発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

第2編成

2024年05月12日 | 猫屋線(改造)

森林鉄道線で使う客車編成の方、ミルクゴンドラを改造した展望トロッコを付けることにより、3両編成が2本できる。

すでに紹介済みの第1編成の方は特に問題もなかったのだが、余剰車の組み合わせになった第2編成の方は、一筋縄ではいかなかった。

これが問題の第2編成のメンツ。最大の問題は「展望車が2両ある」と言うこと。

模型の世界で、そこまで気になるか?という、単なるわがままのような問題だが、気になったもん、仕方がない。

出来れば両方とも、密閉客車にしたいのだが、そのために車両を増備するのも馬鹿げている。

塗装についても、そもそもこんな3両編成を組むつもりはなかったから、統一感が皆無。予備編成と言うことで妥協しよう。

で、ある考えを思いつき、客車をばらしてみた。

中の作りは、密閉型も開放型も同じ。

ならば屋根板の半分のみ交換するのはどうか?

クロスシート部には窓ガラス有の密閉型屋根を、ロングシート部にはガラスなしの開放型屋根を付けるというもの。

密閉型も開放型も2分割タイプ。だから簡単にできると思っていたら、、、

左右に分かれたパーツを固定させるための突起部の位置が、密閉型と開放型では位置が違う。

片側をはめたところで、もう一方の方は突起部と穴の位置が違っているし、はめた側だってずれた状態ではまっているため、左右が面一にならない。

突起部と穴の位置くらい統一しとけよ、と思うのだが、こんなことやる奴はおらんだろうと思われているのか、見事なまでのずれっぷり。

分割した屋根(と言うか側面?)パーツを組むとこんな感じ。

左右の屋根(側面)パーツは接着しておらず、突き合わせているだけ。

これで問題になるのが、密閉客車の仕切りパーツ。これが展望客車の屋根パーツに上部に1ミリほど干渉するため、その部分を削らないと屋根パーツが収まらない。

屋根板を載せず、このまま着色してもおかしくない感じだが、屋根がまっ平と言うのも変なので屋根板は載せることに。

出来上がりが↓

一見うまく出来上がったようで、実は屋根板のおさまりが悪い。特に紅白のテント屋根、左右の幅が車体幅とほぼ同じのため、スポっと収まらない。だからちょっと傾いた状態で、上に載っている、、、。この部分をどうするかは、もう少し考えよう。

 

 

 


ダミーと言うけれど、、、

2024年02月22日 | 猫屋線(改造)

遅くなったけど、森林鉄道機関車(S4型)を動力化してみた。

機関車自体はこんだけバラバラになる(いつも通りか)。

これが付属パーツ。銀色パーツは、排気管。あとはカプラー関係。

で、その中は、

右端が、いつものダミーカプラー。

左2つが今回初採用の、連結棒式ダミーカプラー。

連結棒式の方は、以前、路面電車で採用されていたカプラーと同じような形状。

ただ決定的な違いは、連結棒の長さ。

路面電車の連結棒の半分以下の長さ。

従来型のダミーカプラーにつけられるのかどうか、わからない(確認しなかった)。

せっかくなので、機関車正面側はこの連結棒式に交換。

ただこの連結棒式、連結棒が短いことに加え、カプラーにはめ込んだところで、位置が固定されずプラプラするので、反対側のカプラーに差し込むのが一大事、とにかくはまらん。

だんだん「イィィィ~」となって来たので、反対側を付けるのは、あきらめた。

そして運材台車の方。

なにゆえか今回はグレーの台車。

客車の方と交換しようと思ったが、

台車だけ変えても、上に乗る木材アングルがグレーのままになるので、交換せずに使用することにした。

 

今回のセットで何故機関車がS4型と名乗っているのか気になっていたが、モデルになった(と思われる)木曽森林鉄道の機関車が、C4型と名乗っていたことが判明。そこらへんから来ているのね。

 

森林鉄道シリーズが、これで打ち止めなのか、まだまだ出るのか(ネタはまだありそう)、気になるところ。

 

 


昨年最後

2024年01月05日 | 猫屋線(改造)

年を越してしまったが、昨年末にやった猫屋線いじり。

クリスマス前の大寒波の時も雪が降らず、暖かいまま迎えた年末。

昼間の気温が10度以上あったので、森林鉄道車両に簡単な再塗装を施す。

密閉客車の上半分も外せるのだが、いろいろあってつけたまま。屋根だけ外してマスキング。

動力車にするこの2両は、今回は何もしない。

側面にちょっとデザインを施し、スプレー噴射。

もう少し明るい緑(グリーン)でもよかったのだが、手持ちがこれしかなく、今更往復30キロかけてホームセンターに行くのもあほらしいので、この色で妥協。

出来上がりは、

妥協したはずの緑色が、意外にいい感じになっている。

車両端部にある柵の部分も取り外せ、別に塗装することもできたのだが、今回は見送り。

1両だけ、台車をアロンαで接着するのを忘れていたみたいで、これだけ接着作業。

この後、年内最後の試運転。

正月用の背景写真撮影を兼ねて、上ったり下ったり。

デザインで誕生させた車両の三角マークは、単純に「山」をイメージしたもの。オープン客車は山2つ、密閉客車は山1つ。

年明けからはしばらくの間、車両いじりはしばらく休んで、山の整地と木造りだな。


久々のガンダムマーカー

2023年12月10日 | 猫屋線(改造)

森林鉄道線で使う山口線の客車内装を、ガンダムマーカーを使って塗装工事。

山口線の客車はそのままだと、椅子などが作りこまれているとはいえ、白一色なので、大変味気ない。

使う見込みがないのだったら、そのままでもよかったのだが、森林鉄道線のメイン客車になるのだから、白一色では物足りない。

と言うことで、久しぶりにガンダムんマーカーでの塗装(着色?)をすることに。

どうせガンダムマーカーを使うなら、できるだけカラフルにしたい、、、と言うことで、やってみた。

4組のクロスシートは、各ボックスごとに色変更。配色パターンは思いつきなので、統一性はない。

で、どうせやるならと、窓なしの展望客車(白車体)と窓ありの客車(赤車体)を交換し、赤車体の展望客車と、白車体の窓付き客車が誕生。

ロングシートは山の斜面側になるように組成する。

全車古フルオープンのトロッコ客車として使ってもいいのだが、窓がもったいないので、窓付き客車として使う。

ただ、

窓をはめただけでも、パノラミック展望車の感じはするので、これはこれで面白いかもしれない。

窓付き客車は、車端部の出入り口との仕切り板下側を、白に塗り、赤のドアを目立たせるようにはしたけど、、、。

オープン客車の方には、もともと仕切り板はないため、屋根の支え棒を付けるかどうか迷い中。これ、ばらすのは簡単だが、組み立てるのが難儀なパーツ。

車体外板も手を入れたいのだが、考えがまとまらず、まだ手を付けていない。

客車の方は、外側はスプレー塗装で何とかなりそうだが、問題は機関車。

これ、車体は一体成型のため、動力を外しても、このまま残る。さりとて、ガンダムマーカーを使っても、かなり汚い塗装むらができる。

これはこれで、もう少し考えよう。

 


三たび復活?

2023年12月06日 | 猫屋線(改造)

森林鉄道線の試運転の際に、キハ軍団は入線させない、と書いたけど、1両だけ例外があった。

それがこいつ。

電気機関車のおまけで付いてきた2軸客車を、ポケットライン動力で2軸単端化した奴。

改造当初は、展望トロッコの牽引機に充てようとしていたが、展望トロッコ自体がほとんど出番がない状態なので、こいつも、、、。

一方、森林鉄道の客車編成も、前後に機関車(動力車)を付ける編成としていたため、どちらか1両をこいつに置き換えよう、と言うもの。

ただそうした場合、ポケットライン動力(KATO)と、猫屋線純正動力(TOMIX)の協調運転が、なかなか難しいという問題が発生するけど、、、。

案の定、1回目の試運転では、前後の動力車の協調がうまくいかず、途中のカーブで客車が脱線。

ただ速度調整を、全区間で低めに設定しておけば、それほど問題にもならず走破出来ることが判明。

そして、もう一つの問題点も発覚。

わかりずらいかもしれないが、カプラー高さが、ポケットライン動力の方が少し高い。

平坦線を走る分には問題ない高さの違いだが、上り坂が続く森林鉄道線では、勾配の微妙な差により、この部分が自然開放されてしまう傾向に。

2軸単端とはいえ、もとは客車なので、もともとついている床板パーツは純正動力を付ける構造にはなっていないため、ポケットライン動力を使わざるを得ない。しかもポケットライン動力がこの2軸客車にキレイにすっぽり収まるのだから、使わない手はない。

本当は、下側に機関車2両を付け、この2軸単端を客車に戻して制御客車として使おうか、とも考えていたのだが、そうすると列車の全長が長くなり機関車も2台必要。

制御客車を動力化してしまえば、機関車は1両で済む。「SL銀河」みたいな編成だが、運転速度にさえ注意すれば、問題ない。

ただ列車の長さは、

この編成を組んでも、駅の旅客線では少し長いので、機関車1両分だけ、延長しよう。

 

で、このパターンで運材車編成を走らせると、、、

下2両がハイパワーすぎて、中に挟んだ運材車が脱線しまくり。

ならば、機関車と単端を入れ替えて、機関車2両が引っ張り、単端が後押しの編成にすると、、、

やっぱり運材車が脱線しまくり。脱線する場所が悪いと、下の駅まで転げ落ちる。

塗装が茶色で違和感があるけど、客車編成は全車再塗装しよう。

とりあえず、2軸単端の生き延びる道が、見つかった。