沖縄県知事選挙はやっと候補者が意思表明。
3年前にネット選挙が解禁になって、選挙が始まって以降はだれでもネットで選挙運動ができる。
しかし、選挙前の政治活動期間は、従前どおり、当該政治家とその関係者だけ。
とはいえ、大きな選挙は「実質的に意思表明が流通する」。だから、そのあたりをまとめることは、他人事。
今回は、支援態勢がまとまるかが焦点とされる。とりあえず、以下を記録しておこう。
●玉城デニー氏が立候補表明 オール沖縄が支援の見通し/朝日 2018年8月29日
●玉城氏が出馬表明 「オール沖縄」再現カギ/毎日 2018年8月29日
●玉城デニー氏出馬会見、翁長知事の遺志継ぎ 「万策尽きたら夫婦で座り込む」/2018年08月30日 08:44 田中龍作/・・・(略)・・・玉城氏をよく知る永田町関係者は「玉城さんのこれまでの政治人生は沖縄県知事になるためにあった」と指摘する。田中は氏にぶつけてみた・・・(略)・・・
●社説[玉城氏が出馬表明]埋め立ての是非を問え/沖縄タイムス 2018年8月30日
●沖縄県知事選挙での玉城氏応援要請に「願ったり」と枝野代表/ブロゴス 立憲民主党 2018年08月28日
なお、今朝の気温は23度。快適にウォーキングしたが、最後は汗も。午前は暑いなか、昨日のマルチ掛けの補足的な仕事。32度。
この後は、31日までに東京のある所に提出する「レポート」などを仕上げる。
ところで、昨日8月28日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数 7.618 訪問者数1,439」だった。
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●玉城デニー氏が立候補表明 オール沖縄が支援の見通し
朝日 2018年8月29日16時28分 伊藤和行
翁長雄志(おなが・たけし)知事の急逝に伴う沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)の構図が固まった。翁長氏を支えてきた「オール沖縄」勢力が支持する自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=が29日、立候補を表明。安倍政権が全面支援する佐喜真淳(さきま・あつし)・前宜野湾市長(54)との事実上の一騎打ちとなる。
沖縄はいま
那覇市内で会見した玉城氏は「翁長知事の遺志を引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する」と決意を述べた。辺野古沿岸部の埋め立て承認の撤回などにも触れ、「『基地はどうせ造られる』と言う意見もあるが、私は『いつまで過剰な負担を沖縄に押しつけるのか』という方向性は1ミリもぶれない」と訴えた。
オール沖縄勢力は経済界の一部が離脱したが、玉城氏は「幅広い人が結集する県民党という立場。一緒に歩みたい」と強調した。
玉城氏は地元ラジオ局DJや沖縄市議を経て2009年に衆院議員に初当選し、現在4期目。オール沖縄勢力の選考過程では名前は出ていなかったが、翁長氏が生前に録音した音声で名前を挙げていたことから、後継として一気に擁立が決まった。
対する佐喜真氏は、辺野古移設をめぐり翁長氏と安倍政権が法廷闘争などに及んだことを念頭に「対立や分断から無縁な沖縄を取り戻す」と主張。自民、公明両党が推薦を決定している。辺野古移設については14日の立候補表明時に「政策発表の段階で答えたい」と述べるにとどめた。(伊藤和行)
●玉城氏が出馬表明 「オール沖縄」再現カギ
毎日 2018年8月29日 20時00分
沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の死去に伴う9月13日告示、30日投開票の知事選で、自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=は29日、那覇市内で記者会見し、翁長氏の後継候補として立候補することを正式に表明した。翁長氏が反対してきた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画について、玉城氏は「翁長氏の遺志をしっかりと引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する」と決意を述べた。
知事選には、前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)=自民、公明推薦=が既に出馬を表明している。辺野古移設を推進する安倍政権が全面的に支援する佐喜真氏と、移設に反対する「オール沖縄」勢力が推す玉城氏の事実上の一騎打ちとなる。
玉城氏は会見で、翁長氏が生前表明した辺野古沿岸部の埋め立て承認の撤回を「全面的に支持する」と強調。めどが立たない普天間飛行場の返還について「(政府は)実効性のある取り組みをせず、返還が進まない責任を翁長知事になすりつけた。こんな政治の堕落を認めていいはずがない」と安倍政権を批判した。
翁長氏の後継候補を巡っては、翁長氏を支えた県政与党や団体でつくる「調整会議」が選考を始めた直後に、翁長氏が生前に玉城氏らの名前を挙げていたことが判明。調整会議が正式に出馬を要請し、玉城氏は国会の野党代表らと会談するなど調整を進めていた。
玉城氏はラジオパーソナリティーや沖縄市議を経て、2009年に衆院議員となって現在4期目。【遠藤孝康、佐野格】
●玉城デニー氏出馬会見、翁長知事の遺志継ぎ 「万策尽きたら夫婦で座り込む」
2018年08月30日 08:44 田中龍作
・・・(略)・・・記者団から争点について聞かれると「辺野古の新基地建設は絶対に避けて通れない争点。私は(翁長知事が表明した)承認撤回を支持している。選挙でも多くの県民の皆さんにその思いをしっかりと伝えて行きたい」と答えた。自公候補に争点隠しをさせないように先制パンチを浴びせた格好だ。
・・・(略)・・・玉城氏をよく知る永田町関係者は「玉城さんのこれまでの政治人生は沖縄県知事になるためにあった」と指摘する。田中は氏にぶつけてみた。・・・(以下、略)・・・
●社説[玉城氏が出馬表明]埋め立ての是非を問え
沖縄タイムス 2018年8月30日 07:25
自由党幹事長で衆院議員の玉城デニー氏(58)が、急逝した翁長雄志前知事の後継として知事選への立候補を正式に表明した。
安倍政権が支援し自民、公明両党が推す前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)は既に出馬を表明しており、両氏を軸にした争いになりそうだ。
9月30日の投開票日まで1カ月余りという超短期決戦である。
那覇市内で記者会見した玉城氏は、争点となる米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「翁長氏の遺志を引き継ぎ、新基地建設阻止を貫徹する」と語った。
翁長氏後継を決める「調整会議」の当初の人選絞り込みでは、玉城氏の名前は浮上していない。翁長氏が生前、後継として名を挙げた音声の存在が明らかになってからの急展開である。
出遅れ感は否めない。選挙を戦うための組織づくりも、政策の擦り合わせもこれからだ。
翁長氏は知事選の主役と監督を兼ねる存在だった。翁長氏のいない知事選をどのように戦っていくのか。「オール沖縄」陣営の中には、玉城氏でまとまったことへの安堵(あんど)感も漂っているが、選挙運動に関しては佐喜真陣営が二歩も三歩もリードしている。
翁長知事を誕生させた「オール沖縄」勢力は、今年に入ってからも名護、石垣、沖縄市長選で連敗。その輪から抜ける企業さえ出てきている。
寄り合い所帯の「オール沖縄」の結束を維持することが最大の課題であり、ここで負けたら「オール沖縄」の再構築は不可能となる。
■ ■
新基地建設を巡り県と政府の対立が深まる中での知事選は、翁長氏を支援した「オール沖縄」勢力対安倍政権の様相を強めている。
何が何でも辺野古埋め立てを進めたい政権は、勝利を収めた名護市長選の手法を持ち込み、自民、公明、維新3党による協力体制を築き上げる。
前回、自主投票だった公明が佐喜真氏推薦に回ったのは大きな変化である。政府・与党幹部が次々と訪れるなど総力戦の構えだ。
辺野古を争点から外し、国とのパイプを強調して、予算で揺さぶりをかけ、企業や団体への締め付けを強める。名護市長選にも増してこの手法が徹底されそうだ。
ただ政府・自民党の中には「弔い合戦」になった場合の懸念も強く、翁長氏の死去によって不確定要素や流動的要素が強まったのは確かだ。
■ ■
佐喜真氏は宜野湾市長に再選した際、地元の問題として「普天間の固定化ノー」を訴えながら、辺野古移設の是非については態度を明らかにしなかった。知事選ではこんな争点ぼかしは許されない。
政府が今回の選挙を最重要視しているのは、新基地建設問題を抱えているからだ。にもかかわらず、埋め立ての是非を争点から外し、問題を避けようとするのは、説明責任の回避と言わざるを得ない。
「辺野古が唯一」と繰り返す安倍政権の全面支援を受ける以上、正面からきちんと語り、論じる必要がある。
●沖縄県知事選挙での玉城氏応援要請に「願ったり」と枝野代表
ブロゴス 立憲民主党 2018年08月28日 17:27
枝野幸男代表は28日午後、自由党の小沢一郎代表、玉城デニー幹事長と国会内で会談し、沖縄県知事選挙に立候補の意向を固めている玉城氏への応援要請を受けました。沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選は、来月13日告示、30日投開票。
枝野代表は会談後記者団に対し、「オール沖縄」の候補として出馬要請を受けていた玉城氏が出馬表明するに当たり、応援要請を受けたと報告。
その上で、「私どもとしては、明日(29日)県連を立ち上げるという沖縄では大変非力な状況であり、どなたであれ『オール沖縄』でいい候補者がまとまるのであれば応援したいと思っていたが、玉城さんになるのであれば願ったりだ。国会で一緒に活動し、気心も知れていて、能力、見識も分かっている。沖縄の詳細な事情は分からないが、おそらく最も有力な勝算のある候補だと受け止めている。ご決断をいただいたら、非力ではあるが選挙戦を戦う一角を担わせていただきたいと申し上げた」と述べました。
玉城氏を「最も有力な勝算のある候補」と評した理由を問われると、「国会のなかでもメリハリのある活動をされてきた。国会議員としての実績もあり、沖縄県内でも相当な知名度があるのではないか。翁長さんの弔い合戦という側面がある選挙だが、沖縄が厳しい問題を抱え、それを乗り越えていくに当たって、明るい性格で力強くこれまで実績を作られてきたことは、評価が高いのではないかと思っている」と述べました。
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