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てらまち・ねっと



 アメリカ軍がアフガンから撤退すると報道されていたのは、そんな以前のことではなく、しばらく前の話。
 この数日は、タリバンが各地を制圧の旨のニュースが流れていた。
 昨日は、数日で首都が落ちるのかという雰囲気。

 ・・・それが一気に、【タリバン勝利宣言】のニュースに。

 分かりやすいと思ったのはウォール・ストリート・ジャーナルの次。
    ★≪アフガン政権崩壊の早さ、米情報当局も予想外 情報当局は当初、米軍撤退の半年後の政権崩壊を予想/8 月 16 日 09:49
/米情報当局は6月下旬、アシュラフ・ガニ大統領率いるアフガニスタン政権が、早ければ米軍撤退の6カ月後に崩壊する可能性があるという厳しい予想を発表。しかし先週の段階でわずか1カ月に縮まった。そして15日には・・・

 ということで、上記のほか、次にリンクし、一部を抜粋しておく。

●米、アフガン退避支援で追加派兵 2日以内に大半の退去完了/ロイター 2021年8月16日7:29
●米アフガン撤退の混迷、20年に及ぶ誤算の果て 歴代政権の戦略はことごとくタリバンとの交渉の機会を逃してきた/ウォール・ストリート・ジャーナル日本版  2021 年 8 月 16 日 15:05
●米当局者、「誤算」を認める アフガン政権崩壊で/CNN 2021.08.16 15:47

●【1からわかる】アフガニスタン“タリバン勝利宣言”/NHK 2021年8月16日 19時19分

●「タリバン」こんなにも早く権力掌握できた事情  女性を抑圧した20年前の「悪夢」が再来か/東洋経済 2021/08/16 12:00
●アフガン首都カブールは混乱 空港に押し寄せる住民、死者情報も/毎日 2021/8/16 19:35
●「死ぬまで投石」復活する?タリバーンが目指す国家とは/毎日 2021年8月16日 18時51分

 なお、昨日8月15日の私のブログへのアクセスは「閲覧数3,959 訪問者数996」。

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●米、アフガン退避支援で追加派兵 2日以内に大半の退去完了
         ロイター 2021年8月16日7:29
米国防総省は、アフガニスタンにいる米国民らの退避を支援する米兵1000人の追加派遣を承認した。米国務省と共同で声明を出して増派を確認した。反政府武装勢力タリバンは既に首都カブールへ進攻している。

 8月15日、米国防総省は、アフガニスタンからの米国民らの退避を支援する米兵1000人の追加派遣を承認した。写真は同日、カブール上空を飛ぶアパッチヘリコプター(2021年 ロイター)
声明は現地の米兵が48時間以内に6000人近い態勢になるとし、米国民と米国に協力してきたアフガン人の退避の支援のみが派遣の目的で、アフガン当局に代わって航空管制を担うことになると説明。

民間機と軍用機で関係者が安全に出国できるよう、カブールのハーミド・カルザイ国際空港の安全確保に取り組んでいるとした。

米国人など数千人を退避させるほか、米国に協力した人に付与される「特別移民査証(ビザ)」の対象となるアフガン人数千人の国外退去も加速させるとした。

●アフガン政権崩壊の早さ、米情報当局も予想外 情報当局は当初、米軍撤退の半年後の政権崩壊を予想
     ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 8 月 16 日 09:49
 米情報当局は6月下旬、アシュラフ・ガニ大統領率いるアフガニスタン政権が、早ければ米軍撤退の6カ月後に崩壊する可能性があるという厳しい予想を発表した。

 しかし反政府勢力タリバンが幾つもの州をまたたく間に支配下に収めたことで、ガニ政権崩壊までの猶予期間の予想は修正され、先週の段階でわずか1カ月に縮まった。そして15日には、タリバンの戦闘員らが首都カブールに進攻し、ガニ氏は国外に脱出した。

 米バイデン政権の当局者らはここ数日、タリバンがこれほど急速にアフガン全土に展開し次々と州都を攻略していったことに、公式および非公式な場で驚きを示している。その間、アフガン政府軍はほとんど抵抗姿勢を示さなかった。

 米当局者の一人は、アフガン政府の急激な崩壊について、情報当局が読みを誤っただけだとの見方を否定。読み違えた背景には、バイデン政権による米軍撤退のスピードや軍事請負企業も米軍とともに撤退したという事実など、多くの要因があると指摘している。
・・・(以下、略)・・・

●米アフガン撤退の混迷、20年に及ぶ誤算の果て 歴代政権の戦略はことごとくタリバンとの交渉の機会を逃してきた
         ウォール・ストリート・ジャーナル日本版  2021 年 8 月 16 日 15:05
 【ワシントン】7月初め、ジョー・バイデン米大統領はホワイトハウスのイーストルームで、アフガニスタンでの戦争がベトナム戦争と同じように不名誉な終わりを迎えるとの提言にいら立っていた。

 バイデン氏は、アフガンの首都カブールにある米大使館の屋根から職員が退避させられるような状況にはならないと語った。同氏は4月の時点で、9月11日までに米軍の完全撤退を指示していた。

 バイデン氏の楽観は、過去20年にわたり米国の歴代政権が犯してきた誤算の、新たな一例にすぎない。

 米国は米国民2500人の命――そして15万人のアフガニスタン人の命も――を犠牲にして、アフガニスタンを安全で親欧米の民主国家として再建しようとした。だが反政府武装勢力タリバンは、すさまじいスピードでアフガンを奪還した。

●米当局者、「誤算」を認める アフガン政権崩壊で
    CNN 2021.08.16 15:47
(CNN) 米国のブリンケン国務長官は、CNNの番組に出演し、アフガニスタンの反政府勢力タリバーンによる首都カブールへの進攻について、アフガン軍が自国を防衛することができなかったという事実を目の当たりにしていると述べ、「このことが起きたのは、我々が想定したよりも早かった」と述べた。

アフガン軍とアフガン政府の急速な崩壊は、バイデン米大統領と政権幹部にとって衝撃だった。バイデン政権は先月には、アフガン政府の崩壊には数カ月かかり、駐留米軍が撤退してから結果が現実となるまで一定の猶予があるとみていた。

米政権は当初、夏の終わりまでに米軍の全兵士2500人がアフガンから撤退するとしていた。だが、それから数カ月たった今、避難の支援のために計6000人の兵士が派遣されることになっている。

政権幹部によれば、バイデン大統領は数日内にアフガンの危機的状況について演説を行うとみられているが、演説に関する最終的な決断は下されていない。バイデン大統領はまだ、ワシントン郊外の大統領専用の山荘「キャンプデービッド」での夏季休暇を切り上げていない。

話し合われている選択肢のひとつは、バイデン大統領をホワイトハウスに戻すことだが、キャンプデービッドでの演説の可能性も完全には排除されていないという。15日には、バイデン大統領がキャンプデービッドで安全保障チームから説明を受けている様子が撮影された。

バイデン大統領に対する政治上のリスクは不透明だ。世論調査では米国人の過半数がアフガンからの撤退を支持しているほか、バイデン大統領の側近は、20年におよぶ紛争に対するバイデン氏の疲弊を国民も共有しているとみている。

だが、戦争終了時に展開するこの大混乱のシーンは、ベトナム戦争終結時の1975年にサイゴンが陥落した際の風景を想起させる。バイデン氏が今年初めに撤退を検討した際に悩まされたシーンであり、今後バイデン氏につきまとうのは確実とみられる。

すでに一部の議員からは政権に対して、どうして情報機関が現地の状況についてこれほどまでに判断を誤ったのかや、米国人や味方の避難に関するもっとしっかりとした危機管理計画が定められていなかった理由について、より多くの情報を求める声が出ている。米国を支援したアフガン人の通訳の避難などにも質問が飛んでいる。

●【1からわかる】アフガニスタン“タリバン勝利宣言”
    NHK 2021年8月16日 19時19分
アフガニスタンでは、反政府武装勢力タリバンが首都カブールに進攻し、日本時間の16日朝早く、政府に対する勝利を宣言した一方、ガニ大統領は出国し、政権は事実上、崩壊しました。
今回のタリバン進攻の背景には、ことし4月末から始まったアメリカ軍の撤退が大きく関わっています。

今月に入って次々と州都を制圧
タリバンは今月に入って次々と州都を制圧していきました。
・・・(以下、略)・・・

●「タリバン」こんなにも早く権力掌握できた事情  女性を抑圧した20年前の「悪夢」が再来か
     東洋経済 2021/08/16 12:00 池滝 和秀 : ジャーナリスト、中東料理研究家
・・・(略)・・・タリバンが快進撃を演じたのは、アフガン政府の統治能力や国軍の能力が欧米の支援によっても向上しなかったことが要因だ。腐敗や縁故主義にまみれた政権側が無力ぶりを露呈する中、タリバンは主要都市を激しい戦闘もなしに掌握した。部族や軍閥による支配が色濃いアフガンでは、アメリカ軍という後ろ盾を失ったガニ政権を支えてきた部族や軍閥が、日和見的にタリバンに従属し始めた形だ。
・・・(以下、略)・・・

●アフガン首都カブールは混乱 空港に押し寄せる住民、死者情報も
     毎日 2021/8/16 19:35
 アフガニスタンの旧支配勢力タリバンに制圧された首都カブールでは、市民らが国外に避難しようと空港に殺到するなど、混乱が深まっている。AP通信などによると、市内で戦闘は発生していないが、断続的に銃声が聞こえるという。先行きの見えない中、市民に不安が広がっている。
・・・(以下、略)・・・

●「死ぬまで投石」復活する?タリバーンが目指す国家とは
     毎日 2021年8月16日 18時51分バンコク=乗京真知
 アフガニスタンの反政府勢力タリバーンが、首都カブールの大統領府を占拠し、ガニ政権は崩壊した。タリバーンは今後、どんな国づくりを目指すのか。
・・・(以下、略)・・・

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