国民の側からは「波乱」を期待する自民総裁選。
土日の選挙講座の資料を作りながら、庭木や果樹、野菜への水やりも調整。相変わらずの38度以上の猛暑、最高気温帯の昼過ぎに、クーラーを効かせた室内で前記のあたりのニュースを見てみた。
●圧勝ムードに不安材料…安倍首相「3選」に3つのアキレス腱/日刊ゲンダイ 2018年7月31日/無記名投票/地方反乱/安倍首相の健康不安はくすぶり続けている。31日は公務を入れず、閣議は取りやめとなった≫
以前もパニックになった安倍氏。そこを最後は期待か。
あとは以下を記録。
●安倍流独裁、「杭はすべて打つ!」の制圧作戦 「出る杭」 「出ない杭」 「出たい杭」の造反は?/東洋経済オンライン 8/01 6:00
●自民党・二階幹事長、国会議員40人とソウルで研修会 地方議員を含め300人参加/朝鮮日報 7/31
●自民総裁選 「人事で冷遇」反発の動き 「安倍氏圧勝」波乱の芽 3氏が出馬意欲/毎日 8月2日
なお、今朝の気温は25度。例のごとく、汗をかきながらウォーキングしてきた。
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●圧勝ムードに不安材料…安倍首相「3選」に3つのアキレス腱
日刊ゲンダイ 2018年7月31日
岸田政調会長が安倍首相支持で不出馬を決め、二階派は31日に安倍支持を正式に表明した。共同通信の動向調査でも、現状、約76%が安倍支持だという。安倍首相はさぞ笑いが止まらないだろうと思ったら、意外やそうでもないらしい。3選圧勝ムードが高まりすぎて、判官びいきの離反を恐れているという。
1.無記名投票
参院竹下派(21人)が石破元幹事長を支持する方向に傾いている。同派の衆院には茂木経済再生相ら安倍首相に近い議員が少なくなく、衆参で対応が割れ、派閥で一致結束した行動とならない可能性が高い。そうなると、無派閥や他派閥でも個人として石破支持に回る議員が出てきかねない。特に総裁選は「無記名投票」だ。国会議員投票は党本部に設けられる会場(通常は8階ホール)で行われるが、「筆跡を変えて書けば、無記名なので誰だかわからない」(ベテラン議員)とも。ただ、首相サイドも「無記名」には警戒していて、「ホールの2階席後方から双眼鏡で誰の名前を書いたかチェックする」なんて冗談のような脅し話も聞こえてくる。
2.地方反乱
安倍首相は地方票でも石破氏を圧倒しようと、公邸などに地方議員を招くなど余念がない。とはいえ、「安倍政権はTPPなど農政改革に手をつけているので、東北の党員は安倍ギライが多い」(東北選出の中堅議員)。元来、西日本は安倍首相の強いエリアだが、豪雨災害への対応が後手に回ったことで印象はよろしくない。
加えて痛いのが、安倍チルドレン・杉田水脈衆院議員の「LGBTは生産性がない」発言だ。
「党本部だけでなく地方県連にも、抗議電話が殺到していて、テンヤワンヤのようです」(自民党議員秘書)
来春の統一地方選もあり、選挙の顔が安倍首相でいいのかどうかは、地方ほどシビアだ。
3.歯科治療
永田町で最近注視されているのが、安倍首相の歯科診療の多さだ。以前は議員会館内の歯科に月1ペースだったのが、今年に入って日本歯科大付属病院へ通うようになり、その頻度も、首相動静に出ているだけで、4月は2回、6月は3回、7月も3回と増えている。安倍首相は「潰瘍性大腸炎」という難病を抱え、副作用の強いステロイドも服用している。その影響で歯茎がガタガタなのではないか、などと囁かれているのである。
「もろずみ歯科」の両角旦院長は一般論だとしてこう話す。
「ステロイドの副作用で口腔内の粘膜が荒れることがあります。びらん状になって出血し、痛くて食事を取れなくなる。メンテナンスをしないと大変です」
安倍首相の健康不安はくすぶり続けている。31日は公務を入れず、閣議は取りやめとなった。首相周辺は「体調が悪いわけではない。ただの休暇だ」と言うが、その否定がむしろ怪しい。
●安倍流独裁、「杭はすべて打つ!」の制圧作戦 「出る杭」「出ない杭」「出たい杭」の造反は?
東洋経済オンライン 2018/08/01 6:00 泉 宏 : 政治ジャーナリスト
西日本豪雨に続く逆回り台風など、"災害列島"にメディアの関心が集中する中、永田町では9月の自民党総裁選での安倍晋三首相(総裁)3選に向けた「党内制圧作戦」が着々と進んでいる。国会閉幕直後の岸田文雄政調会長の撤退宣言で党内各勢力は、「勝ち馬に乗るしかない」(ベテラン議員)と安倍支持に雪崩を打ち、首相の正式出馬表明も待たずに大勢が決しつつある。まさに「幕が上がる前に芝居を終わらせる」(細田派幹部)という首相サイドの思惑通りの展開とみえる。
首相の唯一の対抗馬とされる石破茂元幹事長は孤軍奮闘しているが、党内の視線は概して冷たく、早々に戦いの場から去った岸田氏の周辺からは「これでのんびりと夏休みが取れる」といった自虐的な声も漏れてくる。「こつこつと自分の道を進む」となお出馬を目指す野田聖子総務相も、仮想通貨業者が絡む金融庁情報漏えい問題の直撃で、戦う前に「瀕死の状況」に追い込まれた。
こうして「出る石破、出ない岸田、出たい野田という3本の杭」(自民長老)がそろって打たれた背景には、「非情な安倍流3選戦略がある」(自民長老)ことは間違いない。ただ、首相支持派の間にも「強権的手法が過ぎると、かえって造反が拡大するのでは」との不安は拭えない。
7月24日夕の岸田氏の総裁選不出馬会見を、党内各派は一様に「出馬をめぐる首相からの強い圧力に屈した」(竹下派)と受け止めた。会見で「いつまでも出るか出ないかはっきりしないということは、宏池会(岸田派)あるいは私自身としても適切ではない」と不出馬と首相支持を表明した岸田氏だが、前日23日の首相との極秘会談も明らかにしたことで、「首相に抑え込まれたことを言外に認めた格好」(派幹部)となったからだ。
・・・(以下、略)・・・
●自民党・二階幹事長、国会議員40人とソウルで研修会 地方議員を含め300人参加
朝鮮日報 2018/07/31 08:39
日本の自民党の二階俊博幹事長=写真=が、自身が率いる二階派の夏季研修会をソウルで行うために31日に訪韓する。二階幹事長は同派に所属する国会議員約40人や地方議会議員ら計約300人を率いてソウル行きの飛行機に乗る。自民党の各派閥は通常、地方での夏季研修会で団結集会を開くが、中朝首脳会談・南北首脳会談・米朝首脳会談が相次いで開かれるや、二階派は先月、研修地をソウルに決めた。日本の与党の主要派閥が外国で研修会を行うのは初めてだ。
二階幹事長は30日、「北朝鮮問題が注目を集めている状況で、韓国で研修を行うことには大きな意味がある。韓国の政治・経済・社会分野の指導者たちと交流し、両国関係をより緊密にする計画だ」と明らかにした。二階派一行は韓日議員連盟会長を務めた文喜相(ムン・ヒサン)国会議長、李洛淵(イ・ナギョン)首相らと会い、北朝鮮関連動向について聞き、韓日協力案を話し合う予定だ。さらに、板門店も訪問する。二階幹事長は韓国与党・共に民主党関係者と会い、今年10月に「金大中・小渕宣言」(韓日共同宣言)20周年を契機とする文在寅(ムン・ジェイン)大統領訪日案などについても話し合うことが分かった。
二階幹事長は日本の政界を代表する知韓派で、韓日関係に黄信号がともるたびに水面下で仲裁役をしたり、最悪の状況になることを防いだりしてきた。日本の全国旅行業協会(ANTA)会長も務めており、昨年は安倍晋三首相の特使として観光業界関係者360人を率いて訪韓している。韓日間の経済協力に貢献した功労で2015年には韓国中小企業中央会から感謝状を贈られた。
・・・(以下、略)・・・
●自民総裁選 「人事で冷遇」反発の動き 「安倍氏圧勝」波乱の芽 3氏が出馬意欲
毎日 2018年8月2日
自民党総裁選に意欲を示す3氏はこんな人
9月の自民党総裁選は安倍晋三首相と石破茂元幹事長による事実上の一騎打ちになる見通しだ。細田、麻生、二階3派に加えて岸田派も首相支持を打ち出し、3選を目指す首相が数字上は優位だが、周囲は批判票の行方に神経をとがらせている。無投票だった2015年総裁選から一転、安倍政権の5年8カ月を問う論戦が間もなく本格化する。
自民党の二階俊博幹事長は1日、ソウルで開催中の二階派研修会で、参加した議員40人全員から安倍首相を…
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