発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

桜の次は、、、

2023年04月29日 | 動画(写真)撮影

あっという間に終わった桜の季節。

その桜の後は、、、すっかり忘れていた田植え前の水鏡の季節。

ここ数年は、水鏡自体を見ていなかった気がする。

毎年、ほぼ同じ場所にいる桜とは違い、年によって使う田圃が違うため、水鏡が見れる田んぼも違ってくる。

しかも水を張る時期が、地区ごと、地域ごとによって異なるため、隣接する地域でありながら、南側は水を張っているのに、北側は水すら入れていない、なんてこともあちこちで。

ただ水鏡を見るには、できるだけ朝早い時間に、と言う鉄則は不変。

しかし朝行ってみたものの、水がなかったというのでは、車のガソリンをどぶに捨てているだけなので、1回目は偵察も兼ねて、現地調査のつもりで。

黒井~市島にある「藤の名所の寺」を避けるため、土・日・祝はそちら方面は避けているので、平日の朝ならば、と言うことで行ってみた。

1回目は10時前にいつもの撮影地に着いたが、前を走っていた車10台余りがすべて寺の方向に向けて国道を左折していったのを見て、田んぼに水は張っていたが、撮影意欲がわかず、スルーして丹波竹田方面へ。

が、丹波竹田界隈ではほとんど水が入っておらず、と言うより入る気配さえ見れない。

1か所だけ水を張っていたので、たまたまやって来た「こうのとり」で記念撮影。

この時はここだけに終わり、翌日、8時前に出発。

平日でも「藤のお寺」に行く人が結構いるというのが分かったから、ならば寺の開門前の時間なら、少しはゆったりときれいに撮れるのでは?と思い実行。

8時半過ぎには撮影地に来たものの、着いたと同時に福知山行の4連が。

この4連の後は2連ワンマンばかりになるので、これは惜しいことをした、、、。

ここでの成果。

9時台になると、早くも微風が吹き始める。

9時半ごろの「こうのとり1号」まで撮影後、場所を谷川近郊まで移動。

ところがここも水はこれから。

隣の田んぼは、水が入り始めたばかり。でも「こうのとり」がじきにやってくるので、もう場所探しは出来ない。

で、やって来たのが3号。

驚いたのは7両編成だったこと。GW前とはいえ、運用の関係だろうか。

あと1・2回は行ってみたいな。

そうそう、家の裏の田んぼにも水が入った。

水鏡とともに、山の新緑がよく目立ついい時期になりました。

 

 

 

 

 

 

 


悪の殿堂詣で

2023年04月26日 | グッズ

丹波に引っ込んでから初めて、模型用品の買い出しの為だけに、大阪へ行ってきた。

朝9時の8号で大阪へ行き、昼13時の11号で大阪を出るという、ちょっとした強行軍。新大阪へ着くのが10時半過ぎ、新大阪発が13時過ぎなので、大阪滞在は2時間半弱。

もう少し早く出て、ゆっくりすればとも思えるが、コロナ減量ダイヤになったせいで、そう簡単にはいかない。

大阪行きの「こうのとり」、8号の前が2時間前の7時に出る4号。8時発の6号が平日運休なので、おのずと9時の8号になる。新大阪から乗る帰りの「こうのとり」にしても13時発の11号の次は2時間後の3時発の15号。2時発の13号はやはり平日運休。

特に帰りで問題になるのが、柏原に着いた時のホーム。11号(・13号まで)は改札口のあるホームに着くので問題ないが、15号からは跨線橋を渡った隣のホームに。大阪方面行列車との交換があるためだが、膝が故障している身にとっては、これがつらい。

と言うわけで8号→11号パターンはしばらくは崩れようがない。

この往復だけでも6240円かかってしまう。

時間と費用の点から、月一ペースでするのはちょっと無理。ただ今回は、昨年11月以降、悪の殿堂詣でをしていなかったので、久しぶりと言うことで実行。

で、殿堂詣での結果。

思ったほど、用品関係がなかった。それでもHOナローに使えそうな物をお買い上げ。

 

車両関係では、エコーモデルはこの1品。そしてKATUMIのロングシート。KATUMIのHPで調べたら、ロングシートは白色のみで、昨年まであった赤・青・緑の着色されたものは販売していない様子。色は自分でご自由に、と言うことか。それでもロングシートが手に入ったのはうれしい。

そして

まさかの津川洋行の建物。屋根と側面だけのドンガラ仕様だが、HO仕様と言うのが目を引く。

値段も安かったので、ストラクチャーの一つとして購入。ただ、平屋にも2階建てにもできるらしいが、完成写真を見る限り「???」な感じ。

ほかにも数種類、建物キットがあったが、すべてN用で、HOに使えるのはこれしかなかった。

そしてとどめのストラクチャーがこれ。

HO用らしい、木2本セット。N用の木は腐るほど豊富にあるけど、HO用はなかなか見かけない。このパッケージも木のサイズは書いてあるが、HO用なのか今一つよくわからない。

家に帰りよく見てみると、

品番か何かのステッカーの下に、スケール表記が。

ただこれNで使ったら樹齢1000年以上の大木になるぞ。HOでも樹齢100年はたってそう。

大きいとは思っていたがレイアウトに載せてみると、

木のてっぺんが、丘(小山)よりも高い。

ま、この丘の周辺には植える予定はないが、どう使おう?

 


水鏡、、、

2023年04月25日 | 動画(写真)撮影

GWを前に、いよいよ田圃に水が入り始めた。

GWに田植えをする家が多いことから、その1週間ぐらい前から水を貼り始めるのが、地域の習慣。

となれば福知山線沿線でも、、、と言うことで23日(日)に下滝界隈まで行ってみた。

結果は、水すら張っていないとこだらけ。北部では水を張り始めているが、日当たりのいい南部はこれから、と言うことか。

もっとも水があったとしても、結構風が吹いていたこの日には、きれいな写真・ビデオは撮れなかっただろう。だいいち、行く時間が遅すぎる。

287系3両の「こうのとり7号」は、土・日・祝限定。コロナ禍の減量ダイヤのおかげで、平日運休になってしまった。

ただ3両こうのとり自体は、平日は8号→11号ダイヤで健在だが、289系に代わる。

ワンマンカーを録っているときに周りを見渡すと、新緑がまぶしい。

久しぶりに飛行機雲も見た。

電車があれば「いい絵」になるのだが、そんなベストなタイミングで来るわけないのがローカル線。

下滝を後に隣の谷川へ。

ここで「こうのとり」の交換を録ろうと待っていたら、

なんと新大阪行きは、7両編成、しかも光秀君が、、、。

驚いたことに、城崎行きの9号も7両編成。

GW前のこの時期に昼間の7両編成なんて、あったか? てっきり短い3両、長い4両編成になっているとばかり思っていた。

最後は光秀君の発車シーン。

光秀君が録れたことに満足し、この日は撤収。市島方面にも行ってみたかったのだが、「あの寺」がなぁ、、、。

*電車が写っているのは、すべてビデオ切り抜き、風景だけはデジカメです。

 


線路工事(1)

2023年04月22日 | レイアウト

今週に入り気温の高い日が続いていたので、レール工事を本格的(?)に始動。

試作で作った「バラスト入りレール」を、ポイントを除いたレールに全面採用することに。

そのための追加の小道具をホームセンターで調達。

バラストまき用の新兵器が、小型の調味料入れ。スプーンでプルプル震えながら入れるよりは、レール内に綺麗に落としてくれる。

またマドラー用小型スプーンは、バラストを少量足すときに重宝する。

レイアウトに本格採用と言っても、

まずレールをマスキング、ブラウン系のスプレーで着色、乾いてからレール側面部をガンダムマーカーで再着色、次に枕木を1本飛ばしに着色、バラストをまいてボンド止め、乾いてからマスキングを外し、レール表面にペーパー掛け、最後に通電試験をし、ようやく出来上がる。

問題なのは乾燥作業。これは天気に左右されるうえ、作業時間自体も結構かかる。

なので今回は、駅構内以外の外周部をまとめて。

作業が夕方になって、乾燥するタイミングが夜になった時は、

このフードコンテナに入れて部屋の中で一晩乾かす。

乾燥時間が昼間なら、車庫内で自然乾燥。

今回は給電部があったので、上からのスプレー塗装では問題ないと思ったけど、万が一のことを考え、コード接続場所にもしっかりマスキング。

レールへのマスキングは、1ミリ幅を利用。あとからサンドペーパーをかけるとはいえ、レール接続が多い道床付きレールでは、用心に越したことはない。

一方、できたレールを戻す時、周囲が肌色のボード地色のままだったら、それはそれで問題なので、レイアウトボードの方にも着色。

こんなマグカップ形状の塗料があったのにはびっくり。今はやりのDIY用に開発された容器だろうか。

レイアウトボードへの着色となれば、完全に室内作業になるので、これは水性塗料。

ブラウンとこげ茶を買ってきた。

まずは「こげ茶」で、小山の周りだけを塗ってみた。

手前は小山を置くので、塗っていない。

ほんとなら、バラストレールを置くところを全部塗っておきたかったのだが、その前に整理整頓しないと、、、。

 

今日は久しぶりによく晴れている。

ただちょっと寒い。まだストーブが、、、。

 

 

 


廃車復活計画(1)

2023年04月16日 | 猫屋線(改造)

6月に鉱山送迎用客車セットが入線するのに先立ち、送迎用客車を増備する計画を立てた。

客車セットでは、三重交通タイプのELに近代的な装いの客車1両だけだが、この客車が緑塗装と言うこれまでになかったカラーなので、この緑塗装客車を増備することに。

余剰気味の客車の塗装変更で済ませても構わないのだが、ふと目に付いたあの廃車体を活用することにした。

その廃車体とは、

屋根板をキハに供出した、福島交通タイプの路面電車。これを客車化しようというもの。

最大の難関は、「失われた屋根板」。これに関してはおいおい物色していくことにし、とりあえず今ある車体で必要な改造を施すことに。

実は屋根以外にあるこの車両の問題点がこれ。

そう床下パーツ。特に台車取付位置が車体内側によっているため、路面電車としてみた場合も、台車位置の不自然さははっきりわかる。

この台車位置を、従来の客車などと同じ位置になるよう、床下を改造しなくてはならない。

従来の床下も今回の床下も、台車取付穴があるパーツと車体(側板)取り付けパーツの2つに分解できる。

そして従来車用の台車取付パーツは、路面電車用の車体取り付けパーツにすっぽり収まる幅はあることが分かった。

ただ側板の固定には、貨車などと同様、車体取り付けパーツに差し込んでする必要があるので、この路面電車用車体取り付けパーツは使わざるを得ない。

 

車体取り付けパーツの前後をカット、そして両サイドの端に1ミリぐらいの幅で切込みを入れる。

そのまま台車取付パーツにかぶせて出来上がり。

ただこのままだと2つのパーツが固定されないため(かぶせただけ)、接着剤止めする。接着剤はパーツの分離を防ぐため、上下パーツの接触面を万ぐるり塗る。

塗る前に台車を付けて、その動きを確認したが、問題なし。

これが出来上がりの図。車体取り付けパーツの動力隠しの部分のかさ高さが気になるが、こればかりはどうしようもない。

側板を付けると、台枠ラインが一段低くなっているのが、ちょっと気になる。

ただそのせいか、台車の回転は支障なく、

回転防止のストッパーのところまで、台車は回る。心配していた扉との干渉もない。

ただ前面パーツは、下部の排障器がもろにカプラーにあたるため、排障器はカットしなくてはならない。

ウエイトも入れず、車輪もプラのままだが、他社との高さ比較。

ドアステップ部分が一段低くなっている。

しかしホームに入線させると、

不思議なことに、ホームと同じ高さ。このままいくか、車体端部の高さに合わせてドア下部をカットするか、考え中。鉱山線の客車が入ってから考えることにしよう。

ここまで出来たら、あとな性懲りなく内装に。

モーター覆いのカバーで車内が占有されるため、座席は付けない。

後は屋根板と外板色。

鉱山線の客車は、2両ともアルミサッシの近代的車体となるため、古い車体をもう一両入れるかどうか、思案中。

 

2両あった2軸の単端ベースの客車、これも廃車にして生まれ変わらすことに。

1両はホーム待合室に改造予定、時期未定だが、、、。