発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

電車を入れたい!

2024年05月15日 | HOナロー(パーツ等)

鉄道模型のストラクチャーと言えば、9ミリ規格(150分の1)にあった建物が中心の世界。

それこそ、数万円も出せば一集落ができるぐらい種類があり、しかも完成品も多くまさに履いて捨てる状態。

その一方で、HOナローに使えるHOサイズ(80分の1・87分の1)になると、履けるほどもない状態。しかも大半がペーパークラフト中心。

ただ完成品ではないため、いろいろ加工ができるのは、ある意味で面白い。

これもその一つ。

軽便鉄道用の、複線車庫(ペーパークラフト)。

ただ使い方は自由で、片側列車、片側バスの車庫にすることも可能。

軽便鉄道サイズなので、通常のHOサイズの車両は当然無理。9ミリにも使えるかもしれないが、9ミリの方には、はるかに立派な完成品が、いろいろある。

この軽便車庫での不満が、、、パンタをあげた電車が入らない!と言うこと。

元々軽便鉄道自体、非電化が主流で、電化されているのは少なかった。ゆえにどうしても非電化路線向けのストラクチャーになるのは仕方がないけど、電車好きとしては、やはりパンタをあげた電車が入れる車庫が欲しい。

と言うわけで、この車庫に電車が入れるよう、改造してみた。

まず料理用の串を茶色で塗装、それを柱(足)にして、パンタ付き電車が入れるぐらいまでこの足でかさ上げ。

最初の予定では、壁の内側の柱に沿って伸ばすつもりだったが、いろいろ試すうちに、壁の外側に変更。串の先端を下にしたのは、もともとついている土台の穴に差し込もうとしたため。

この状態で仮セット。

パンタをあげた状態の電車も、問題なく入れる。ただ、気動車やDLを入れる場合、上部空間が開きすぎるのがちょっと問題。ただこればかりはどうしようもない。

高さを確認したうえで、細部のドレスアップ。

足の部分は、1ミリ厚のベニヤで壁のように覆う。このベニヤと土台をボンドで接着。

この車庫はこの位置にしか置けないため、本線(地平線)から入れる右側のみフルオープン、左側は森林鉄道線なので、上半分ぐらいは目隠し板(?)で開口(車高)制限を加える。

この高さ制限を加えても、

本線用の気動車は、ちゃんと入線できる。

車庫の山側には、森林鉄道利用者が見られるよう、

この看板を設置。

思い付きで改造したが、出来上がってみると、結構大きな建物になってしまった。

ついでに、煩わしかった配線工事も。

森林鉄道線の給電フィーダーを、線路下に移設。山にへばりついている部分は、あとで着色予定。

 

>糖尿病その後、、、。

今週初め、3月以降1か月ごとにしている血液検査の結果発表!

糖尿病の目安になる、最下段(HbA1c)の数値が、3月に受けた時の13.4から8.9にまで下がった。8.9でもまだ高いが、どれぐらいまで下がって落ち着くか、まだしばらくは見極めが必要とのことで、しばらくの間は「無糖飲料」中心の生活が続くか。でも、下がり続けているのが分かったのは、いい傾向か。来月が問題だな。

 

 


第2編成

2024年05月12日 | 猫屋線(改造)

森林鉄道線で使う客車編成の方、ミルクゴンドラを改造した展望トロッコを付けることにより、3両編成が2本できる。

すでに紹介済みの第1編成の方は特に問題もなかったのだが、余剰車の組み合わせになった第2編成の方は、一筋縄ではいかなかった。

これが問題の第2編成のメンツ。最大の問題は「展望車が2両ある」と言うこと。

模型の世界で、そこまで気になるか?という、単なるわがままのような問題だが、気になったもん、仕方がない。

出来れば両方とも、密閉客車にしたいのだが、そのために車両を増備するのも馬鹿げている。

塗装についても、そもそもこんな3両編成を組むつもりはなかったから、統一感が皆無。予備編成と言うことで妥協しよう。

で、ある考えを思いつき、客車をばらしてみた。

中の作りは、密閉型も開放型も同じ。

ならば屋根板の半分のみ交換するのはどうか?

クロスシート部には窓ガラス有の密閉型屋根を、ロングシート部にはガラスなしの開放型屋根を付けるというもの。

密閉型も開放型も2分割タイプ。だから簡単にできると思っていたら、、、

左右に分かれたパーツを固定させるための突起部の位置が、密閉型と開放型では位置が違う。

片側をはめたところで、もう一方の方は突起部と穴の位置が違っているし、はめた側だってずれた状態ではまっているため、左右が面一にならない。

突起部と穴の位置くらい統一しとけよ、と思うのだが、こんなことやる奴はおらんだろうと思われているのか、見事なまでのずれっぷり。

分割した屋根(と言うか側面?)パーツを組むとこんな感じ。

左右の屋根(側面)パーツは接着しておらず、突き合わせているだけ。

これで問題になるのが、密閉客車の仕切りパーツ。これが展望客車の屋根パーツに上部に1ミリほど干渉するため、その部分を削らないと屋根パーツが収まらない。

屋根板を載せず、このまま着色してもおかしくない感じだが、屋根がまっ平と言うのも変なので屋根板は載せることに。

出来上がりが↓

一見うまく出来上がったようで、実は屋根板のおさまりが悪い。特に紅白のテント屋根、左右の幅が車体幅とほぼ同じのため、スポっと収まらない。だからちょっと傾いた状態で、上に載っている、、、。この部分をどうするかは、もう少し考えよう。

 

 

 


衝撃!?近鉄電車2件

2024年05月11日 | なんやかや・・・

その1)数日前、近鉄電車から今週デビューの新型電車についての発表が。

で、衝撃的だったのは、その形式名。

外観塗装は、去年発表されたイラストから少し変わり、サイドにあったグレー(ブルー?)の帯が消え、窓回りにあった赤色が、上を屋根まで伸ばし赤の面積が広くなった感じ。

また赤色も、発表時の名鉄レッドぽい色合いから、今の近鉄マルーンをより赤くした感じ。ごろごろころがっている一般車と併結しても、あまり違和感はなさそう。

投入線区は、発表通り西大寺区担当線区に40両(4両10編成)。

で、来年(25年)からは、大阪線・名古屋線・南大阪線にも投入される予定とのこと。

そしてその形式が、まさに目の付け所が斜め上の、「8A」系。

一般車の形式番号がインフレ気味なのは知っていたけど、まさかの数字+アルファベット。

そして25年以降投入される新車については、かならずしも「8A」系を名乗るとは限らないとのこと。

ま、たしかに大阪線・名古屋線は「8A」を名乗っても、軌間の違う南大阪線では、「6A」系と名乗っても不思議はない。

また座席についても、今回投入される分は、ロング・クロス両用シートだが、名古屋線や南大阪線に投入される分がそうなるとは限らない。名古屋線は、5200系が走り回っているから、ロング・クロス両用シートでもおかしくないが、南大阪線は、、、ロングシートオンリーの可能性が高い。

名古屋線用を別の「OA系」と名乗るかどうかは、ちょっと難しい。車両共通化の点からいえば、狭軌の南大阪線用はまだしも、標準軌で統一されている奈良線関係・大阪線・名古屋線関係で別名シリーズを名乗っても、今更感がある。

ま、そんなことは現車が出てくれば、わかること。今秋以降、近鉄電車がにぎやかになることは間違いない。

その2)TOMIXから、ビスタカー3000系が再生産・再販売の予告。何を今さら感があるが、今回分は、今や模型の世界では標準装備になりつつある「正楯貫通路オープン状態」のパーツが付いてくると言う。そんなもののためにと思っていたら、衝撃の新製品が、、、。

なんと年末(12月)に、12200系が登場するという。

今まで近鉄特急と言えば、グリーンマックス中心。そんななかでのTOMIX登場。一口に12200系と言っても、バリエーションは多様。いきなり登場時タイプは出さず、まずは再末期タイプか。ただ再末期タイプでも、2両編成と4両編成、菱形パンタ装備車と下枠交差型パンタ装備車があるため、どんなバリエーションで出てくるか、ちょっと見もの。ただ、どうせなら、12400系を出してほしかった。

ただこの時期と言うのは、猫屋線冬の陣がある。夏の陣では、もろKATOの10100系と被ってしまったが、さて次の冬はどうする? 30000系の再販売も、これを狙ったのね。

*最後に夏に向けた準備。

冬の間、鍋料理に活躍したガスコンロ、鍋の吹きこぼれの跡が、延々残っていた。

この上に黒のシートをかけていたから、シートの上はキレかったが、その下は御覧の通り。

多分これからは、吹きこぼれる料理はしないはずだから、台所用洗剤と、金属たわしを使い汚れを落とす。そうすると、、、

「マイペット」を直接吹きかけ、金属たわしでこすると、掃除した本人がびっくりするぐらいきれいに。

あまりに綺麗になったので、ブログに載せることに。

最後に、

新しいシートを付け、受け皿をセットして30分ほどで終了。

こんなに早く終わるんだったら、もっと早くやっておくべきだった、、、。

 

 

 

 


あっという間に、、、

2024年05月09日 | なんやかや・・・

連休中に、極暑・猛暑の熱気を避けるため、と言う理由で作った勝手口用熱気遮断板、あっという間に壊れてしまった。

と言うのも、6日は天気下り坂の予報は出ていたし前日の5日までは天気よしと言われてきた。

確かに天気は予報通り変化したけど、問題なのは風。

5日の時点で、天気は良かったものの強い風が吹き始めていた。

それが5日の夜から6日にかけてさらに強まり、瞬間的にだが、家が揺れるような暴風も。

この時期にこれほどの暴風が吹くことなんて、まずなかったため両面テープで貼り付けただけの熱気遮断板なぞ、バラバラに、、、。

この網戸の後ろに立てかけていたのだが、網戸だけなら空気を流したまま立っているところが、アルミの遮蔽シートを貼ったがために、強い風が吹くとバタンと倒れるようになった。

バタンと倒れるのが昼間ならいいけど、真夜中に吹かれて倒れると、音が、、、

幸い勝手口の中に取り込めることが分かったので、今一度、遮熱板を作り直し。

前に作ったものは、下側半分だけ室外機遮熱板を両面テープでつけていたが、これだけでは不十分な感じがしたので、上半分にも貼ることに。

ただ両面テープでは明らかに接着力不足なので、

両面テープは使わず、ボンド止め。アルミテープも、ボンドを塗ったうえに貼る。

下半分しか、室外機遮熱板を張っていないときは、上半分はサンシェードで覆う形だったが、上下とも室外機遮熱板で塞ぐ方が、はるかにすっきりする。

反対側(表面)は、遮熱シートを付けたままにするけど、上側の両面テープでつけている部分には、ボンドを垂らして補強。

用途が消えかけたサンシェードだが、猛暑になった時に、すだれ代わりに使ってみよう。

 

そうそう、GWが明けるとともに、あれだけいたカメムシが突然出なくなった。外気温が高くなったためと思われるが、ひどい時は5分に1匹は出現していたのが、突然出なくなると、これはこれで不気味。

 


森林鉄道線工事再開

2024年05月05日 | レイアウト

3月ごろからぼちぼち動き始めていた森林鉄道線関係の工事等を本格的に再開。

山をほぼ元通りに復元したうえ、レールも改めて再設置。

あの鉄橋は、

右にあったガーダー橋を交換。ただ橋脚はそのままなので、ちょっとずれが(そのうちに修正予定)。

3日に和田山の模型屋さん参り。

メインは2軸動力(TR02)の調達だが、レイアウト最後の調整用にカーブレールと細めのマスキングテープ。

この2軸動力を調達したことにより、森林鉄道線で使う予定の5両の機関車動力が確保できた。

左3両が運材列車用、右2両の山口線機関車が、旅客列車用。

小さい小さい感じがする山口線機関車だが、DLと比べると、結構な大きさ。

運材列車は1本しかないため、オレンジの機関車を山頂側の先頭につけ、麓側の緑の機関車2両との間に運材車を挟み込む。

対して旅客列車の方は、予定していた山口線の客車3両で編成を組むのをやめ、

山口線の客車2両の間に、この展望トロッコを挟む編成に。この編成が2本できる。

山口線の機関車は麓側につけるので、山頂側の頭に7月に出る単端を機関車代わりにつけ、今使っている茶色の端単かぶれは、その時点で運材列車に組み込む客車として再利用予定。

山を上り下りする試運転の結果、運材列車の麓側につける2両の機関車は、時々アーノルドが自動開放してしまう傾向があるのが分かったため、それを防止する意味からも再度カプラー交換。

以前作ったピン式に変更し、自動開放阻止を狙う。

そして山頂側の先頭に立つオレンジの機関車は、ちょっと塗装を、、、。

森林鉄道線をイメージして、下半分を緑に塗り替えたんだが、電気機関車の時の塗料を使ったため、イメージよりやや青っぽい感じになってしまった。

運材列車の試運転は、写真を撮るのを忘れていたため、記録なし。

客車の方、

元々森林鉄道用としてセットについていたオレンジの客車は、せっかく湘南色にしたのに、その形状から列車ではなく、山頂駅の待合所として使うよう、用途変更。

この客車編成で怖かったのが、

駅に入る直前の、この左分岐ポイント。KATOのミニカーブポイントだが、他の個所で分岐する側に入るとき脱線するという怪現象がよくみられていたため、一抹の不安があったのだが、ここのポイントは無事通過。

このポイントの下側のうねうね部分は、これから改修の予定。

ポイントを渡ったら、その先は駅。駅舎の位置からこれ以上は前進できない。

山口線客車3両なら、ポイント上で左に曲がった状態で停車することになるけど、展望トロッコを挟む3両なら、なんとか直線的に停車できる。

もう1編成の客車の方は、ちょっと大掛かりな改造になるため、まずはレイアウトの方を先に修正するつもり。

 

このレイアウト以上に、突然問題になったのが、書籍。

ピクトリアルのアーカイブス48も突然だったが、よりによって3月に出たばかりだという、

ビギンズさんの写真集(?)、なんと4月末に最新刊として「近畿日本鉄道(上)」が発売されたんだとか!!!

南海を見た時から、近鉄電車もあれば、、、と思っていたのだが、まさかこんなに立て続けに出るとは思いもしなかった。

ビギンズさんの写真で凄いのは、そのすべてがカラーであること。そして被写体となる電車が、「来るもの拒まず」の姿勢で撮影されていること。

だから見ている分には、なかなか楽しい。南海、と言いながらその支線や水間などまで入っており、感銘を受けたのは元貴志川線の写真。南海統合前は、なかなかすごいポール電車が走っていたのね。

また写真が、ページに1枚ではなく、開いた2ページに1枚という大きな写真で載っているのが結構あり、なかなかの見ごたえ。さすがコダクロームと言ったところか。

こんな感じで近鉄電車も見られるのなら、3000円は安い。

と言うことで、和田山の模型屋さんへ行った帰り、石生の本屋さんに行き取り寄せ依頼。いつ発売されるかわからない(下)の方も、発注済み(ただ「下」がでるのか、「中」になるのかはわからないが)。21日のオタ誌の発売日に、ピクトリアルなどと一緒に引き取る旨伝えOK。連休を挟んで1週間もあれば届くのだろうが、何せ片道20キロ走るので(和田山の模型屋さんといい勝負)、そうはホイホイと行けない。

KATOのビスタカーを買うまでは、余分な出費はないと思っていたのだが、まさかこんな伏兵がいたとは、、、。