発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

最後の最後に、、、

2019年12月31日 | 近鉄特急
昨日、年末恒例のプチ餃子会を橿原神宮前で開催。

1時間半ほど早く行き、駅で年内最後の近鉄録り鉄。

ダイヤが休日なので、吉野特急は30分毎の運転。だから連絡する京橿特急はすべて『吉野連絡』であり『阿部野橋連絡』。

わかってはいたが、南大阪・吉野線と橿原線の移動が大変。

吉野・南大阪特急はピンからキリまで見れたのに対し、京橿特急はビスタカーとスナックカーだけという、物足りなさ。ま、八木まで行けばいろいろ見れたんだろうけど。

で、年内最後の近鉄特急は、

これ(16011)で橿原神宮へ向かい、


これ(16107)で戻ってきました。

ちなみに1年前は、16111で行き、16108で戻ってきており、16010系で向かい16000系で帰ってくるというパターンは同じ。

その16000系(16107)で、今頃になって大発見。

サニーカーやスナックカーと同じシートだと思っていたのだが、なんとこちらの方は、力を抜いたら背もたれが戻ってくる「簡易リクライニングシート」。

国鉄の14系客車や485系などで使われ始めたときは、「あんなインチキリクライニング」と幻滅したもんだったが、まさか平成を通り超えて令和の時代になるまで残っていたなんて、夢にも思わなかった。

ようやく最後に新塗装になった16107編成だけど、座席が昭和のままだったとは、、、。

行きの16111では気にならなかった(気づかなかった?)のに、もしかして残っている16000はすべて簡易リクライニング?

この辺り、気合込めて調査する気はさらさら起こらないが、来年の乗る楽しみの一つに挙げておこうか。できれば廃車になる12200の座席と交換して欲しいのだが、、、。

という事で、12月の近鉄を年末ぎりぎりでまとめました↓。
https://youtu.be/QRWDZKLyLmQ

乗車録2019

2019年12月29日 | 近鉄特急
特急等に乗れば一応つけてきた乗車録。

昨年(2018)までは手帳などに書いていたが、今年はスマホのカレンダーアプリに記録として残してみた。

これが案外使いやすく、また記録として残っているので今年はまとめてみた。

こうのとりもつけているが、別段まとめる程でもないため、ここは近鉄特急に焦点を当て、この1年の整理をば。

ま、京橿特急と吉野(南大阪)特急ですが、、、。

◎12200系(ク12300)
 喫煙車として残っているこのク12300(1号車)しか乗ってません。

>12335(3)・12336(4)・12339・12340・12353(2)
 *( )内は、複数回乗車した回数、339と340は1回のみ。

赤幕は12353。

◎12400系(ク12500)
 喫煙コーナーの体験として1回だけ乗ったもの。
>12501

12200系とは、尾灯・標識灯の形状が同じ。前パン以外にも、この部分で12410系との判別が出来る。

◎22000系(モ22400)
 喫煙車で残っていた旧塗装の22000系には、5月頃から狙い乗りしてました。
>22403(3)・22404(3)
 *結局最後まで残った旧塗装を交互に乗っていたことに。


そしてビスタカー30160と、伊勢志摩ライナー23704。ともに中間車で、伊勢志摩ライナーは喫煙コーナー付き。

これが京橿特急のまとめ。伊勢志摩ライナーは京伊特急の八木から京都まで。
そして吉野(南大阪)特急。
こちらは全車が喫煙コーナー付きになっているため、喫煙コーナー付きに乗るかどうかは、その時の気分次第。

◎16000系
 12200系と並び最古参の地位をキープしているが、内装がサニー化グループとほぼ同じな ので、出来る限り避けている。
>16107・16109・16008

◎16010系
 内装的には16000系と変わらないため、別に分けなくてもいいのだが、車体(顔)がサニーカー(12410,12600)と同じなので、形式として分けられた。着たらがっくりする車両。
>16111

◎16400系
 22000系と同じ車体、同じ内装で登場した吉野特急としては革新的な車両。更新を受けた際に、『さくらライナー』と合わせた内装は、素晴らしいの一言。22000更新車との違いはシート・内装の色、座席コンセントの位置、数ぐらいか。着たらとても嬉しい。
>16401(3)

◎16600系
 22600系と同じ車体、内装。吉野特急の最新鋭。更新を受けた16400系とどちらがいいかは、個人の好み次第か。16400系ともども着たら嬉しいグループ。
>16601・16602・16701・16702 なんと配置4両全てに乗っていた。

◎26000系(さくらライナー)
 乗る時間がなかなか合わず、今まで乗れなかった。内装は16400とほぼ同じだが、DXシートは病みつきになりそう。
>26202
 







吉野(南大阪)特急は小世帯が、着たら嬉しいグループとがっくりグループに2分化されているうえ、両グループとも勢力が拮抗している上、昼間は2両編成主体なので、当たり外れがはっきり。30分毎の運転の土・休日ならともかく、1時間毎になる平日は、運も必要か?

さて、今年もあと2日。31日は家の用事などで動けないので、明日30日が近鉄特急に乗る年内最後のチャンス。
準急の誘惑に負けるか、意地でも特急に乗るか、どうなる?

年内最後

2019年12月26日 | スライドショー
本日2本目にして丹波発年内最後は、やはり年内最後のスライドショー。

和歌山にあった小私鉄2本をまとめたもので、あの泣く子も黙る野上電鉄と、ほんとにひっそり消えていった有田鉄道。

補助金助成が打ち切られた野上電鉄は、まるで漫画のように「よろしい、ならば会社清算だ」の道をまっしぐら。
この鉄道の最後の仕打ちが、「駅、車内での撮影禁止」と言う当時でも想像がつかないようなことを平然とやってのけた事。あちこちに看板があったそうで、今でも語り草になっている。

ただ撮影したころはのどかな時期で、車両は阪神・阪急・富山地鉄から来た選りすぐりの「動く化石」ばかり。

この後しばらくして、テレビコマーシャルに、「明治アーモンドチョコレート号」として登場したときは、誰もが目を疑ったもの。

この電車が、アーモンドチョコレート号になりました。ちなみに阪急の足回りに阪神の車体を載せたものだそうです。

そして有田鉄道。
ここも、昭和59年2月の国鉄貨物輸送合理化の波を受け、それまでも息絶え絶えだったのが、とどめを刺された感じで、廃止前には、土日運休、平日2本まで運転本数が減らされていたとか。
もちろん撮影時期は、まだまだまともな運行をしていた頃で、富士急行から来たキハ58が3両とも健在な時期。ただ単行でも輸送力過剰なのは明らかで、富士重工のレールバス(LE≠bAR)を入れなかったのは、資金が底をついていたからか。


野上電鉄は昭和53年、有田鉄道は昭和58年(ごろ)の撮影です。

https://youtu.be/97aLKwA2LzE
この2本に共通で出てきたのが、南海キハ。
和歌山駅で撮影したものだが、車体整備の丁寧さは薄汚い国鉄キハと比べると一目瞭然。

気動車特有の車端部の汚れなどほとんどなく、非冷房ながら存在感はあった。
車体と主にエンジンの整備もよく、難波駅で発車シーンを見たときなど「無煙化とはこういうことなのか」と思ったぐらい排気煙はきれかった(ほとんど透明)。



ああ、1か月、、、。

2019年12月26日 | なんやかや・・・
今年もあと1週間になったクリスマスイブの夜、近鉄から素敵なプレゼント(?)が、、、、。

な、なんと、12200系の喫煙車が来年1月末でもって廃止されるとな。

ただ12200系自体は、来年(2020年)中に引退するするので、2月以降引退するまでの間は「喫煙コーナーなし、全車禁煙」編成という時代の最先端を走る姿で有終の美を飾る存在に。

面白いのは、2月以降しばらくの間は1号車(喫煙車)の車内整備のため、車内整備が終わるまで1号車の特急券は発売しないという事。

車内整備の内容自体は、空気清浄機の撤去や灰皿の封印など小規模のものと推測されるが、12200系を組み込んだ編成は当面の間、1両減車扱いになるか。

『ひのとり』のデビューが3月14日なのでそれに合わせて座席禁煙を実施すれば?とも思うが、小規模でも車内整備する必要(たぶんJRではやらない、、、)からか、旅行需要などが減る2月に集中整備を考えたためか。

12200系自体余命1年の宣告がされている以上、早かれ遅かれ喫煙車が無くなる事には間違いないのだから、ある面、五月雨式に消えていくよりは全車禁煙扱いとしてパッと消える方が、すっきりするかもしれない。

こうなると2月以降は喫煙室が、プチカフェ仕様か牢獄仕様かの違いで選ぶことになるのだが、、、なんかかわいそうなサニカーグループ、、、。


12200系の1号車を選ぶのも、あと1か月。


多分このグループは、簡単に選ばんだろうな、、、。


2月以降の本命は、このグループ。窓が大きい22600を選ぶか、白色系の座席もまぶしい22000更新車を選ぶか、悩ましいところ。

ああ、魔改造

2019年12月23日 | 猫屋線(改造)
HOナローの泥沼にはまりつつある。

ベースがフリーランスの猫屋線や簡易軌道なので、ある面やりたい放題。

フリーランスとはいえ、現存した車両をベースに模型化しているため、写真で見る車両とそんなに違わない。

そんな中、簡易軌道のミルクタンク車を灯油タンク車に改造してみた。
灯油タンク車なるものが、実在したのかどうかは定かではないが、ミルクタンク車を2両持っていてもあまり面白くないので、家庭用暖房に必要な灯油専門のタンク車(一応)に改造してみた。



数年ぶりに水抜き材(EPA)を買ったのだが、どの製品を見ても肝心の成分表記に「イソプロなんちゃらアルコール」の成分割合が書いてない。たしか99.8ぐらいはなかったらいけなかったはずなのだが、その割合がどの製品を見ても分からないため、とりあえずこれを選んだ。

鉄コレをつけたときなんかは、一晩も漬けとくと塗装がペロッとはがれたのだが、今回は一晩漬けても、塗装がこびりついたまま。


ピンセットの先でごしごししてようやく落ちた。

で塗装だが、今回は水抜き材の横にあったこれを使ってみた。

そう、車体補修用のタッチアップペイント。

ミルクタンクを塗り替えるだけだし、色は一色だけなんだが、車の車体カラーってものすごく細分化されているのね。運よく艶消しブラックがあったが、無ければどうしてたか。
そして、、、

上部のタンク手すりやステップはそのまま外し塗装も変えなかったので、再装着すると銀色がいいアクセント。

足回りには、ミルクタンク車のを使わず、Bトレ用の台枠を利用。そのままでは軽いので、鉄コレ用のウエイトを貼り付けた。


ミルクタンクは全くの看板なしだったが、灯油タンクはそれでは寂しいので、ミニ四駆用のステッカーでドレスアップ。


腰高な感じがしないわけでもないが、ウエイトを入れているせいか意外に安定している。



端面は、排出口がある側とない側でステッカーを変えてみた。

カプラー周りがそのままだが、この辺は年が明けたら考えよう。