tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

不快きわまりないこと

2022-04-09 19:18:09 | bad news

郵便局帰りに立ち寄ったスタバ。一つ、空席を隔ててテーブルに座ってた女性がZOOMによるミーティングを始めた。
周りのざわめきに負けじと、マイクに向かって声を張り上げている。向こうの声も、スピーカーを通して大きく響く。

曰く、「ロシアは迫害されてきた。ウクライナが米国を中心とする先進国の手先となって、ロシアを追い詰めているから、ロシアは反撃している。ロシアは悪くない」と。

どこの国の人かと思う。もちろん、みんな違った思いを持ってていいのだが、この期に及んでまだロシアの侵攻を支持するのはどうなんだろう。
国際意見とまっこうから対立すること。多くの人の持つ価値観と相容れない意識。

日本の社会は、もっとウクライナの惨状と向き合う必要がある。付和雷同するのはよくないが、多くの人々が平和を望むことによって世の中が変わっていくはずだ。SNSで発信し、平和の大切さを伝えることだ。


暴力に対抗するすべ

2022-03-26 19:25:38 | bad news

ロシアの一方的なウクライナへの侵攻。核兵器や生物・化学兵器の使用をチラつかせた国際法を完全に無視した残虐非道な攻撃。
そして、米国は武器を供与するだけで直接対決を避けている。米国やNATOは、今後、ロシアが核兵器を使ったとしても、武力介入しないつもりだ。
このウクライナ戦争で世界が劇的に変わった。暴力が支配しかねない世界へと。

日本はロシアだけでなく、中国や北朝鮮のような専制主義・独裁国家に周囲を囲まれている。中国が台湾に武力侵攻しても、米軍は来援しないことが危惧される。沖縄県・尖閣諸島が、そしてロシアから北海道が攻め込まれたとき、日本はどうするのだろうか。

原子力発電所への給電を断たれ、そして、施設が攻撃されたら、核を持ちいなくても、たやすく国土は焦土となる。「日本は攻めこまないから、こちらを攻めないで」というロジックは、取り巻く核保有国にはもちろん、自国の国民にも通用しなくなっている。

独自の核保有はもちろん反対だが、攻撃された場合は国を守り抜くため、あらゆる手段を講じる覚悟を、今のうちから決めておく必要がある。

 


自滅

2022-03-24 21:48:16 | bad news

北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、北海道の西約150キロの排他的経済水域(EEZ)に落下した。今年4発目の「暴挙」。
高い角度で飛ぶロフテッド軌道で発射。ミサイルが飛翔した時間は、過去最長のおよそ71分間。日本側は、落下地点を見切ったのか、ミサイル警報はスルー。いざという時に、弾道をしっかりとつかんでいることを相手に知らせないための対応なのだろう。

高度6000㎞に及んだミサイルは、明らかにアメリカ本土への到達を示すものであり、アメリカへ対する挑発だ。それには、国際社会が、ウクライナ情勢の対応に追われているので、今であれば北朝鮮への制裁はないと考えてのことだろう。
またそこには、たとえ弾道計算が狂って日本に着弾することがあっても、日本からの反撃はないという公算もあってのことだろう。いつまでも専守防衛の考え方でいいのだろうか。

中国はアメリカの空母を狙えるミサイルを何千発も持つようになっているし、北朝鮮やロシアも予測不能なミサイルを持っている。わが国に対して、こうした誘導弾などによる急迫不正の侵害が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とはどうしても考えられない。

 


怒りと絶望と

2022-03-19 18:46:57 | bad news

StingのDVDを観た。9.11に行われたイタリア・トスカーナのプライベート・コンサートのDVDだ。
All this time. 
2001年9月11日朝。自爆攻撃を計画した実行犯グループがアメリカの旅客機4機をハイジャックし、ニューヨークの高層ビルと米国防総省に突入した。その時のコンサートの様子だ。

ミュージシャンたちは、歌えない・演奏できないとつぶやく。皆で話し合って、自分たちにできること。一曲だけ演奏しようということになった。
フラジャイル。
壊れやすいと言う曲だ。

今また、ロシアのウクライナ侵攻で、多くの人々が怒りと無力感を感じている。人のはかなさ暴力の非道さ。爆撃の恐怖におののく市民の様子がテレビ映像で流れ、ある男の子が、被害に遭っている自分たちのことを忘れないでほしいと訴えていた。

こうした惨事は歴史の中で嫌というほど繰り返されてきた。核兵器を頂点に、人間は恐ろしい武器を作り出してきた。
♪身体と鋼が一つになった時、血が流れ
That nothing comes from violence And nothing ever could♪
人間はもろい。


ヘイ・フィーバー

2022-03-16 22:01:28 | bad news

ヘイ!・・・ではなくて。”hay”=「千草」、”fever”=「熱」。
パリの地下鉄に乗ってたら、車内を流しのバンドがポップスを演奏していた。車両を廻って、投げ銭を得ているようだ。
たまたま、ぼくの乗った車両には、「花粉症?」の中年の男性が乗っていて、演奏と男性のくしゃみとの二重奏。

男性もなんとかくしゃみを止めようと焦っているようだが、出物腫物、所かまわずだ。車内を廻って演奏をしていたバンドも、男性のくしゃみの連続に演奏の邪魔をされて苦笑い。
この時、パリの街中にも「花粉症」があることを知った。

その昔、千草(hay)が原因でアレルギーが広まった地域で使われてから、現在はいろいろの種類の草(千草)以外の樹木の花粉に対しても使われるようになったらしい。
フランスには、日本のような花粉症対策グッズというのは、あまりない。しかし、薬局の店頭には、アレルギー性鼻炎薬の抗ヒスタミン剤や、鼻スプレー、目薬などが並んでいて、患者数が多いことがうかがえる。

あのパリも、今はマスクをしている人達が多いから、花粉症はひどくはならないのかも。それでも、目は露出しているから、涙でぼろぼろ・・・なのだろう。

ヘイ!ユー。アーユーOK?なんてな。