に行い、ウラで成果を自慢しあう…という筋もないではない。また、そうした動きに連動して諜報的目的で情報収集する…というのもスパイ小説よりの面白い想定だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます