発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

分工場開設!

2024年07月12日 | HOナロー

先月エアコンを購入した際に、きれいにした2階の部屋。

先日の梅雨の中休み猛暑の際、掃除と同時に施した遮熱対策の効果もあって、エアコンの利きが、格段に良くなった気がする。

ならばこの環境を利用して、模型工作に生かすことができないか、と考えるのは自然の流れ。

昨年までは、エアコン使っても30度あり、とても模型いじりなぞできる環境ではなかった。

もっともベッドもあるので、使えるのは机の上だけになるが。

パソコンやプリンターは、1枚のすのこの上に載っている。

だから模型いじりをするときは、キーボードをパソコンの前に置き、すのこを一番奥にまで引っ込める。

するとこれぐらいの空間ができる。すのこの下には、高さ調整を兼ねて、こたつの天板が、、、。

ここに工場を誘致する計画なんて、全くなかったから、この段差が気になるが、この上に工場用地をこう確保。

スチールラックの棚板が1枚余っていたので、それを利用。40*80ぐらいの大きさで、ちょうど空間部を隠す感じでピッタリ収まる。

 

最初の工作は、樹木のお手入れ。

一度作っては見たものの、キットの糊だけでは今一つ葉っぱの固着がうまくいかなかったが、スプレー糊なるものを手に入れたため、それの効果を確認することもあって、工場の初仕事として、取り上げた。

スプレー糊を使うということで、パソコン側には遮断壁設置。

このレンジボックスに入っているのが、後ろの木から脱落した葉っぱさん。

これを改めて木に接着したうえ、スプレー糊で固着しようというもの。

まず、針葉樹でお試し。

今回改めて気が付いたのだが、葉っぱの固着に使う糊は、水との相性が悪い。水分を含んだ筆で塗ろうとすると、糊が筆にのらない。そんな筆で木を塗っても、葉っぱが引っ付かない。

だから筆の水落としは、丁寧にやる必要がある。

またスプレー糊を噴射すると、当然ながら底面は糊だらけ。ボンド水溶液ではないので、しばらく放っておいても大丈夫。

スプレー糊を噴射した時点で、くっつきの悪い葉っぱは落下するけど、これは致し方ない。

スプレー糊がどれくらい効果があるかは、しばらく日をおかないと。

 

このスペースでも、持ってくる材料を吟味すれば結構使えることが分かった。

しばらくは樹木作業、猫屋線の端単が出たら、車両改修工事してみよう。

 

と思っていたら、模型屋さんから電話。ビスタカー入ったで!、、、あ!忘れるとこだった、、、。


車両整理

2022年10月30日 | HOナロー

改造種車として購入したバケット急行を増備したのに伴い、改めて手持ち車両の整理を。

まず気動車部隊。

右側から、トロッコ展望車編成、キハ(動力車)、キハ(トレーラー)、機関車、貨車、客車編成の順にグループ分け。

まずこのトロッコ展望車編成は、気動車・電車部隊いずれにも属し、どちら側でも走らせる。動力は左端の単端8号にポケットラインを積んでいるのだが、別に機関車にしても構わない。

ただカプラーがピン式を採用しているので、KATO-Nカプラーを採用した電車部隊所属車両とは基本的に連結できない。

これが気動車部隊本体。

気が付けば、湘南顔ばかり。右2両が動力車だが右端のキハの顔は、左端に2両ある13号を塗り替えたもの。動力+トレーラーに2両1組をペアとして考え、それに客車を1両付け足す3両を最長編成として走らせる予定は、変わっていない。

オレンジの13号だけで、1組のペアが生まれることに、今更ながら気が付くし、茶色の184号がヘッドライトが大きいこと、一色塗ということもあって、ちょっと違和感が。

キハ軍団のペアの組ませ方はもう少し考えよう。

そして機関車・貨車部隊。

機関車3両のうち、尾小屋タイプの2両は純正動力だが、赤茶色の1両は、ポケットライン動力。ゆえにカプラーのアーノルドのままなのだが、ピン式カプラーのピンを引っ掛ければ牽引できるので、問題なしとして使用。

その反面、手前に見えるトラは、単端の足回りを無理やり利用した2軸車。編成の中間に入れると脱線しやすい傾向にあるため、線路の物置代わりにするかもしれない。

トロッコ展望車編成と同じく、電車部隊と共用して使うため、電気機関車が直接は牽引できない。

そしてこれが、気動車部隊用客車。この中の3両は、気動車増結用として使う予定だが、客車自体はまだ少し増えそうな感じもするので、いましばらくは、気ままに使っていくことに。

次に電車部隊。

気動車部隊より、こじんまりとまとまっている。

電車1号編成(仮称)は、「やまねこ号」のデハに、「やまねこ号」のキハをクハ(片運)にした181号、増結用の25号は赤屋根をノーマル形状に変えたもの。

そしてバケット急行は2号編成。

こちらも旧塗装の3号・53号セットをそのまま電車に転属させたもので、塗装や車体形状がデハ56とほぼ一緒だったため抵抗なく編成にできた。ただキハ3の前照灯がシールドビームの小型のため、これだけは電車用の大型のものに交換(クハと付け替え)。

最後は機関車部隊。

12号客車が2両余っていたので、そのまま電車部隊用として活用。同じ車番が2両あるのは味気ないので印刷されていつ車番をそのまま使って、1号客車・2号客車にする(12号のままなのは、これから改番)。

左端の55号は屋根を乗せ換えたついでに、荷物車として整備。3両運転の時は、123号かこの55号を付けて走らせる。客車4両運転はしない(つもり)。

これらの車両は、あの上底パッケージを小細工して収納することに。

ちなみにキハ13号編成に増結する客車、あるんです。

電車部隊用の客車として再整備するはずだったのが、意外なところで方針転換。

このようにまだまだ使えそうな車両がある半面、頭を悩ます車両も。

物置として使うにも、3両もいらんしな、、、。

 

 

 

 


客車整備(1)

2020年05月31日 | HOナロー
先日アップした座席装備をもうちょっと詳しく。

座席整備の対象となったのは、予定外だった古典風味客車の方。

予定では2両とも一般的なロングシートになるはずだった。

これが変わったのは、たまたま見た草軽電鉄の記録動画。

その中に車内撮影もあり、その時初めて片側クロス(ボックス)、片側ロングの座席配置を発見、衝撃を受けた。

それ以来、手持ちの客車の一部をこの座席形態にする気にはなっていたのだが、その対象はキクニ(キニ?)改造したキハとペアになっていた客車。古典風味客車はあくまでロングシート予定だった。


その気が変わったのはやっぱりこの座席パーツ。

KATOの43系客車の物だが、1つずつ切り離して使えば猫屋線用に転用できる感じ。
オリジナルのままでもシートピッチ自体は、窓2個半に1ボックスという32系客車並み。
なのでなんとなく使うことにした。


まずは床板設置。

この客車の床形状が比較的シンプルで、床板が作りやすかったのも、改造する気にさせる。

自作の床板自体は、窓ガラスの止めと床下パーツの間に入れることができるよう、0.2mm厚のプラバン。

それをタッチアップペイントで黒1色に。

そして黒一色だった車内妻面も、貫通ドアを黄色で塗り分け。

ところが貫通ドアがはっきりした分、その妻面に座席を置くと、貫通ドアの半分が座席になってしまう。
ロングシートなら問題ないが、クロスシートにするなら一人用しか置けない。しかも上3分の2ほどはガラス用プラバンが重なるので、妻面板に座席を固定するのは難しい。


そして座席を窓を参考に仮配置、2個半に1脚ずつ置くと窓10個に対し4脚がキレイに置ける。なお車端部は1人用にしないといけないが。


座席は、裏面に両面テープを貼り固定。


床面に座席を固定。あくまで目分量で配置したため、車体をかぶせないとその配置が正しいかどうかはわからないが。ただシートピッチ自体は、本家の43系客車より少し広い(はず)が。
車端部は窓ガラスパーツが入る分、少し壁から離している。


窓ガラスをかぶせると、斬新なトロッコ客車の出来上がり。

ただこの時点では、ロングシートは未装備。
実はロングシートに使うパーツが、この時点では見つからなかったのだが、、、。



車体をかぶせると、クロスシート部分は何となくいい雰囲気。

この調子で2両目に行くはずだったのだが、、、。

ホーム作成

2019年12月08日 | HOナロー
HOナローレイアウトに、トンネル以外のストラクチャーも設置することにした。

とは言っても、Nのように街コレやメーカーストラクチャーがたくさんあるわけでもなく、また置けるスペースや数もHOサイズだから限られてくる。


まずは列車の間のスペースに、ホーム設置から。

HOサイズのホーム自体は、メーカーストラクチャーにもあるのだが、ここは自作で。

レールの下に型紙(と言っても、カレンダーの裏側なんだが)をひき、レールをトレースしてホーム形状を決定。


ホームセンターで買った発泡スチロール板にホーム型紙を置いて寸法を合わせると、寸法が足りない、、、。
もちろん対角線上に置けば問題ないのだが、直線はスチロール板のものをそのまま使いたいのし、ホーム一端は駅本屋に行くためのスロープとしたいため、この位置で良しとしよう。


ホーム最大幅に合わせ切り出したスチロール板を設置スペースに置くと、幅はドンピシャ。

しかし1枚だけでは道床と同じ高さのため、同様のものが2枚か3枚いることに。
ただ2段目、3段目と高さが上がると、そのままの幅では車体との干渉を考慮しなくてはいけない。



2段重ねたところで、高さ合わせ。まだ低いような気がしたので、結局3段重ねにしてみた。



客車3両+荷物車1両の編成を組めば、奇跡的にピッタリ。
あまりにもぴったりだったので、気分が良くなり、よせばいいのにこんなことをしてしまった。

荷物車が停まる位置だけ、ホーム1段のままの低床のままとしてみた。

有蓋車を停車させると段差が生じるが、

簡易軌道客車では、ちょうどよい高さ。





荷物ホームと反対側は、駅本屋へのスロープ(階段)を設置予定なので、そのスペースが残ったまま。


3段重ねホームを端から見ると、ちょっと高いような気が。2段重ねのままで良かったのかもしれない。
ホーム高さを見直すかどうかはおいおい考えるとして、ホームを白いままにしておいては違和感ありあり。

という事で仕上げに着色。でも単に塗装したのでは面白くないので、

ストラクチャー用の砂利を接着することに。
木工用ボンドを水で薄めて接着することは、模型雑誌等でも出ていたのでやってみることにしたのだが、ボンドと水の割合が分からない。ここは適当に混ぜたのだが、肝心なことを忘れたいた。

発泡スチロールには水溶液がのらないのだ。当たり前といえば当たり前だが、何せ今までこんなことやったことなかったので、塗る段階になって初めて気が付いた。
悪戦苦闘すること1時間、なんとかできた。





なんとかできたが、やはり高さは2段で良かったか。

長さももう少し長くても良かったかもしれないし、第一、1段目はレール間の更地を埋めることが出来るのが分かったので、この辺を考慮して、もう一度作り直してもいいかもしれない。このホームはこのホームで何かに使えるかも。

最終増備!

2019年10月20日 | HOナロー
Nと違いHOナローはレイアウトの大きさを決めると、おのずと必要な車両数も制限されてくる。



この大きさのレイアウトでも車両自体は、やや過剰気味。

ただこの時点では、機関車は単機使用を前提にしていた。しかし実際走らすと、


単機でも、それなりに味わいはあるのだが、走行が不安定。特に低速での走行が不安定。

そして、試運転の際に何気なく組んだ重連が予想以上にいい走りをしてくれたので、機関車運用は重連で行うことに方針転換。

金のないナローで、機関車を重連で使うなんて贅沢なことはまずなかったろうが、そこは妄想と現実無視の模型の世界、自由にできる。

問題となるのが、ナローの機関車よりもう二回りほど小さい森林鉄道用機関車。これだけはどんな猫屋線の機関車をあてがっても、サイズ感の違いはどうしようもない。

しかし猫屋線の機関車自体もう売ってないので、考えた挙句、最終増備としてこれを買いました。

そう、出る前からバカにしていた簡易軌道の客車セット。
「誰が買うねん、あんな物」シリーズがまた増えてしまった、、、。


禁断のエコーモデルパーツもやっぱりお買い上げ。

客車セットを選んだのには、相応の理由があるのだが、それはまたの機会に。

ただパーツ類で不思議なのは、座席(クロスシートとかロングシート)が見当たらないこと。車内の造りがない猫屋線車両だが、走らせてみると座席と人形ぐらいは欲しくなってくる。人形はいろいろあるからいいものの、それを座らせる座席がパーツとしてないとは、コレいかに。(もっともナロー初心者なので、見つけられないだけかもしれないが、、、)

そしていつものこれも。

久々に出たこのシリーズは、近鉄編。近鉄は複数回出るみたいで、来月には2本同時に出る。1990年代から2000年代にかけての撮影分だが、塗装は今と同じになっている半面、写っている車両には、懐かしいものも。大阪線に登場した近鉄の最凶編成が写っているとは思わなかった。

近鉄ネタでもう一つ。
先日行われた近鉄祭りの写真を見たのだが、そこにはなんと、、、、トラバーサーに乗る22000旧塗装車が、、、。2連2本か3本が残っていたと思われる22000旧塗装も、いよいよ終わったか、、、。

9月27日に乗った、これが最後かもしれない、、、。