空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

安倍氏没後一年を過ぎたが

2023-07-09 20:46:52 | Weblog
 なおも「安倍が…」と難ずる向きはたまに見られる。戦後史上に相当のインパクトのある大政治家と言わざるを得ない、そんな傍証ではある。
 さて



 何をして「本心から」というかは定義と程度の問題が入ってくるだろうが、拉致被害者問題で数十年分のメンツを潰された―という点では旧社会党系統の人たちはそりゃあ「本心から」恨む筋があろう。真剣にメンツが立たなくなった点があり、その限りについては同情する。党中央の指示に付き合わされた中堅構成員以下の人たちについてはほんと同情する。



 この点だが、借り物の怒りを纏うに至った理由と言うのがあろうと思われ、それはその当人にとっては本質的な憎悪・敵意の理由であると、主観の差を認めてはどうか。

 私のところに延々と反アベ憎悪方法指導に来ていた老人は、安倍政権発足当初は「アベノミクスのウェーブに乗って俺も(ケチられた)退職金を倍返しだ☆」という感じに株・為替取引にのめりこんでいたものだった。それが反アベ憎悪促進・宣伝に力を入れ(つつ、私に博打のタネ銭をタカ)るようになったのは、退職金を半分ふっとばしてからだ。

 半分、というのは当人の申告であって、実際はどうかは知らない。

 つまりこの老人の場合、反アベになった根本的理由は「東北大理学部・理論物理学博士が考案した必ず儲かる投資理論に経済を従わせることができない低能・低学歴=安倍」への怒りである、と理解できる。

 恐らくそういう、個人的・根源的な怒りがあり、それに「適切な」「倫理的な」方向性を与えたのがそこらのいわゆる知識人、という訳なのでは。



 ああ、そういえば立正佼成会のひとも延々反アベやってたな。こちらは思想的な理由などによるわけか。

 あるいは。うちの会長先生に頭下げに来ていたくせに―メシ、食わせてもらってたくせに―と政治家の悪口を言うのが常であったことから推して、さらにひねくった理解があった可能性もある。

 先日、ソマリア人が日本に来て広島・長崎・原爆ボカン!とかやって遊んでたことがあった。
 彼は米国籍を持つのかもしれないが、ファシスト国家・大日本帝国を打破したのは彼ではなく、WWII時代の米国民たちだ。戦後遥か過ぎて生まれた・米国に移住した(だろう)彼には、あの当時の彼らの業績を直接誇る義理の筋がない。「米国人である」という共通項で他人の業績を己のもののように偽装して、誇るどころか他人を侮辱するタネとして濫用しているわけだ。

 それと同様、「うちの会長先生」に頭を下げた政治家たちが誰に頭を下げたのかを理解していないのではあるまいか。君にではないぞ?というわけなのだが。

 まあ、下積み時代の無様なザマを知っているひとを、のちに大成したからといって素直に尊敬するとか、まあ難しいもんではあろうが。しかしそういう嫉妬だのなんだのをもろりと露呈するのもあまり褒められたものではない。

 まあ、ついでに過去記事メモ。



 …まあねえ。



 さすが、いう事が違います! 販促員にさえもカネを出さないところは連座の恐れはないでしょうからねえっ! …という嫌味も言いたくなるぞ、ちょっと。

 他責の論理の例をひとつ。



 籠池案件のメモ。



 さて沖縄の知事が外遊して、ノリノリで沖縄舞踊をしていたのをネットにアップしたとかいう件について。



 同様にコロナ禍のなか、感染者増大に悩む県の知事として。最大級の観光名所・文化的遺産たる首里城の再建に必要という材木の調達が難航するに至ったことについて―なんか台湾が「提供、ちょっと差し止めちゃうねっ! 理由は不明だよ! ちょっとタイポで自明だよって書きかけたけど!」みたいな態度をとっているそうですが。







 首長として沖縄の振興に責任を持ち、成果が問われるわけである。
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