空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2016-11-23)

2016-11-23 17:16:37 | Weblog


朝日新聞 朽ちた艦船・零戦…南洋に今も 「餓島」と呼ばれた島 2016年11月19日23時13分

 菊月様のお姿を拝見できる。
 …こういう、まっとうな記事を書くなら、お金を支払ってもいいのに。



朝鮮日報 韓日漁業交渉決裂、済州のタチウオ漁に「直撃弾」 記事入力 : 2016/11/20 22:57

済州島の漁民たちがタチウオ漁獲量の激減に頭を痛めている。本格的なタチウオ漁の時期に入ったにもかかわらず、今年6月の韓日漁業協定の交渉決裂により、日本の排他的経済水域(EEZ)で5か月以上操業ができない状態だからだ

昨年、韓国のタチウオの漁獲量は4万1049トンだった

日本のEEZで獲れるタチウオは韓国のタチウオ漁獲量の7-8%程度だとされる

韓国のタチウオ漁獲量は7月以降、急減している。7月は1985トンで昨年より12%減少した。8月は3235トンで前年比63%減、9月は4008トンで同43%減だった

 なんか計算があわない気がする。約4万トンの8パーセントなら、まあ3300トンくらいか。9月は前年比で57%しか漁獲がなく、これで4000トンほどというなら、前年は7000トンほどあったことになる。つまり、9月の減少分だけで、”日本で漁獲されるはずだった分”をほぼカバーする。

 …8月の減少分を説明できないのではないか。いやまあ、主たる漁場を失ったことを正直に認める数字だねというのは、その通りだが。

 問題はふたつ。これが協定外操業の実態を明らかにするものである可能性。次に、それでもなおタチウオを求める市場に応えてさらなる漁獲を領海内で試み、それが資源枯渇を齎しかねない―少なくとも、短期的にはバランスを崩す可能性があるというあたり。

西日本新聞 国としては古い付き合いなのに言葉は通じない… 2016年11月20日 10時31分

今年の訪日客が2千万人を突破した。その7割超は東アジアからの来客。博多の屋台でも生きた中国語や韓国語などが日常的に飛び交う。かつてない光景である

九州は日中韓交流の最前線。屋台で出会った隣人同士が英語で話すのは、それこそ味気ない。片言でも筆談でもよかろう。互いに素顔で向き合えば酒も進む。アジアにはアジアなりの多様で開放的な文化がある。英国に続いて米国でも広がる排外主義の風潮。「英語偏重」はどこか危うくないか、と思う

 そりゃいいが、現実的には日本語(何しろ、現地だ)ないしチャイニーズ(どこの方言かはさておき)メインになりそうだが。だってこれ、屋台での交流を目的に語学を勉強する、って話ではなく、もともと一般に学習の素地があったり、必要性があったりして学んでいて、それでもののついでで酒も飲む、ってわけであって。

 …でまあ、歴史的に、東アジアの国際公用語って、チャイニーズだっただろーなーという常識的判断と、(なんぼここしばらく、特に親しめの友好国であったとはいえ、プレゼンスは中国に比べてやや限定的であろう国の国語の)コリアン学習の効果・効用についての期待・合理性を思うと…やっぱり、チャイニーズのほうが勉強への誘因がつよいような気が。

 …つうか、私も、まずは英語・次にドイツ語・同程度の強度でフランス語・次いで、できればロシア語、ロシア語と同等、あるいはやや落ちる程度にはチャイニーズ(北京語?)を勉強したい。研究上の必要度に応じているな、この順序。



「ほーしゃせん」といっただけでアレ、という例。



 さらに:「ダム湖底の泥がセシウム含有→東京の水道水は飲めない」という思考の飛躍について。 (2012年)

 以下追加:


 マアこういうときは、著者の名前(髙橋宗瑠)でCiniiとかKAKENとか調べてみればいい。



 彼、基盤Aかあ。
 僕も狙えるかなあ、と若手に希望を抱かせてくれる山口先生に圧倒的感謝、とでもいったところ。つうか、こんなアレで原稿料をもらえるような世界があるらしいことにも驚くが。

 …「小うるさい女性」は、マズイよね、ポリコレ的に。



 尤もな点もある、と思った。ので、



 記事の筆者の名前を見た時点で閉じた。



 ちょっとだけ見たが、



 ということでだいたい、よかろう。
 …リツィート数を見ると、「宮台、老いたり」とでも言いたくなるような気が。

 …というかねえ、ちったあ、データでも見りゃあいいのではないか。そうして、公的データが「本当をついている」ところの紙背を見通すあたりこそ、腕前の見せ所ではないか。

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