発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

勾配試験

2023年10月31日 | レイアウト

山を建設する前に、その山に敷設する森林鉄道の上り坂の勾配試験を。

いくら高い山を作ったところで、列車が線路を登れなければ何にもならない。

そのための勾配をどれくらいにするか?、のヒントになったのが、高架橋のスロープ部分。

スロープ部分の勾配を、貨車・客車を押して登れるかを試験してみた。

レイアウト的には、ずぅ~っと上り勾配のままなので、列車がスムーズに走行できるかが鍵。

まずは機関車単体から。

これで登らなければ、森林鉄道そのものの設置意味がないが、、、

当然ながら簡単に登る。

ちなみに、線路の下に見えるスロープのようなものは、9㎜で使う勾配の立ち上げ部のようなもので、どこで使おうとしたのかしら?

買ったことはもちろん、存在すら忘れていた一品だが、森林鉄道には使っていこう。

試験の本題はこれから。

まず試験用の貨車1両から。

問題なく押し上げ。

次に2両。

これも問題なし。

そして3両。

3両目がトラだったので、問題なくと言いたいところだったが、超低速にした場合は登らなかった。

と言うことで、補助機関車投入。

動力はどちらもTM-TR02R。ただ平坦部分では、山口線の機関車の方が出足は鈍い。

しかし登り勾配区間になると、しっかり後押し。余裕の走りで押し上げた。

ちなみにこの高さで地平線との交差は、

気動車なら多分大丈夫。地平線もこの区間は非電化扱いにする(つまり電車は入れない)ため、問題はないかと。

また駅から出る森林鉄道線とも交差するけど、その部分も地平線と高さを合わせるので、上の線路の保持をどうするかが問題。

そして4両目。

機関車2両で後押しする分には、問題ない。そして最後の5両編成に。

4両の時ほどはスムーズではないけど、問題なく登り切った。

先頭にもう1両、引っ張る形で機関車を付ければ、この勾配でも登り切れる。ただこれ以上の勾配になると、ちょっと不安。ここは曲線区間でもわずかずつ勾配を付けていこうか。

この5両編成の長さをとったのは、運材車編成を組むときの参考。

予定では運材車編成は、運材車4両と客車1両の5両編成で走らせる。運材車1両は貨車1両とほぼ同じ長さ(のはず)。山口線の客車は少し長いため、写真の5両編成よりは短くなる半面、右側にもう1両機関車を付けるため、全長はもう少し長くなるか。

また客車は3両編成を組ませる予定。こちらも前後は機関車を付ける。

それらの長さを考慮すると、下側2線の駅予定線、もう少し長い方がいいか。

ただここまでの山を作ったら、地平線の反対側はほとんど見えない、、、。ここは、割り切るしかないか、、、。


レイアウトプランと、木(丸太)

2023年10月30日 | レイアウト

先週末、模型屋さんで入手したカーブレール(R150)を使って、森林鉄道線のレイアウトを仮設。

一旦、こんな形にしてみた。

手前に駅スペース、それから右回りに山を登っていくプラン。右側の橋が架かっている部分は、在来線との交差部だが、在来線と共に森林鉄道線とも交差せねばならず、客車1両分プラスαの空間が必要になる。できる限り曲線部での勾配は避けたいのだが、地平線をわざと曲がって作ったところが森林鉄道の直線が途切れてしまうので、これは、、、。

ならば、

直線になるようしてみたが、地平の在来線を2か所でまたぐこととなり、また手前の個所はどうしても曲線部になり、直線の橋を架けるのは無理。

結局一晩考えて、元の案に落ち着いた。

落ち着いたとはいえ、これから線路の下に山を築き上げていかないといけない、、、。

そして山と言えば、木。

youtubeを見ていると、100均のダイソーで木を作ったパターンが結構多い。

ならばと言うことで、ダイソーにも行ってきた。

これがダイソーでそろえた材料。

驚いたことに、ミニチュアの樹木まで3本100円で売っていた。

いつの間にやらジオラマ素材が、100円で売られていた。100円だから内容量は少ないが、1000円分買えば30本、2000円で60本となり、これはこれでコスパはいいかも。

一方、youtubeを見ていると、木の幹はつまようじや長くしで作っているものも多い。

確かにこれらは量を作る分にはいいかもしれないが、HOナローで使う場合は、根本がおかしくなる。そう、幹の大きさ(太さ)。

運材台車に載っている丸太に比べても、つまようじや長くしは明らかに細い。

間伐材ならいざ知らず、山の木全体が間伐材と言うのはあり得ない。

と言うわけで、太い幹用に、丸箸と紙製ストローも買ってきた。

ただ運材車自体も、載ってる丸太は少なめ。あと3~4本は載りそうなので、運材車用の丸太も作らないと。

これが長くしを載せる場合。どう見ても細い。が、アクセントにはなる。

丸箸とストローの場合。両方ともほど良い大きさの丸太になる。

が、ストローの方は、そのままでは中が空洞なので、砕石などを詰めてウエイト代わりにするのもよいかも。

高さを比べると、御覧の通り。ダイソーの木も悪くはないが、山に生えてる以上、もう少し高さが欲しい。

森林鉄道の箱の底面ぐらいまでなら長くしで、上面ぐらいまでの高さなら、ストローか丸箸で、と言うことか。

とりあえず、モデルの1本でも作ってみよう。

 

で、客車の方は、

こんだけバラバラになる。この色一色にはちょっと抵抗があったので、下を緑に塗ってみた。

まさかの湘南色になってしまった。あまり深く考えずに塗ってしまったのだが、ちょっと感じいいかも。

 

 


買わないはずが、、、

2023年10月28日 | 猫屋線(購入)

今年発売され、「こんなもん、買うか!」と決めていたはずのあの猫屋線シリーズを、今頃買ってしまった。

元々のレイアウトのままでは、ナローとはいえ電車・気動車ナローと森林鉄道を共存させるのは難しい。

と言うことで、森林鉄道用の別線を作り、本線とはつながないことで電気的にも独立した路線とする。

と、計画だけは壮大だが、実際は山づくりから始めねばならず前途多難。

何はさておき、車両確認。

簡易軌道の機関車と比べると、少し横幅があるものの、全長はほぼ同じ。決定的な違いは、簡易軌道の機関車にはワイパーがある点ぐらいか。

山口線と比べてみると、

山口線の機関車のデザインの関係か、横幅が広いようにも見えるが、ほぼ同じ。

ただ客車の方は、

同じような台車をはめてるとはいえ、大きさは全く違う。でも森林鉄道の観光用としてなら使えそう。

来春2月発売予定の森林鉄道も予約したし、車両の方はめどがついた。

問題は、山と木だな、、、。


秋景色

2023年10月27日 | なんやかや・・・

気温の乱高下の激しかった10月も、間もなく終わり。

最近は、昼間の晴れ間は結構気温が高くなるのだが、日没後の冷え込みが激しい。

そんな中、近所に見事なコスモス畑を発見。

昨年までは見た覚えがないから、今年になって種でもまいたのだろう、、、。道路からは少し離れており、またこの一角だけなので、規模としてはそう大きくないが、それでもこの色はなかなか目立つ。

車で5分の所に、こんな場所ができたとは、うれしい限り。

一方、紅葉の方はまだまだで、

少し葉先が赤くなってきた程度。ただこちらも気がついたら一気に進んでいることもあるので、今後は注意が必要だな。

で、こんだけ昼間が温かくなると、やっぱり出てきたカメムシ君。

地面や壁、戸について日向ぼっこしているだけならまだしも、

洗濯物にも遠慮なく飛びつく。

何がかなわんて、温かい時は(特に午後)ぶんぶん飛び回っている。前から来たときは、よけるなり服に付いたのを払うなり出来るが、後ろから来た奴はそれすらできず、先日もカメムシが付いたまま歯医者に入ってしまった。

今日行った和田山の模型屋さんでも聞いてみたところ、たくさん出てきた、洗濯物も干されへん、ほれ、あそこにもおる、と指さされた玄関のガラス戸にもぴったり。

こいつさえおらんかったら、秋はもう少し快適なのに、、、。

 


魔改造できるかな?

2023年10月26日 | 猫屋線(改造)

電脳玉手箱を駆使してまで買った、海原電鉄。

簡単に改造できる代物ではない、とわかってはいたけれど、、、。

ばらしてみた。

右側に見える屋根板は、床下とねじ止め。この床下と屋根の間に床上部が入りねじ止め用の長い脚を使って固定。

床上部の客室には、

ちゃんとカオナシと千がのっている。このカオナシと千は取り外しができ

ちょっとした銅像にもなる。これは、使えるかもしれない、、、。

車体が重いので、トミックスの2軸動力よりはKATOの方がましだろうとは思っていたが、当然ながらサイズは合わずブカブカ。

厚めのプラ板で、車体と動力ユニットの間の隙間を埋めれれば、一応形にはなるけど、床上の客室部はそれでは入らないので、車内ががらんどうになる。

客室部を生かしたいのなら、車輪交換だけで済ます手もあったが、

KATOのスポーク車輪なら軸受け部には入るのだが、肝心の車輪が、軸受け部の突起にもろに干渉し、これもそのままでは入らない。

しかも、

連結ホロを模した端部も、その固定方法が、、、。このホロを取り付けなければ、車端部の形状がものすごくいびつになる。しかしダイキャスト製なので窓開け加工するわけにもいかない。

と、途方に暮れそうな改造になるので、しばらくは、山づくりに励もう。

森林鉄道のレイアウトも、

駅舎の前を通って山に入る予定だったが、どう見ても、駅舎と線路が近すぎる、、、。

カーブレールが手に入ったら、改めて検討しよう。