空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みてたきじめも(2012-06)

2012-06-16 21:24:45 | Weblog
 仕事でミャンマーの事情まで調べないといけないことに(6/11憶え書き)

読売新聞 橋下氏「停電リスクに怖気づいた」と再稼働容認 2012年6月8日23時18分

大阪市の橋下徹市長は8日の記者会見で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働を容認した理由について、「停電のリスクにおじけづいたところはある」と説明した。計画停電が実施された場合の市民生活への影響を担当部局に検討させたことを明らかにしたうえで、「病院はどうなるのか、高齢者の熱中症対策はできるか。そう考えると、原発事故の危険性より、目の前のリスクに腰が引けた」と述べた

 いや再稼働反対する前に気付きなさいて。”計算上原発なしでも間に合う”程度のぎりぎり運転じゃあ,どこかスカ打った時点で予期しない範囲がブラックアウトだ。


河北新報 原発事故後流産増えず 福島県が妊産婦を調査 2012年06月13日水曜日

昨年3月の原発事故当時に妊娠中で母子手帳の交付を受けた妊婦のうち、非出産率は2.4%にとどまった。同大の藤森敬也教授によると、原発事故前の2010年の非出産率は2.9%で事故前後で統計的な有意な差はないという。事故当時の非出産率の内訳は流産1.5%、中絶0.4%、死産0.5%だった
調査は10年8月~11年7月に県内の市町村で母子健康手帳を交付された妊婦1万5957人を対象に実施。回収率は57%だった

 まあ有意な差がでるほどの汚染じゃなかろうという当初の予想を裏付ける数字ですよね。
 一方,諸種のストレスがあったろう,それの影響はということを思いますと―だって強制避難地域にだって妊婦さんはいたはずで,ほとんど何も分からぬままあれよあれよと鉢植えのようにあっちへ行かされこっちへ行かされ―そのストレスは如何ほど,と思ったのですが,

 それも統計に出るほどの差をもたらしはしなかったというわけだろう,うん。
 いやまあ,やっぱり原発は田舎に立地してるんだよなあという気が。


毎日新聞 小沢グループ:「数の力」頼みに焦り 2012年06月15日 02時06分(最終更新 06月15日 08時14分)

首相は自民党との協力にかじを切り、21日の会期末までの衆院採決に突き進む。採決を先送りさせ、9月の代表選で野田佳彦首相の退陣を迫るグループの基本戦略は破綻しつつある。グループ幹部は「誤算だった。自民党がここまで妥協するとは思わなかった」と語る

 しかし与党時代,審議を進めるために野党案(民主党案)をほぼ丸のみした実績があったはずだ,自民党(それでどうしても審議を遅らせる必要があって,民主党は民主党案に反対するという斜め上ブーメランをやらざるを得なかったことが)。相手の出方を読み間違えたってことですかねえ,これ。


BBC Saudi activist urges king to relax women's driving ban 13 June 2012

 サウジ。女性団体が国王に,(外国の)運転許可証を持つ女性に自動車の運転を認めるよう請願のお手紙を。


BBC Raids strike al-Qaeda bases in Yemen 13 June 2012

 イェメン。政府側(一部米国のdrone攻撃含む)攻勢。さしあたり公的機関筋のいうところでは9名殺害。その他報告によれば反乱側の損失は30ほどかとか。


Al Solito Posto...in Rome アッピア旧街道 2006年 10月 14日

アッピア旧街道には、ローマ人が舗装した道が今でも見られる。馬車の轍の後までしっかり残っている

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