空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

同病相哀れむ話を一件:

2015-11-18 22:45:26 | Weblog
 

 分野の選択じゃないですかね、と思ったら、たぶん木村先生が若い頃はここまで著名になったりする予定のある分野じゃなかったんじゃないかという反論をおもいついた。とりあえず、分野選択時には、ヘイトまみれの一般人に粘着されるような可能性がぶっちぎりで広がる予定まではなかったんじゃないか。

 …時代の流れが悪かったんじゃないですかねえ…。

 …私の分野はそうならないようにと願うばかりである。

 なお同じ「枠」でも、細目でウケがよかったりわるかったりということがある。私は地味なところからスタートしたので静かな学者生活を送るつもりだったのだが、世の中の流れが”外部研究費を取ってこないと研究させてやらない”というものになり、止むを得ず、ウケがよい領域に手を出した。

 すると認知が上がって、見知らぬ先生から突然抜き刷りを送られるようなことが起こったりする。いやまて先生、アナタ、いままで私とまったく接触ないし、というかアナタは私が生まれる前から学者やってんじゃないか、勘弁してよ…!

 …しかしそれだけのお歳でなお生産力があるというのは大したものだ。(これから展開する)新動向にはついていけるかどうか、わりと怪しいが。ここは旧世代の仮説を速やかに論証したり殲滅したりして、後世畏るべしと思っていただくというのが学恩へ報いる道と思われる。



 私は法学部ではないのでここまでではないが、まあ教員の趣味なんだろうとかと片付けられることは同様。理系のひとが「でもそれ、いいかわるいかでしょ?」と皮膚感覚的に物事決めようとしてくるのにどう答えたものだろう、とか思わされたりもする。



 こ れ は よ く わ か る。
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