BBC Mexico gang members 'admit killing missing students' 8 November 2014 Last updated at 04:57
先日来チェックしている、メキシコでの教育大学学生集団行方不明事件。ギャング・メンバー3名ほどが供述するところによれば、警察から引き渡された者たち(その時点で窒息死していた者15名あり)を撃ち殺し、死体全てを焼いた、という。
タイヤそのほかにより、14時間かけて焼いたそうな。そうしてダンプトラックに載せて、Coculaなるところのゴミ捨て場に捨ててきたとのこと。
あるいはまた、焼いた死体は後に砕いて袋に詰めて川に捨てたとも。
…学生たちの家族によれば、学生たちが行方不明になった近くの川筋で死体入りの袋6つを回収したそうで…Murillo検事総長としては、焼かれた死体の身元を確認するのは困難であり、DNAテストで身元確認ができるまで、学生たちは行方不明と見做すとのこと。
……すると、先日の、mass graveで見つかった死体たちは本当にこの学生たちでは な い 可能性があったりするわけだ。まあ「そういうこともあるよね☆」的な土地柄ではあるにせよ、ほんとうにろくでもない。
DNAテストはオーストリアでなされているそう。学生たちの家族(の一部)は、連邦政府(の警察)の仕事にも不信感を持つようで、こうした「幕引き」に「見え透いたやり口blatant way」と非難する。
BBC Arrests in Mexico after protests over student deaths 9 November 2014 Last updated at 21:26
メキシコ・シティで、上掲事件に対する学生のデモ行動。大統領官邸へ押しかけてメインドアを焼くやらスローガンを壁に書き付けるやら。学生14名が逮捕される。
…GuerreroのIgualaでならそれも納得だが(現場だ)、メキシコ・シティの連邦政府は、今回の件では解決・解明のために頑張ってくれたほうだから…学生の親御さんたちは、連邦の兵隊さんの護衛つきでわが子探しをしたわけだから…。
なお大統領は日曜、中国およびオーストラリアへ外遊に出発したそう。国内でこんな大事件があるのに、なんで外国に行くんだ!ということで、大統領への批判が巻き起こったわけだ。
根本的には同意するのだが、今、我々に問われているのは『役に立つと証明して見せろ。お前は本じゃなく、人間なんだから、アクティヴィティだのなんだのという言葉を理解できるだろう』ということなのだろうなあ、とか。
誰にでもできることではないし、タイミングというものももちろん関わるので、『いますぐ、全員がだ』というのは無茶なのは認めてもらわなければならないが(とあるところではその「役に立つ」で最も説明不要っぽい○学部出身の人々がむしろ、わりと科研費も外部資金も共同研究もなさらなくてですね)―誰も彼もが『いつか時が来れば動き出す』と待ちガイルやられてもですな、本当にガイルなのか実はモブなのか、傍目からは分からないわけでしてな。
で。
で。
で。
私としては、まあ依頼された仕事を(選ばず)うけて外部資金を頂いて科研費貰って新聞等への展開を進めてみたりして、少なくとも学校の生存戦略的には「役に立つ」ことを―つまり査読論文発表数・外部資金獲得件数及び獲得額の底上げをしているのだが、『いやあ自分の研究できていいですなあ』とか『研究する時間がおありでいいですなあ』とかいう扱いを受けるのは納得いかん(それに対して「はい、今年は学務が軽いので、業績数二倍に増やせました!」とか言い放ったが)。
やめてください! 業績を出せない人だっているんですよ!(AA略)
やめてください! 会議に出るくらいしかできない人だっているんですよ!(AA略)
私だって教育関係のセミナーとか丸二日とかやらされるときには、なんでこんな無駄なことを私にやらせるんだ、他のわけの分かってない連中に聞かせろ、と不満たらたらでものすごい不機嫌そうな顔をしていくが、行ったら行ったで講演会(のレベルが高ければ、そ)の内容のメモをひたすら取りまくり、即興グループセッションをやらされればさっさと主導権を握って「ここまでできたのはうちだけですねっと」と言われる程度にレベルを上げる。
いや、本気でめんどくさいときにはひたすら静かに時間をやり過ごし、休むか頭の中で論文内容をこねくり回したりするけど。
先日来チェックしている、メキシコでの教育大学学生集団行方不明事件。ギャング・メンバー3名ほどが供述するところによれば、警察から引き渡された者たち(その時点で窒息死していた者15名あり)を撃ち殺し、死体全てを焼いた、という。
タイヤそのほかにより、14時間かけて焼いたそうな。そうしてダンプトラックに載せて、Coculaなるところのゴミ捨て場に捨ててきたとのこと。
あるいはまた、焼いた死体は後に砕いて袋に詰めて川に捨てたとも。
…学生たちの家族によれば、学生たちが行方不明になった近くの川筋で死体入りの袋6つを回収したそうで…Murillo検事総長としては、焼かれた死体の身元を確認するのは困難であり、DNAテストで身元確認ができるまで、学生たちは行方不明と見做すとのこと。
……すると、先日の、mass graveで見つかった死体たちは本当にこの学生たちでは な い 可能性があったりするわけだ。まあ「そういうこともあるよね☆」的な土地柄ではあるにせよ、ほんとうにろくでもない。
DNAテストはオーストリアでなされているそう。学生たちの家族(の一部)は、連邦政府(の警察)の仕事にも不信感を持つようで、こうした「幕引き」に「見え透いたやり口blatant way」と非難する。
BBC Arrests in Mexico after protests over student deaths 9 November 2014 Last updated at 21:26
メキシコ・シティで、上掲事件に対する学生のデモ行動。大統領官邸へ押しかけてメインドアを焼くやらスローガンを壁に書き付けるやら。学生14名が逮捕される。
…GuerreroのIgualaでならそれも納得だが(現場だ)、メキシコ・シティの連邦政府は、今回の件では解決・解明のために頑張ってくれたほうだから…学生の親御さんたちは、連邦の兵隊さんの護衛つきでわが子探しをしたわけだから…。
なお大統領は日曜、中国およびオーストラリアへ外遊に出発したそう。国内でこんな大事件があるのに、なんで外国に行くんだ!ということで、大統領への批判が巻き起こったわけだ。
なんかこう「大学は役に立たない研究をやめろ」というのは「図書館は貸出実績が少ない本を捨てろ」というのと似ている。一度も借りられたことがないような本をどれだけたくさん保有してるかがその図書館の有用性を死活的に決定している、ということを図書館を使わない人は知らないのです
— 増田聡 (@smasuda) 2014, 11月 10
根本的には同意するのだが、今、我々に問われているのは『役に立つと証明して見せろ。お前は本じゃなく、人間なんだから、アクティヴィティだのなんだのという言葉を理解できるだろう』ということなのだろうなあ、とか。
誰にでもできることではないし、タイミングというものももちろん関わるので、『いますぐ、全員がだ』というのは無茶なのは認めてもらわなければならないが(とあるところではその「役に立つ」で最も説明不要っぽい○学部出身の人々がむしろ、わりと科研費も外部資金も共同研究もなさらなくてですね)―誰も彼もが『いつか時が来れば動き出す』と待ちガイルやられてもですな、本当にガイルなのか実はモブなのか、傍目からは分からないわけでしてな。
で。
で。
で。
私としては、まあ依頼された仕事を(選ばず)うけて外部資金を頂いて科研費貰って新聞等への展開を進めてみたりして、少なくとも学校の生存戦略的には「役に立つ」ことを―つまり査読論文発表数・外部資金獲得件数及び獲得額の底上げをしているのだが、『いやあ自分の研究できていいですなあ』とか『研究する時間がおありでいいですなあ』とかいう扱いを受けるのは納得いかん(それに対して「はい、今年は学務が軽いので、業績数二倍に増やせました!」とか言い放ったが)。
ご苦労のほどが察せられます。似た思いをしたときに思いついた言葉が、「業績はすべてを癒す」。 @takanoriida
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 11月 7
やめてください! 業績を出せない人だっているんですよ!(AA略)
会合続きの一日が終わり。これからが本来の研究の時間。とはいえ、午後と夕方の会合は、いずれも大いに有益。明日の論文にはならなくとも、長期的な投資みたいなもん。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 11月 7
やめてください! 会議に出るくらいしかできない人だっているんですよ!(AA略)
私だって教育関係のセミナーとか丸二日とかやらされるときには、なんでこんな無駄なことを私にやらせるんだ、他のわけの分かってない連中に聞かせろ、と不満たらたらでものすごい不機嫌そうな顔をしていくが、行ったら行ったで講演会(のレベルが高ければ、そ)の内容のメモをひたすら取りまくり、即興グループセッションをやらされればさっさと主導権を握って「ここまでできたのはうちだけですねっと」と言われる程度にレベルを上げる。
いや、本気でめんどくさいときにはひたすら静かに時間をやり過ごし、休むか頭の中で論文内容をこねくり回したりするけど。
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