発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

年越し改造(2)

2022年12月31日 | 猫屋線(改造)

いよいよ年末、12時間後には新年。

日付が変わるだけのはずが、やっぱりあわただしい雰囲気が巷に流れている。

特にコロナの影響でこの2年ほどはおとなしくさせられていた反動か、ニュースでは新幹線や道路の混雑状況をよく見るようになった。

私も、この地(丹波)で過ごす正月は、本当に久しぶりなので、何を準備していいのか、すぐには思いつかない。

が、家の正月飾りだけは、、、

ちょっと小さかったかも。

そして玄関ドアの両脇に貼ってあるのが、

「門松」を描いた「新年飾り」。

年末になると、地区の自治会を通して各世帯に配布される。

今までは来てもつけることなく処分していたが、今回初めて使ってみた。

そして本題の電車化改造シリーズ。

やっぱり運転台とロングシートは取り付けたい。となると、、、。

運転台には、エコーモデルのこのタイプを、今回は使用。

窓ガラスを外した状態なら、ピッタリ収まるが、ガラスを付けると、、、。

このガラスには、ワイパーが刻印されているので、そなワイパーは何とか使いたい。

窓ガラスのガラス下面の部分をカット。窓ガラス面と車体面ができる限り面一になるようにする。

いつも通りの着色。塗料はすべてガンダムマーカー。

運転台を入れるため、車体側も運転台に干渉する部分をやすり掛け。

車体下部にある左右をつなぐ部分はカットできないので、運転台設置にはこれが障害。このため今回は運転台側妻面の取り付けは見合わせ。

一方車内の方も、

もう少し無理分けパターンや配色を変化付けたかったが、今回も、オーソドックスなパターンで。

ロングシートは窓ガラスパーツに貼り付け。そして窓ガラスパーツの内側も着色したが、これが大失敗。

やる気をなくしたところで、今回の作業は終了。気が付いたら12月31日午前1時前だった。

テレビでYouturbを見ながら作っていたので、そちらを見る時間も長く、気が付いたらこんな時間になっていた。

31日夜に作業を再開する予定だが、果たしてどうなるか。

最後に雪状況。

とりあえず年内は問題なかった。あまりに雪がないのだが、年明けに雪予報が出ている。さてどうなるやら、、、。

 


年越し改造(1)

2022年12月29日 | 猫屋線(改造)

年内最後、と言うより多分新年最初の改造にもなる年越し改造を初めて実行。

改造ネタは多いのだが、その中からネタに選んだのはこれ。

キハ185の屋根板を全金車と交換し、電車化するもの。

キハ185は、大きな前照灯を備えたその車体形状から、早くから電車化を考えていた。

電車化する場合の最大の問題は、パンタグラフの設置。

穴をあける以前に「パンタ台」をどうするか、という問題がある。

猫屋線のキハの特徴として、車体から屋根が分離できないという車体形状がある。

貨車や客車が結構分離できるのに対し、キハは側板と屋根が一体構造になっているものばかり。

対して電車の方は、屋根板分離タイプばかりで、電車の屋根板のパンタ大部分だけを切り抜きくことは、さほど問題がないように思える。

しかもこの全金車は、屋根板部分だけ分離するので、パンタ台部分だけに切り抜きにはもってこい(のはず)。しかもこのことに気が付いたのが、買うちょっと前。

屋根の曲線部分も、違いはなさそう。電車の屋根中央部に走る「あゆみ板」がちょっと問題だが、そんなことは気にしない。

が、キハの赤屋根カットは一筋縄ではいかなかった。

とにかくまっすぐにカットできる工具がない。

赤屋根のカット部分が大きくかけているのは、プラノコがまっすぐ進まず、斜めに入ったことにより穴ができてしまった、、、、。

しかもキハの車体内側にも、想定外の造形が。

なんと車体内側の、ちょうど屋根の切込みラインを入れるべきあたりに、窓ガラス押えの突起ラインがあったことで、二重壁になっているようなもの。

この存在に気が付かずに切込みラインを入れたものだから、ただでさえまっすぐ切れないカットソーが、くちゃくちゃラインを描く、、、。

とりあえずは完成。ただ顔を付けると断面がずれている。屋根のRから、断面は一致しなくてはいけないのだが、先にカットパーツを固定(接着)してから顔を付けたので、断面を合わせることができなかったことが要因か。

しかし顔を付けるのも一苦労。

オリジナルの時は「パチン」とつけられたのが、

顔パーツの上部にある4つの突起(屋根パーツの下に入る)が、新しくした屋根パーツには入らない。中央2個を切り落として、屋根パーツと断面を合わせたうえ接着剤止めした方がすっきりするか。

顔パーツを接着剤止めする以上、運転台などを付けなくてはならないので、それは後日に。

もう一つ考えねばならないのが、「床下機器」。

種車がキハである以上、床下機器の流用は出来ず、屋根板を供出した全金車は路面電車タイプで異常にホイルーベースが短い故、こちらの床下機器も流用できず。

ならばどうするか?

何のことはない、鉄コレが腐るほどあるではないか。

動力ユニットのTM07Rは、17m級電車用。

ということで、この大井川鉄道の電車より床下機器を流用することに。

抵抗器は何とかナロー用としては使えそうだが、その他の機器はおしなべて小さい。ま、150分の1だから仕方がない。ただこのパーツがあるだけで、ちょっとはましに見えるか(気分ですな)。

見上げる感じに撮影すると、屋根の違和感には気が付かない。

あと2日でキハ184をデハ184にすることできるかな?

 

 


改造予定

2022年12月25日 | 猫屋線(改造)

初雪も降り、初氷もお目にかかれたことで、この冬の猫屋線改造予定を改めて整理。

特に気動車部隊は、車両数のわりに整理がされていなかったので、改めて再整理。

整然と並べると、4両一組3本(塗装による区別)が出来上がる。

動力車組は、キハ2連が3本。いずれも動力+トレーラーの編成にする。

側面が、キハ17・13のアルミサッシ形状が5両と、キハ185の木枠仕様が1両。

前面は、キハ17仕様が2両(下段)、キハ13仕様が3両(上段と、中段の1両)、簡易軌道仕様が1両(中段の1両)。

側面だけ見れば、全車がバス窓仕様でアルミサッシが標準という平凡な姿(1両だけ木枠仕様だが、バス窓は共通)、前面が全車が正面2枚窓の湘南顔なので、この6両に関してはほぼ同一とみることができる。

一方、この動力車組増結用(あくまで)としてとにかく使うつもりで用意しているのが、こちらの組。

右2両がキハであるのに対し、左4両は客車。

動力車組が3本あるので、増結用のキハも1両増やしたいところだが、今のところ、、、な状態。

キハなどが単品ばら売りしていないため、これ以上うかつにセットを増やすと、使い道のない客車・貨車も増えてしまう。

この1両をどうするか、検討中。

簡易軌道の自走客車「あおぞら号」は、客車化する予定。

11月から12月に、改造種車として追加購入した各セットの使い道は、

簡易軌道と全金属車の貨車は、走行化整備の上貨物列車編成に追加。

そして

バケット急行編成は、キハ17(顔はキハ185)編成の電車化種車。

全金属車セットは、茶色のキハの電車化種車と、自走客車「あおぞら号」の客車化改造の種車として、それぞれ活用。

そして2セット買ってしまったバケット急行編成、デハ2両は使い道が確定しているが、クハが余剰に。

これをどう使うかが、問題だな。

 

 


初雪~!

2022年12月23日 | なんやかや・・・

昨晩ついに初雪が積もった。

雪が日中舞うことは、何度かあったが、積もったのは今冬初めて。

昨晩8時過ぎに降った雪は、1時間ほどで真っ白に。

家の前の街灯に映し出されたところは、うっすらと白い雪が。

光がない裏の田んぼも、一応真っ白。こんなもの撮るために、しばしの間冷風に身をさらす。なんと阿保らしい、、、。

夜が明けると、

車庫の前の水たまりにも、今期初氷。

しかしこれだけ地元が真っ白(とも言えないが)なのに、

山は白くなっていない。こんなこともあるんだなと思いつつドカ雪が降らないことは願う。朝起きて、30センチも積もっていたら、どうしよう、、、。


ありゃ?

2022年12月20日 | 猫屋線(改造)

雪が降っては大変!とばかり週末買いに行った猫屋線。

週明けの月曜日に改めてじっくり吟味するとともに、走行化改造に着手。

バッテリーロコ走行化用には、TM-TR02が必要なのだが、買ってない。

この動力ユニットは、尾小家タイプのDLなどと同じなため、2両とも動力化した尾小屋タイプDLの1両をトレーラー化し、その動力ユニットをバッテリーロコに転用することにした。

小型DLも、バッテリーロコも1両で十分牽引できるので、2両とも動力化するよりは、動力+トレーラーの重連仕様で使うように変更。

トレーラー化するためには、車輪を覆う側板をどちらか1枚外す方が簡単。TT03の車輪なら、そのまま入るし、側板を付けるとしっかりホールドされるので、車輪が外れることもない。

後はダミーの朝顔カプラーに穴をあけて、ピン式カプラーの受けを作るだけ。

ただ1次型ピン式カプラーは、半固定でやはり不便なので、改良型を作ろう。

そして客車。

今回のセットで驚いたのが、この客車の装備品。

まず台車。

イラストから森林鉄道で使われていた運材台車的なつくりはわかったが、簡単に手には取れない。

御覧のように、片側には朝顔形(ダミー)、もう一方にはアーノルドが作り付け。カプラーを外すには、ニッパーでちょん切るしかない。

で、車輪やウエイトを付けるために外そうとすると、

見事に上下分割。ご丁寧にも朝顔形ダミーは、こちらも上下分割。

ハンドブレーキがあるほうは、その台座の部分で台車枠を半固定しているため、何もない方に比べるとまだ分割しずらい。

ウエイトを入れる(吊り下げる)なら、このハンドブレーキ付き台車の方だけ外してつけるほうが、やりやすいかもしれない。

車輪は、KATOのスポーク車輪(長軸)を付けてみたかったのだが、

軸受けには入るのだが、軸受けに切り込みの部分に、車輪軸の切り欠き部分がちょうど収まるので、このままでは車軸が固定されず、簡単に外れてしまう。

鉄コレ製品によくある、台車枠のひずみ(歪み)により、片側は入っても、もう片側は外れてしまう現象が、ここでも見られる。

ただTT03の車輪なら、一応は固定されている感じ。

車輪の抜けが気になる場合は、車輪装着後、台車側の抜けの部分を薄いプラバン等でふたをするしかないか。

しかしそれ以上に驚いたのが、ダミーの朝顔カプラー。

機関車の方は、従来同様だが、客車の方は、「穴」が開いている。

「なぜ」かはわからないが、これをピン式のピンを通すと、

なんとピンが通り、連結できる。特に、ハンドブレーキのついている側にも穴が空いているので、特に加工することなく連結できるのは、ありがたい。

上下分割する台車枠は、取り外した際に接着剤で分割禁止処理し、ついでに車輪を入れた際に切り込み部分に、ふたをする作業をしておけば、問題ないか。

車体の方は、座席の色差し位はやっておきたいな。