発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

貨車はだらだら(2)

2023年02月25日 | 猫屋線(改造)

改造するとこのないはずの貨車が、まだ「貨物列車」としては使えない状況が続いている。

最大の問題点はカプラー。

電車部隊はKATOのNカプラーに統一したのだが、気動車部隊と貨車・DLはダミー型ピン式カプラーにしたはずだった。

ただこの方式は、ピンを片側のダミーカプラーに固定するため、列車として組成してからの分割併合は極めて困難。

当初は模型なんだから「分割併合なんてしない」と決めていたのだが、最初の試運転線で走り回っているうちに、やっぱり「分割併合もしたい、特に分割」と言う気がじわじわと沸き上がり、今回貨車を再整備するにあたり、「分割可能なピン式ダミーカプラー」を考え始めた。

従来の固定式のピンを、単純なピンにしたらいいだけの話だが、その「単純なピン」がなかなかできない。

で、このカプラーはしばらくおいといて、、、。

一応、電気機関車にひかせる貨車も、「ダミー型ピン式」を使うことに。

こうすれば、貨物列車として、有蓋貨車(ワフ・ワ)4両と無蓋貨車(ト)1両の5両編成が組めるし、何ならタンク車2両を駆り出して7両と言う超大編成も組める。

ただ電気機関車が「KATO・Nカプラー」なので、そのままでは連結できない。

と言うことで、ようやく出番が回ってきたのが、この客車。

そう、使い道がなくて困っていた簡易軌道の客車。

前に作った(改造した)荷物客車も考えてみたが、ちょっと大きすぎるので、貨車(ワフ)とほぼ同じサイズのこちらに。

このままカプラーを変えても面白くないので、ちょっと側面をいじる。

以前は、半室荷物車(ハニ)にしていたが、今回は全室荷物車にする。

このため窓ガラス(パーツ)は取り外し、表面に0.1ミリ厚のプラ板を接着して窓を完全にふさぐ。

このため、バス窓上段のHゴム部分が少し飛び出るため、やすり掛けでならし、側板と同一面にする。

プラ板内側(側板と接着する側)は、ガンダムグレーで塗る。

そして反対側の表面はガンダムブルーに。

以前使ったペイントマーカーのブルーより少し薄い感じ。裏側をグレーではなくブラックにすればよかったかもしれない。

お顔パーツは以前塗ったペイントマーカーブルーのまま。

客室側だった面は、上半部がライトグリーンのままだったので、その部分だけガンダムブルーに。だからこの面は、濃淡ブルーの塗分けとなっている。

中央のドア部は、簡易軌道の面影を残す部分として、そのまま残すことに(塗装技術が、、、)。

組み立てると、

元客室側の妻面窓は、上下とも「白」に。中央部の白帯は、そのまま使用。

元荷室側の妻面は、ペイントマーカーブルーのまま。

どちらかの側のカプラーをKATO・Nに変えて、アダプターカーとして使う(電気機関車の時)。

側面のガンダムブルーがちょっと光沢があるのが難点で、あのウエザリングののりも今一つ。

カプラーカーが出来上がったところで、あとは「ピン」か、、、。

 

 


はぁ~~~

2023年02月22日 | なんやかや・・・

久しぶりに強い寒気が来て、大雪になるかもしれないという予報が出ていた21日。

もう2月も下旬になるし、雪は降ってもそんなに騒ぐほどは積もらんだろう、と思っていた。

朝起きて周りを見てみると、、、

なんと20センチ強積もっていた。

1月に降った50センチに比べると、「これぐらい」の積もり方ではあるけど、この時期にこれだけ積もったというのも、あまり記憶がない。

ただ、1月に比べて、雪解けのペースは格段に速く、夕方には家の前を通る路地は、アスファルト面が至る所で顔を出し、雪かきしなくてもいい水準。

翌日(つまり今日)の朝には、駐車場前に積もっていた雪も10センチ以下になり、雪かきする必要もなくなった。

この冬の雪も、これで終わりだろう。まだしばらくの間は降ることはありそうだが、もうこれぐらい積もることはない、と思われる。

日も長くなってきたし、ぼちぼちレイアウトの方も、、、。

 

この冬、大きな話題になったことの一つに「電気代高騰」がある。

その対策として、2月検針分からの電気代を政府補助してくれる制度が発足した、と言う。

で、ほんまに安くなっているのか、確認してみた。

この地域は、毎月15日頃に検針があるので、今月分は、その直前の14日までの分。270キロほど使って、6000円弱。この6000円が、割り引いた額なのかがよくわからない。

で、毎日チェックし記録している電力記録で、前月分と比べてみると

前月(1月)は270キロ使用の時点で7800円ほど。前月は割引がなかったから、同じ270キロ使用で、1800円ほど安くなっている。

確かに電気代は安くなってはいる。しかし暖房用の灯油代が最低でも7000円弱(ポリタンク4つ)はかかるので、こちらの方もどうにかしてほしい。灯油はほんま、高止まりしたまま。

エアコン暖房は補助的な使い方をしているため、止めてもそう問題にはならないが、ストーブは止めたら生死にかかわるから、灯油代はケチることが出来へん。

灯油代にも補助を、、、ってもう冬終わるけど、、、。

 


久々に~。

2023年02月19日 | 9mm車両

発売日直前に積雪50センチ弱の大雪に見舞われて、発売された事すらすっかり忘れていたトミックスのキハ35系(タラコ色)。

その後も天気は安定せず、7日朝には10センチの積雪。21日にはまた寒波襲来の予定。そんな中18・19の土日は、天気は悪いが気温は高いという、ややこしそうな天気。

で、小雨が降ったりやんだりの18日、キハ35を受け取りに久しぶりに模型屋さんへ。

キハ35・36のセットと、キハ30のM・T、キハ35のTの5両と、猫屋線パーツのお買い上げ。

キハ35自体は、すでにKATOのを持っているのだが(国鉄色・タラコ色共)、KATOのキハシリーズがその後何の展開もなく、また告知等も全くなされていない状況が続いていたため、KATOのキハに見切りをつけ、ダブルこと承知でトミックスのキハ35系に手を出した。

トミックスのキハ35系は、国鉄色で最初出た際は、キハ36の設定がなかった。今回のタラコ色セットではこのキハ36が入っていることも新鮮。

国鉄色の時は、キハ35だけ買って、キハ30はあえて買わなかった。

しかしタラコ色では、キハ30も揃えることに。キハ30自体はあまり見かけたことも乗った記憶もないのだが、タラコ色の魔力で買ってしまった。

キハ35と36の違いは、便所の有無(だけ)。妻面まで窓があるのが36。

その便所のせいで、側面の窓割も違っている。右側の一個だけ独立窓があるのが35。あの窓の反対側が便所。あの窓の部分にだけ妻面を背にしたクロスシートがある。

その昔、東京へ行くために大垣夜行を使った際、時間があったので関西本線経由で桑名まで行ったときに、奈良駅で入ってきた名古屋行きがキハ35の2連だったのには参った。1本後にすると2時間ほど空いてしまうし、何より桑名から先の養老線が、、、。この便所横のクロスシートに延々2時間以上座っていったのだが、当時の奈良区のキハ35の汚さは折り紙済み。

キハ35に乗った記憶は、悪いのしかないのだが、なぜか模型化されるとうれしくなるのは、、、。

KATOのキハ35系との大きな差は、ステンレスの900番台の有無。900番台自体は、映像で見るだけで見たことも乗ったこともない。ただなぜかこの900番台、再生産するたびにあっという間に売り切れる。関西ではなじみがないはずなのに、なぜか売り切れる。まぁトミックスに作ってほしいとは思わないけど。

 

そして猫屋線。

買ったのはこれ。

TT03Rは、ウエイトが欲しいだけ。

「待合室」は、模型屋のおじさんが、「問屋にこれだけ残っている、何かいるもんないか?」とセールスしてきたので、トタン板の作りが見たかったこともあり、買った物。中身は、

箱の大きさのわりに、スカスカ。

木の板にトタンを張り付けた構造になっており、木の板(内側になる面)はウエザリング済みと言う芸当を見せてくれる。

単なる掘立小屋と言うには、しっかり作ってあり、壁側には、ベンチも設置済み。

この待合室でいいのは、

このポスターパーツ。

当然この大きさの待合室に、全部必要ない、と言うことは、、、。

模型屋さんを出るときには、当然、次回の予約もしてきました。

 

◎土曜日早朝に再放映している「新日本紀行」、18日放送はなんと「木曾森林鉄道」

廃止2年前の様子を淡々ととらえている。理髪車は有名だが、ロータリー除雪車は知らなかった。

ぜひとも猫屋線のラインナップに、湘南顔の機関車ともども加えてほしいものだ(買うとは言わないけど)。

来週(25日)は、山口線にC57が復活した時の回らしい。鉄道ものが2週連続と言うのも珍しい。

 


貨車はだらだら、、、(1)

2023年02月15日 | 猫屋線(改造)

貨車改造が、今一つ気合が入らない。

電車・気動車みたいに内装にこるわけでもなく、すんなりできそうなのだが、何かもう一つ気分がのらない。

と言いつつ、今までの作業内容なぞ。

改造対象は、この4両。

青色はキハ軍団、グレーは電車軍団に使い分けようかと思っていたのだが、せっかく4両もあるのだから、有蓋車の4両編成も組みたい、、、。

そうなると問題は塗装。

4両全車を「青と黒」塗装にするか迷っていたところへ、6月発売予定の告知。

次に買う予定の電気機関車は緑色なので、グレーの貨車をそのまま使うかまた迷ってしまった。

とりあえず青い貨車の方は2両とも「青・黒」塗装に。

黒塗装としたけど、完全な黒ではなくガンダムマーカーを使った「ファントムグレー」塗装。

しっかりマスキングしたはずなのに、テープをはがすと、

まぁ、色漏れの激しいこと。

貨車だし、マスキングで汚しまくってもかまわないので、この出来の悪さには、いったん目をつむる。

屋根は3両とも「ファンタムグレー」塗装に。

なお今回は、側面の車体表記はそのまま生かしたので、その周囲だけ「青」が残っていると言う変則塗装。

グレー塗装の方は、次の電気機関車が手に入ってから改めて考えることに。

で、次の問題点が、カプラー。

電車部隊がKATOのNカプラー化しているのに対し、気動車部隊に所属している青い貨車は、気動車部隊統一のダミーカプラーを基にしたピン式。

現在使っているピン式も、運転途中での増解結はしない!、という建前で採用しているが、古いレイアウトで何回も走らせるうち、やはり途中での増解結は必要だ!と再認識させられたため、その改良もしなくてはいけない。

何よりもNカプラー採用の機関車と連結させるには、貨車の方にもNカプラーを採用しなくてはいけない(当たり前のことだが)。

そうなると機関車の次に来る貨車が限定されてしまう。

カプラーをどうするかで思いついたのが、アダプターカーの連結。片側がピン式、もう片側がNカプラーを装備する車両。

思いついたのが、赤屋根の改造荷物車。

これを探し出し、貨物列車のイメージを作ってみたが、、、

あかん、あまりにも荷物車が大きい。この案は即刻却下。

で思いでしたのが、いつも使い道に困っていたあの車両。

そう簡易軌道の客車。一応半室荷物車改造しているが、車体の大きさは、有蓋貨車とほぼ同じなので、貨車軍団に入れてもおかしくはない。

この車両の問題点は、そのあでやかな塗装。荷物車として使うのなら、この塗装にしておく必要もない。

窓部分を完全につぶして、「青一色」にするか、別のグレー系を使うか、もう少し考えよう。

白帯を残したい気もあるのだが、さてどうするか、、、。

 


おおぉ!?

2023年02月11日 | 猫屋線(購入)

貨車をいじくる、と言いながら何もしなかったこの1週間。

貨車をいじくるよりは、録画チェックに時間を取られていた。

そんな中、ふと猫屋線新製品の森林鉄道を思い出し、もう発売開始になったのかチェック。

久しぶりにHPを開けてみると、何たること。

なんと猫屋線の6月発売予定品が登場しているではないか。

また鉱山なんか作りよって。

が、そこにあったのは、電気機関車の客車と貨車のセット。

こ、この電気機関車は、、、松阪鉄道改め三重交通松阪線で使われていた電気機関車っぽい。

客車や貨車はいらんけど、この機関車は欲しい、、、。

ま、塗装の点から客車セットにすると思うけど、、、。

この機関車やったら、バケット電車と並べても違和感ないな。

定価は当然上がってはいるが、客車セットなら8000円ほど。妥当なあがり幅か。

ただそうなると、買った時から浮いていたこいつの使い道が、、、。

せっかく運転台もつけたのに、、、、。