というより、そもそも自分の予定では大学教員とは、こんな仕事じゃなかった筈だった。自宅や研究室でゆっくり本を読んで、気が向いたら論文書いて、可愛い大学生と戯れれば済む筈だった。一体、どこで間違ったのだろうか。
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2015, 11月 18
分野の選択じゃないですかね、と思ったら、たぶん木村先生が若い頃はここまで著名になったりする予定のある分野じゃなかったんじゃないかという反論をおもいついた。とりあえず、分野選択時には、ヘイトまみれの一般人に粘着されるような可能性がぶっちぎりで広がる予定まではなかったんじゃないか。
…時代の流れが悪かったんじゃないですかねえ…。
…私の分野はそうならないようにと願うばかりである。
なお同じ「枠」でも、細目でウケがよかったりわるかったりということがある。私は地味なところからスタートしたので静かな学者生活を送るつもりだったのだが、世の中の流れが”外部研究費を取ってこないと研究させてやらない”というものになり、止むを得ず、ウケがよい領域に手を出した。
すると認知が上がって、見知らぬ先生から突然抜き刷りを送られるようなことが起こったりする。いやまて先生、アナタ、いままで私とまったく接触ないし、というかアナタは私が生まれる前から学者やってんじゃないか、勘弁してよ…!
…しかしそれだけのお歳でなお生産力があるというのは大したものだ。(これから展開する)新動向にはついていけるかどうか、わりと怪しいが。ここは旧世代の仮説を速やかに論証したり殲滅したりして、後世畏るべしと思っていただくというのが学恩へ報いる道と思われる。
わりと手間をかけて作ったノートで話した通史を「教員の趣味」と言われて以来、権威ある出版社の教科書に頼ることが多くなったYO!講義を公務員試験対策の一環と考えてる学生が多い法学部だとそうなっちゃうんだYO!
— daisuke odagawa (@odg1967) 2015, 10月 18
私は法学部ではないのでここまでではないが、まあ教員の趣味なんだろうとかと片付けられることは同様。理系のひとが「でもそれ、いいかわるいかでしょ?」と皮膚感覚的に物事決めようとしてくるのにどう答えたものだろう、とか思わされたりもする。
歌い手「下手だけど聴いてください」
ぼく「下手なら歌うな」
絵師「落書きでお目汚し失礼します」
ぼく「なら見せんな」
教授「この分野は専門外なので教えて頂きたいのですが?」
ぼく「許して。殺さないで。」
— 4歳 (@Keemia37) 2015, 10月 7
こ れ は よ く わ か る。
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