発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

新製品予告

2024年02月08日 | 9mm車両

2月も3分の一が過ぎようか、と言うところで、ようやく投稿。

2月にはいる前後からの気温の乱高下は激しく、冷たい時は本当に冷たいのだが、1週間もすると「あの冷たさはどこ行った?」状態の暖かさがやってくるので、これはこれでなじむのが大変。

で、そんなことにはお構いなしに、2月初めにあのKATOから、鬼のような新製品告知が、、、。

確か10年以上の間をあけて、ようやく忘れたころに再登場の近鉄ビスタカー10100系。

販売内容は、前回出た時と同じく、A編成+B編成のセットと、C編成単独の2種類に加え、さよなら3重連ができるABCの3編成セットの都合3種類。

ただ前回のシリーズが「登場時」の姿だったのに対し、今回のは「修正後」、いわゆる再末期の姿と言うことになる。

目に見て分かりやすい違いが、

ビスタカーになる中間車「サ10201」の1階席部分の床下塗装。登場時仕様はグレーだが、再末期仕様は、車体中央部にまとっているダークブルーになる。

また付属する行き先表示板も、京奈・京橿系統が追加され、楽しみが増える。

驚いたのが販売価格で、AB編成セットとC編成セットを買うと、ABC9両セットと全く同じ価格になる。しかもABセットのA編成は、01編成。

すなわち、

この写真の車両。フロントガラスがピラーで分けられた姿。対してABC9両セットの方は、ピラーのない02編成以降の姿。

さてどうするか、もう少し考えよう。

と思っていたところ、今日になってあの猫屋線が、、、

トミーテックのyoutube(月に1回するやつ)を見ていると、なんと次の新製品が、、、

ほぇ!

なんと単端2両セットが2種類。

しかも1両ごとに色が違う。

形態的にも、上2両が、エンジンが客室内にあるタイプ、下2両が、ボンネットタイプ。

ジ10(左上)が西大寺鉄道、ジ2(右上)とジ7(左下)が沼尻か九十九タイプ、ジ5(右下)は、、、まさかの天理軽便?

塗装が違うため、確実とは言えないが、こんなもんは、、、、と言っていた頃に戻れるはずもなく、森林鉄道用として、ジ10・ジ2セットは買うつもり。

ただ発売日(予定)が、、、

 

6月はビスタカー、7月はこの単端が、、、。

 

 

 


久々に~。

2023年02月19日 | 9mm車両

発売日直前に積雪50センチ弱の大雪に見舞われて、発売された事すらすっかり忘れていたトミックスのキハ35系(タラコ色)。

その後も天気は安定せず、7日朝には10センチの積雪。21日にはまた寒波襲来の予定。そんな中18・19の土日は、天気は悪いが気温は高いという、ややこしそうな天気。

で、小雨が降ったりやんだりの18日、キハ35を受け取りに久しぶりに模型屋さんへ。

キハ35・36のセットと、キハ30のM・T、キハ35のTの5両と、猫屋線パーツのお買い上げ。

キハ35自体は、すでにKATOのを持っているのだが(国鉄色・タラコ色共)、KATOのキハシリーズがその後何の展開もなく、また告知等も全くなされていない状況が続いていたため、KATOのキハに見切りをつけ、ダブルこと承知でトミックスのキハ35系に手を出した。

トミックスのキハ35系は、国鉄色で最初出た際は、キハ36の設定がなかった。今回のタラコ色セットではこのキハ36が入っていることも新鮮。

国鉄色の時は、キハ35だけ買って、キハ30はあえて買わなかった。

しかしタラコ色では、キハ30も揃えることに。キハ30自体はあまり見かけたことも乗った記憶もないのだが、タラコ色の魔力で買ってしまった。

キハ35と36の違いは、便所の有無(だけ)。妻面まで窓があるのが36。

その便所のせいで、側面の窓割も違っている。右側の一個だけ独立窓があるのが35。あの窓の反対側が便所。あの窓の部分にだけ妻面を背にしたクロスシートがある。

その昔、東京へ行くために大垣夜行を使った際、時間があったので関西本線経由で桑名まで行ったときに、奈良駅で入ってきた名古屋行きがキハ35の2連だったのには参った。1本後にすると2時間ほど空いてしまうし、何より桑名から先の養老線が、、、。この便所横のクロスシートに延々2時間以上座っていったのだが、当時の奈良区のキハ35の汚さは折り紙済み。

キハ35に乗った記憶は、悪いのしかないのだが、なぜか模型化されるとうれしくなるのは、、、。

KATOのキハ35系との大きな差は、ステンレスの900番台の有無。900番台自体は、映像で見るだけで見たことも乗ったこともない。ただなぜかこの900番台、再生産するたびにあっという間に売り切れる。関西ではなじみがないはずなのに、なぜか売り切れる。まぁトミックスに作ってほしいとは思わないけど。

 

そして猫屋線。

買ったのはこれ。

TT03Rは、ウエイトが欲しいだけ。

「待合室」は、模型屋のおじさんが、「問屋にこれだけ残っている、何かいるもんないか?」とセールスしてきたので、トタン板の作りが見たかったこともあり、買った物。中身は、

箱の大きさのわりに、スカスカ。

木の板にトタンを張り付けた構造になっており、木の板(内側になる面)はウエザリング済みと言う芸当を見せてくれる。

単なる掘立小屋と言うには、しっかり作ってあり、壁側には、ベンチも設置済み。

この待合室でいいのは、

このポスターパーツ。

当然この大きさの待合室に、全部必要ない、と言うことは、、、。

模型屋さんを出るときには、当然、次回の予約もしてきました。

 

◎土曜日早朝に再放映している「新日本紀行」、18日放送はなんと「木曾森林鉄道」

廃止2年前の様子を淡々ととらえている。理髪車は有名だが、ロータリー除雪車は知らなかった。

ぜひとも猫屋線のラインナップに、湘南顔の機関車ともども加えてほしいものだ(買うとは言わないけど)。

来週(25日)は、山口線にC57が復活した時の回らしい。鉄道ものが2週連続と言うのも珍しい。

 


今年最初!?

2022年10月21日 | 9mm車両

d払いの締め日を超えたので、和田山の模型屋さんに置いといてもらった新製品を受け取りに。

今年初めての9㎜セットと、レイアウト関係の用品(?)なぞ。

レイアウトのストラクチャーとして買ったのが、これ。

なんとメーカーはマイクロエース。箱の右上にある完成写真のように、柴の種までついてくる。ただ縮尺は250分の一。80分の一の猫屋線には不釣り合いにも思えるが、もし80分の一の五重塔なら、それだけで巨大すぎて猫屋線の雰囲気を壊してしまうだろうから、ここは小さめのサイズで手を打った。どれくらいの大きさになるかわからんが、五重塔が大きすぎるなら三重塔くらいにしてもいいかなと思っている。

そしてセットはこれ。

和田岬線の103系が日根野区から転属したことは有名。阪和線103系の最終形態の一つとして持っておこうと。

同時発売で、基本4両セットと増結2両セットも出たけど、6両セットにしたのはこれが決め手。

この車端部妻面窓の有無。

6両セットは、窓あり3両と窓なし3両なのに対し、基本・増結セットはすべて窓なし。予告当初は、基本セットだけ買おうかと思っていたが、それだと窓なししか手に入らないと気が付き、前面形状に難はあるけど、6両セットにした。

難があるとした前面は、研修用として増備された3連ワイパー。ただ付属品として1連ワイパーの窓も用意されているので、9㎜レイアウトが復活した際には、きちんと整備しよう。もう一つの難点は行き先表示。「兵庫⇔和田岬」の一種類しかなく、選択の余地がない。和田岬線セットなのだからしょうがないと言えばしょうがないのだが、、、。

最近のTOMIXらしく、かなり細かいところまで作りこまれている。驚いたのは、クハ103の床下。

何の機器か知らないが、床下機器の一つが、シルバーで塗装。前面だけで裏側は黒。片側にしかないからよく目立つ。

今作り始めている「ふらち山軽便鉄道」レイアウトでも、4両ぐらいがちょうどいい。

ただカーブ等は、

ミニカーブも一応走れたが、あまりにもクネクネ。9㎜の試運転線にするにはちょっと問題か。

9㎜車両は基本的に、阪和線関係と国鉄キハ関係、近鉄関係に集約していっているつもりだが、ここ数年でメーカーにも温度差が出ているように思う。

TOMIXに対しKATOが全くやる気を見せない。最近になってようやく、途絶えて久しい飯田線シリーズの流電編成がようやく来春発売されるようだが、今更の感は否めない。

それに対し意外に早く出て来たのが、キハ35系のタラコ色。注目すべきは、前回の国鉄色の時には無かったキハ36が、キハ35とのペアとはいえ、初登場すること。

キハ35系のタラコ色はKATOからすでに発売され手持ちもあるが、KATOのキハシリーズがキハ58系のリニューアルだけに終わり後が続いていないのに対し、TOMIXのキハシリーズはキハ10系から始まり、20系、26(55)系、28(58)系、23(45)系、35系、40(47系)とほぼまんべんなく網羅している。

KATOのキハ35が出たときは、その後の展開に期待したのだが、見事裏切ってくれた。

TOMIXのキハ35タラコ色は買うけど、KATOの流電編成は、買う予定はない。

で、もう当然になったd払い。

模型屋のおじさんに改めて聞くと、「スマホでピ!」払いは増えているという。

手持ちのdポイントがついに11000ポイントを突破。年会費の元を取った!(1年目は、、、)。

そういえば、まだマイナポイントの申請をしていなかったな。申請しても道楽費につぎ込みそうな気がするので、ここはゆっくりと、、、。

そして猫屋線。山口線のおとぎ電車の次は森林鉄道かい!!

ま、山口線の車両構造から、森林鉄道が出てきてもおかしくはないんだが。驚いたのはその販売価格。

な、なんと、9900円!!!

タカラトミーが、値上げするとは聞いていたのだが、5・6000円台で買えたのが、一気に9900円とは、、、。

森林鉄道には趣向が違うので手を出さないが、改造種車にするために今までに買った車両セットを改めて発注。あぁ、d払いの沼に落ちていく、、、。

 

 


最初で最後?

2021年12月12日 | 9mm車両
先週再び和田山の模型屋さんに。

発売直前で予約を入れた、今年最初で最後の9㎜車両の受け取りに行ってきた。

買ったのは、

45周年を迎えた(らしい)TOMIXの記念モデルのキハ35シリーズ。
動力車の付いた2両セットと、単品のキハ35。それに組み込む単品のキハ2両の計5両。

KATOのキハ35シリーズと決定的に違うのは、便所なしのキハ36がラインナップから外れていること。
KATOのキハ35シリーズは、数回再生産されているほどの人気商品。それをTOMIXがいまさら出しても、、、と思っていたが、案外人気があるみたいで、このお店でもキハ30は早々に無くなり、キハ35のセットも1週間で無くなった。残っているのはキハ35の単品1両のみという唖然とするほどの売れ行き。

キハ35なら売れ残るかと思っていたのだが、万が一のことを考え予約を入れておいてよかった。


セット、単品とも付属品がにぎやか。
行先表示、ジャンパ栓・貫通幌は当然、KATOと違い、前面補強版も付いてくる。
特に行先表示は、セットと単品で全く違っており、

セットの方は、オーソドックスは表示が並ぶのに対して、単品の方には、

「快速 奈良-天王寺」という、私でも見たことがない表示が入っており、この表示だけでも買う価値はある。

KATOがキハ35を出した時、それ以降気動車シリーズがリニューアル再登場するものと期待していたのに、キハ58系シリーズだけでお茶を濁し、あとは全く鳴かず飛ばず。

それに対しTOMIXは、10系・20系・26(55)系・45(23)系と続々製品化、国鉄時代によく見られた異種混結編成をたやすく再現できるまでになってきた。
そこにキハ35の登場は、まさに「鬼に金棒」編成が組めることを意味しており、半年先か1年後かはわからないが、「たらこ色」が製品化されたら言うことなし。

このキハ35と組むために買ったプラス2両は、

売れ残っていたキハ10(たらこ)とキハ28。
キハ17系のたらこ色は、というよりたらこ塗装自体は、キハ47以外は持ってなかったはずで、特に10代形式車は馴染みがなかったこともあり手を出していなかった(はず)。
キハ28は、パノラマウインドウ装着の2300番台。同形態のキハ58(1100番台)は買った記憶があるのだが、KATOとごちゃ混ぜになっているのかもしれない、、、。

家に帰り、在庫をちょっと調べてみると、キハ47以外買った覚えのない「たらこ色」、キハユニ26とキハ20が出てきた、、、。

白幕化

2019年05月02日 | 9mm車両
猫屋線のHOナロー、レイアウトも正式には作っていないことから、思い付き改造すらままならない状態。ジェームス君をいろいろいじくっては見たもののパットせず、今しばらくは休眠させることにした。

一方、この半年で火がついた近鉄特急、いろいろいじくっていると次から次へ参考データが出てくる。

極めつけはサニーカーグループ。赤幕(あるいはLED)の写真は多いのだが、白幕の写真は本当に少ない。

いったんはこうしたものの、その後の発掘で「白幕時代」には副票付きだったとほぼ判明(京橿の吉野連絡ね)。

ならば模型もそうしたい。
というわけでこの連休作業として12600のドレスアップやり直し作業を決行。


ところが、買った行先表セット(GM純正)には「白幕」が無い。


12200に入っていた、これらの特急ステッカーを流用しなければならない。
というわけでやってみた。


以前書いたように、説明書に書かれている前面表示の交換は、ライトユニットを外さなければならない。
が、カッターナイフの刃先で丁寧に前面表示部をほじると、ャ鴻唐ニはずれる。ただその際注意しなくてはいけないのが、ャ鴻唐ニはずれた際に床に落下すると、行方不明になりかねない。


そして副票の作成。
今回4号車(クモハ)にはKATOの10100に付いていた行先表示を加工して使ってみた。


右がKATO土台の副票、左が12200と同じタイプ。

12200に比べて、前面の後退角が少しきついので(半流型)、取り付けずらい。
またKATOの副票の方は、裏に車体固定用のステーがあるので、それが車体に刻印された副票台座に当たるため、余計に取り付けにくく、逆に12200タイプの方は、車体にピッタリ貼り付く感じになりやすくて苦労する。

高さとしては、左側の方だろうけど、もう張り直しはできないので、細かく気にしないことにする。


使わなくなった「赤幕」の方だが、これはもう1本サニーカーグループを増備しようと思う。消費税が上がるまでに。