発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

軽量化

2019年03月22日 | 迷改造
 TOMIXのクリーニングカーを動かす際に、何でもいいから動力車と組ませて(機関車ではなくても、モハやキハでも構わない)クリーニングするやり方と、とりあえずは編成を組んで列車らしく仕立ててやるやり方がある。

 どちらも一長一短があるけど、私は後者の方。

 でいろいろな機関車で試していた数年前、TOMIXからキヤ193の2両セットが販売された。
検測車という形状と塗装が、クリーニングカーにベストマッチするので即購入。

 が、開けてビックリだったのがトレーラー車の重さ。

動力付きが重たいのはしょうがないが、トレーラーの方は絶縁されたモーターが積んでいるのではないか、というぐらい重い。

クリーニングカーを挟むと、もうあまりに重い。

という事で、長い間試運転だけで箱入り状態だったのを、軽量化が出来るならやってみようと、思い付きでばらしてみた。


しかし、車体を外すのにも一苦労。連結面側の床下からマイナスの精密ドライバーを隙間に入れて、ホジホジしてようやく車体分離。

出てきたのは、諸悪の根源のウエイト。さらにたちが悪いことに、このウエイト、ライトケースも兼ねている。


このウエイトを固定していたビス5本を外すと、なんとウエイトの底からライト用基板が出てきた。
そしてライト基盤の先端から伸びているコードをライトケースから抜くと、

昔懐かしい麦球が出てきた。

このウエイトを外して、ライト基盤自体はビス止めすることはできるのだが、

今度はライトケースが無くなるため、たぶん「光前頭」みたいな感じで車両が発光するだろう、、、。

ウエイトは、車両床下(エンジン部)にも入っているため、そら、重なるわな。


という事で、この床下ウエイトも取り外し。これがまた素直に外れん。ここでも精密ドライバーのお世話に。

照明基盤にこだわらなければ、この床下ウエイトだけでも十分かと思われるが、やはり光物にはこだわりたい。

という事で出来たのが、

床下ウエイトだけを外した状態。



麦球もちゃんと、前進・後退で右と左が使い分けできる。

試運転の結果は、良好。

さらに軽くしようと思えば、床下ウエイトを鉄コレ用などにして軽めにし、光前頭システムにするのもありかもしれない。

ちなみに

前面の黄色の部分、別パーツになっていたのね。



氷河特急-名鉄Ver.

2017年11月22日 | 迷改造
名鉄EL120型+アルプスの赤い客車、による「レッドトレイン構想」、新たな車両を加えカメの歩みながら動き出した。


新たな車両というのは、氷河特急のパノラマ客車。
赤い客車だけの4両編成でもよかったのだが、ちょっとインパクトが弱い。おかけにカプラーが、、、。

そんな時、友人から最初に出たパノラマ客車の出っとはアーノルド装備、というのを聞いて、カタログなどでも入念に調べ、アーノルド装備を確認したうえで、基本セットをお買い上げ。

基本セットにはもれなく機関車が付いて来るが、客車が2両という小世帯なのが、ちょうどよい。

赤い客車と合わせると、計6両。

問題なのは、それぞれの客車との間で、台車の振り替えができるのか、という点。




車体は同じ大きさで、床板もほぼ同じサイズ。
ただ床下機器が違うので、床板自体の振り替えはできない。

また台車の取外しも、床板と車体を分離しておかないとできない。

台車はビス止めではなく、ほぼ90度ぐらい回転させないと外れない。
赤い客車ではステップが、氷河特急では車体を覆うようにしてあるカバーが、台車の首ふりを邪魔する。

でも取外し自体はいたって簡単。

台車自体も、造形こそ違うものの、同じ大きささ。
実車では前後で台車が違えば問題だろうけど、9㎜なら何の問題もない。
ただこの台車交換、すんなりとは出来ない。

パノラマ客車(右側)のほうは、車内照明がつけられない分、台車のほうもあっさりしているが、赤い客車のほうは、車内照明対応となっているため、台車のほうも照明用の集電板が付いており、その2㎜ぐらいのでっぱりのために、赤い客車からパノラマ客車への取替えは、そのままではできない。


集電板を取り外すと、今度は車輪の保持ができないため、結局御覧のように集電板を折り曲げ、それを隠すカバーをニッパで切断、集電機能を殺すことで、一件落着。

台車交換のため、床板を外した際に、こちらも交換。



1等車用の室内を2等車につけたのだが、違和感はない。

驚いたのは、連結面間。

赤い客車についているカプラーなら、気にならない間隔だが、アーノルドにすると、

隣の車両まで「幅跳び」しないといけないほどの間隔になる。

一方名鉄ELのほうとのマッチングは、

問題ない。

機関車同士を見比べてみると、

両方とも、アーノルドの出っ張り(突き出し)が目立つし、ともにヘッドマークはつけれそうにない。

さて、パノラマ客車のアーノルド4個、どう組み合わせるか、よ~く考えよう。