なんか多田等観『チベット』(岩波新書)が復刊されたらしい。いや私は旧版を持っているんですが,ちょっとあんまり触るには怖い感じではある。新規に買うのもよいかもしれない。
あとこれも面白いかも:山田肖子「アフリカのいまを知ろう (岩波ジュニア新書 (588)) (新書) 」
あんそく『やる夫で学ぶヴィクトリア朝イギリスの生活・最終章』から:
ケロウ・チェズニー『ヴィクトリア朝の下層社会』
角山 栄, 川北 稔『路地裏の大英帝国』
ヘンリー・メイヒュー『ロンドン路地裏の生活史(上下)』
クリスティン・ヒューズ『十九世紀イギリスの日常生活』
ダニエル・プール『19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう』
スティーブ・ジョーンズ『鍵穴から覗いたロンドン』
_ -―´ ̄ ̄ ̄`ヽ、
,/ ,===''⌒''== 、、
/ ,= ヽ それにしても、あのエンディン
/ ,=' _ ∧_ _,, グは ちょっと強引じゃない
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ ですか?
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 翠星石みたいな階級の人が
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ あんなにうまく立ち回っていく
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ なんてさすがに考えにくい
r" | |{i t _ / ですぅ
( =‐' | | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
ゝ-' // i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
なのですよねー…。なんで紛争地帯とかの回復が遅いかって,深刻など貧困層はそこから脱出するための様々な要素を持たない/持てないからなのですよねー。
勿論,たまに大天才がいたりするのは否定しませんが,それほんと例外。天才が花開けるかどうか―それも疑問。生活に潰されますよ,普通。
ほかに,社会運動のためみんなを組織できるかどうか―「組織される」というのも,ある意味,才能とか訓練の賜物だったりするですよねー…。
…インドの右派運動(すごい大雑把な説明)の一つの重要な活動は,"ラジオ体操"をすること,だそうですよ? つまり,『みんながおんなじうごきをする』訓練。それも一つの訓練の所産であり,大切な市民的財産なのですよー…。
>2008-09-16 21:48:22
>>それも一つの訓練の所産であり,大切な市民的財産なのですよー
>なお脊椎反射的にそーいう訓練を「市民を軍隊に適応させる云々」いう人がありそうですが,産業するにも前提ですから。
>前近代だと,仕事歌とか使うですけど,結局人間はなんらか規格化されなきゃ社会>生活成り立たないですよ,きっと。止むを得ないことだと思うです。
と昨日のメモに書いたのですが。
インドの右派運動云々のネタ元開示:中島岳志「現代インドにおけるヒンドゥー・ナショナリズム運動 ―サバルタンの状況応答的エージェンシーとアイデンティティ・ポリティクス―」『共同研究 多民族社会における宗教と文化』NO.8 2004年度,宮城学院女子大学キリスト教文化研究所
『軍隊,ダメ』みたいな空気が漏れ出てくるんですが,「国民」の均質化というのはある程度はやはり,止むを得ないところかとー。
-----
佐藤次高『マムルーク : 異教の世界からきたイスラムの支配者たち』東京大学出版会,1991年。あいや,読んで面白かったから。マムルーク戦士の個々の事例なんか描写されてるのだけど,そんな情報,滅多なことでは知ることができなさそうな気がするし。
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私市正年『北アフリカ・イスラーム主義運動の歴史』白水社,2004年。マグリブのイスラム運動について詳論。図書館で半分ほど読んだが返却してしまった(時間が無い)。いつか私費で買って置こう。
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松本 仁一『アフリカ・レポート ―― 壊れる国,生きる人々 ―― 』岩波新書,並製・224頁
,定価 735円(本体 700円 + 税5%),2008年8月20日,ISBN978-4-00-431146-1 C0236…をメモしたこの記事初版は2008-08-24 13:25:35なのだが随時追加。
あとこれも面白いかも:山田肖子「アフリカのいまを知ろう (岩波ジュニア新書 (588)) (新書) 」
あんそく『やる夫で学ぶヴィクトリア朝イギリスの生活・最終章』から:
ケロウ・チェズニー『ヴィクトリア朝の下層社会』
角山 栄, 川北 稔『路地裏の大英帝国』
ヘンリー・メイヒュー『ロンドン路地裏の生活史(上下)』
クリスティン・ヒューズ『十九世紀イギリスの日常生活』
ダニエル・プール『19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう』
スティーブ・ジョーンズ『鍵穴から覗いたロンドン』
_ -―´ ̄ ̄ ̄`ヽ、
,/ ,===''⌒''== 、、
/ ,= ヽ それにしても、あのエンディン
/ ,=' _ ∧_ _,, グは ちょっと強引じゃない
/,,_ {i ,~ ~ /´ ハ^、_ ですか?
ヽi} / / / ヽ_/ ヽ__,,\
{ | _|__,,/ /  ̄ \ヽ 翠星石みたいな階級の人が
ヽ | _|∠_// ┬―ゥ ヽ あんなにうまく立ち回っていく
|`、ヽ.__ノ ヽ-‐' _/ なんてさすがに考えにくい
r" | |{i t _ / ですぅ
( =‐' | | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| |
ゝ-' // i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
r、 //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
なのですよねー…。なんで紛争地帯とかの回復が遅いかって,深刻など貧困層はそこから脱出するための様々な要素を持たない/持てないからなのですよねー。
勿論,たまに大天才がいたりするのは否定しませんが,それほんと例外。天才が花開けるかどうか―それも疑問。生活に潰されますよ,普通。
ほかに,社会運動のためみんなを組織できるかどうか―「組織される」というのも,ある意味,才能とか訓練の賜物だったりするですよねー…。
…インドの右派運動(すごい大雑把な説明)の一つの重要な活動は,"ラジオ体操"をすること,だそうですよ? つまり,『みんながおんなじうごきをする』訓練。それも一つの訓練の所産であり,大切な市民的財産なのですよー…。
>2008-09-16 21:48:22
>>それも一つの訓練の所産であり,大切な市民的財産なのですよー
>なお脊椎反射的にそーいう訓練を「市民を軍隊に適応させる云々」いう人がありそうですが,産業するにも前提ですから。
>前近代だと,仕事歌とか使うですけど,結局人間はなんらか規格化されなきゃ社会>生活成り立たないですよ,きっと。止むを得ないことだと思うです。
と昨日のメモに書いたのですが。
インドの右派運動云々のネタ元開示:中島岳志「現代インドにおけるヒンドゥー・ナショナリズム運動 ―サバルタンの状況応答的エージェンシーとアイデンティティ・ポリティクス―」『共同研究 多民族社会における宗教と文化』NO.8 2004年度,宮城学院女子大学キリスト教文化研究所
『軍隊,ダメ』みたいな空気が漏れ出てくるんですが,「国民」の均質化というのはある程度はやはり,止むを得ないところかとー。
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佐藤次高『マムルーク : 異教の世界からきたイスラムの支配者たち』東京大学出版会,1991年。あいや,読んで面白かったから。マムルーク戦士の個々の事例なんか描写されてるのだけど,そんな情報,滅多なことでは知ることができなさそうな気がするし。
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私市正年『北アフリカ・イスラーム主義運動の歴史』白水社,2004年。マグリブのイスラム運動について詳論。図書館で半分ほど読んだが返却してしまった(時間が無い)。いつか私費で買って置こう。
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松本 仁一『アフリカ・レポート ―― 壊れる国,生きる人々 ―― 』岩波新書,並製・224頁
,定価 735円(本体 700円 + 税5%),2008年8月20日,ISBN978-4-00-431146-1 C0236…をメモしたこの記事初版は2008-08-24 13:25:35なのだが随時追加。
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