発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

山と鉄道 建設記(6)

2023年11月29日 | レイアウト

森林鉄道線の試運転が一応成功したので、次は列車を仕立てての試運転。

森林鉄道線で走らせるのは、貨物は運材車編成、客車は山口線編成が基本としているため、買い込んでしまったキハ軍団は1両も走らせない。

運材車編成・客車編成とも機関車を両端につける編成を組む。

使う機関車は、

上3両は動力が入っているが、下2両は無動力。ただ上の左端の青い機関車は、キハ軍団と共に本線の貨物用として使うため、森林鉄道線へはあくまで試運転だけで使用。

予定では、運材車編成に3両、客車編成に2両の機関車を使うはずだったが、試運転で運材車編成も2両で行けるかもしれないと気が付き、来年2月以降に増備が完了するまで、未定。

客車編成は、2両とも山口線で挟むかもしれない。

写真には写ってないが、あと1両、簡易軌道の機関車も動力有りなので、余剰機関車が発生する確率が高い。

ただ機関車の動力はどれも同じなので、使うか使わんかは、デザイン次第か。

一方、客車として使う山口線グループ、そのまま車輪だけをはめ変えて使う前にちょこっと小細工。

運材車の方もそうだが、客車の台車も、見事なまでにバラバラになる。

車輪交換するだけでもバラける時があるため、山から転落しようものなら、、、。

と言うことで台車が分解することを防ぐため、台車中央部の上下パーツのはめ合わせ位置と、やはり分割する朝顔連結器にアロンαで接着。

そうそうカプラーは、アーノルドを使うことに。

そして試運転。

まずは機関車3重連。

同じ動力を使っているはずなのに、個体差が結構ある。3両協調して山の上までとは、なかなかいかなかった。

今は運材車3両だが、2月の増備で1両増えるので、最終的には運材車4両・客車1両の5両編成にするつもり。

非協調の機関車3両では、山登りが一苦労。動力の連携が悪いのか、途中で運材車や客車が脱線する、、、。

しかし山から下りるときは、重力加速度を味方にするかのように、きれいに下りてくる。

次に客車。

こちらも途中で脱線を繰り返しながらも、何とか上がってきた。

ここまで、運材車編成、客車編成とも、車両のウエイトは1両もつけていなかった。上り坂を少しでも軽くして上るためだが、これが脱線の一要因になっている感じがしたので、1両だけウエイトを付けてみた。

山口線の客車は4両あるが、展望車と赤い客車1両にウエイト装備。青いハンドブレーキ装備車がウエイト付きの目安。

ただなぜこの車両の台車部が青いのか、よくわからない。2両セットの方は黒なのに、、、。

一方、運材車編成は客車にウエイト装備。

で、登らせてみた。

運材車編成は、機関車を前後1両ずつにしても、問題なく登った。むしろ片側を2両にするよりは調子いい。客車の連結位置はもう少し考えよう。

客車の方もすんなりと。客車編成はこの3両が基本なので、機関車2両で十分か。

 

いよいよ昼間も寒くなってきた。山のお手入れする時間も限られてきたな。

 

 


ようやく、、、

2023年11月25日 | なんやかや・・・

神社の入り口にある大イチョウが、黄色くなり始めた。

国道を走っていると、かなり目立つところにあるため、この木に引き寄せられる人が案外いる。

国道沿いに点々と植えてあるモミジも、固定差はあるもののきれいに色ずいている。

山の中腹の大銀杏も、黄色がはっきりしてきた。

週末は冷え込んで天気が悪いとのことだったので、強風が吹いて飛び散ってはかなわんと、金曜昼にプチ撮影会。

この場所は、朝日はよく当たるが、午後2時ごろになると裏山にさえぎられて日が差し込まなくなるので、撮影する時間帯には注意が必要。

また黄色くなったとはいえ、よく見るとまだまだ黄緑の部分も多い。

ただ、黄色と赤色が同時に見れるなんて、久しぶり。さて、いつまで楽しめるか。

 

 


山と鉄道 建設記(5)

2023年11月23日 | レイアウト

森林鉄道線のレールがつながったところで、勾配を調整し直しまた接触しそうなところの地形を修正。

そして次は、通電テスト兼全区間試運転。

これをする前に、通電不良区間になりそうなレールだけ抜き出し、サンドペーパー掛け。

鉄橋とそれに接続する、茶色塗装にしたレール。鉄橋は長い間使用してなかったし、茶色に塗ったレールも、今一つ通電状態が悪い時があるので、この際同時に。

しかし思わぬ所に伏兵が潜んでいた。

この短尺レール。

このレール、よく見ると

左下のジョイナーは問題ないけど、右上のジョイナーは、、、何かおかしい。

そこで思い出した。そうか、レール止めが付いていたレールなんだと。

KATOのレール止めは何種類かあるが、レール止め単体で売られているのと、短いレールとセットになって売られている商品があり、その場合短いレールの方には、片側は正常だが、レール止めがある方は、絶縁ジョイナー的なジョイナーを付けているので、電気は流れない。

そのことを忘れてレイアウトに組み込むと、当然電気は流れない。

レールをばらした際に、レール止めと一緒にしておけばよかったのだが、バラバラにしてしまっていた。

この短尺レール、長さ調整に便利だったので、何箇所で使っていたのだが、それが裏目に出た。

通電試験を兼ねて、何とか山の上まで機関車を走らせたので、短尺レールの整備も終わったところで、下山試運転。

無事下の駅(停車場)まで到着。すぐ脇が絶壁仕様なので圧迫感があるけど、このあたりの修正は、もう少し先に。

機関車単体はOKなので、次に客車を付けて。

客車1両の長さは、運材車より長いので、客車が通れれば、運材車も通れる。

本来なら2両か3両ぐらいで試験すべきなんだろうけど、途中で脱線し、山から転げ落ちてしまい、台車がバラバラになっては、元も子もない。

まずは1両で入線試験。

機関車だけではクリアしていたこの突起部も、客車ではだめ。

このような突起部は至る所にあり、脱線することはなかったものの、車体を傾けて走ったり、止まったりを繰り返しながら、山の上までたどり着く。

支障があった個所は、電熱カッターですぐ修正。

下まで降りてきて小休止していると、あいつがこんなとこに、、、、。

紅葉を枯らしてしまうような暖気の中、やっぱり出てきた、、、。

このまま山を登らせて、部屋中に臭気をまかれてもかなわんので、カメムシポットンの中へ。

走りとともに気になっているのが、この区間。

トンネル予定地内での、並走区間。下の線路は移動させることができないので、上側の森林鉄道線の位置で修正するしかない。

ちょっとだけずらすと、離合に問題なし。むしろ問題があるのは、切通のつもりで作った右側の斜面だな。そしてトンネルの入り口形状も。

最後に気になっていた、この橋の形状も。

9ミリのガーダー橋をそのまま転用したのだが、youtubeなどを見ていると、森林鉄道には、ちょっと不釣り合い。

やっぱりこうしました。

塗装などしていないので、赤が目立つが、雰囲気は良くなったような気がする。

しかし絶壁だらけの斜面に、どうやって木を植えよう?


山と鉄道 建設記(4)

2023年11月20日 | レイアウト

森林鉄道線の終点が決まったところで、改めて配線と山の作りの見直し。

山のベースにした発泡スチロール板は、薄いもの(厚さ8ミリぐらい)と厚いもの(厚さ4センチぐらい)を配線の状況により組み合わせていたが、すべて「厚いもの」に統一。

手前の1周目のカーブ区間は、配線はそのままに土台を入れ替え。

レール内側のスチロール板の上に載っているのが、端材を積み重ねていったスペーサー。

このスペーサーを入れて前カバーを取り付けると、

そしてその上の2周目の区間は、少し配線自体をいじくる。

最初に作ったのは、きれいな半円を描くパターンだったが、それだと1周目と2周目のレールの間に、広大な空間が出現するので、その空間を少しでも埋めようと画策。

さらに、1周目と2周目の基盤を厚いスチロール板2枚に変更。

配線も、スチロール板際まで行くパターンも考えたが、このパターンだと断崖絶壁の上にレールを敷くことになり、これは断念。

この写真では、2周目のレールの下に「薄い」スチロール板を敷いているが、これはその後撤去。

最終的には、こういう形に。

1周目から2周目にかけてスチロール板が3枚と、登坂能力が問題になりそうな配線だが、配線がまだしっかり決めていないので、2周目のレールが、あの高さになるとは限らない。

そして山頂部(?)。

白いスチロール板の上には、さらに山を増設する一方、黄土色のスチール板は、駅と丸太積み出し用の土場を設置する予定。

手前の半円部が客車、奥の直線からポイント部にかけてが運材台車置き場。

森林鉄道は、木の中と言うよりは、崖のふちを走る線路になりそうだ。

紅葉が遅い、寒さがもう一つ、、、と言いながらでも、着実に寒くなってきている。

この部屋も、日が差し込むときでも午後4時ごろまで、日が差し込まなければ、2・3時間程度の作業しかできない。

本格的に冬季休業に入る前に、せめてレールだけでも、、、。


秋浅し?

2023年11月17日 | なんやかや・・・

11月も半ばになっても、一向に紅葉が進まない。日没後がいくら寒くなってきたとはいえ、日中の時間帯、日が当たればカメムシが飛び回るような陽気になっては、紅葉も今一歩か。

と言うことで、近所の紅葉チェック。

神社のふもとにある大イチョウ。いつもなら今頃は紅葉が終わって落葉しているはずなんだが、いまだに「緑」が目立つ。

そして、

反対側の山の中腹にある大イチョウも、いまだに黄色にならない。ともに、川のそば、山の中腹と言う紅葉しやすい場所にあるはずなのに、いまだに、、、。

もっとも葉先の方は、色ずいている所もあるようで、

そして10日ほど前に行った峠道は、

紅葉もほぼ終わり、落葉の時期になっていた。

なんか本当にこの冬が怖い気がする、、、。

家に帰ってストーブを付けると、温かくなった頃合いを見計り、カメムシの活動が、、、。

で、久しぶりに作ったカメムシほいほい。

500ミリと350ミリのペットボトルで作ったもの。350ミリの方の底をカットし、ペットボトルの口同士を合わせ合体。アロンαで接着させたが、それだけだと心もとないので、ガムテープでぐるぐる巻きに。500ミリのボトルの底には、4分の1か3分の1ぐらいまで水を入れ、洗剤を数滴たらして出来上がり。

壁やふすま、天井に張り付いたカメムシを、上側のペットボトルのふちを使って、下の水の中へポチャンと落とす。それだけ。ただ捕獲に失敗したら、カメムシ飛行隊が登場するので、要注意。

手を伸ばしても届きにくい場所や、あまりに低い場所にいるときは、変に刺激せず、取りやすい位置に来てくれるまでじっと我慢。

1回作ると数年間は使えるので、コスパはかなりいい。

水の色がだんだんカメムシ色に変わっていくけど、気にならなければそのまま置いといても問題ない。あの独特のカメムシの臭気は、ほとんどしない。

今の時期になって、こんなもの作らないといけないとは、、、。

明日は寒くなるそうだが、初雪は拝めるんだろうか?