tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

河津桜

2019-02-28 22:32:23 | プチ放浪 海沿い編



伊豆はいつ以来だったけ。。とか思って写真のストックを見たら、昨年の晩秋にススキを見に行ってた。
それにしても、いつも混んでる135号線。夕焼けの空をバックに河津さくらでもと向かったけど、週末もあって激込み。

小田原-真鶴-湯河原-熱海は抜け道がない。並行して旧道が走っているけど、ところどころで合流。熱海を過ぎて少しはマシになるけど、河津の辺では、夕方6時を回って反対車線が渋滞中。みんな一足早い春を満喫し、河津から帰ろうとしてるんだろうな。

冬本番の中、下田周辺はもう春の気配。青野川沿いの川岸には約5kmにわたって河津桜の並木が続き、濃いピンクの花が満開中。その下を黄色い菜の花が彩る。
寒さの中で咲いている健気な花たちだ。
さて帰り道は伊豆スカイライン。


がんばれ受験生

2019-02-27 22:56:01 | 日記

ここ10年ぐらい毎年のこの時期、花粉の飛ぶ量が前年の2倍とか、3倍とか。。
2019年の花粉の量はなんと昨年の6倍。いったい、10年前の何倍の花粉が今年は舞うんだろう。子供のころから、几帳面に春と秋に花粉症になる。性格はずぼらな癖に。。

受験生の方々へ。なんでこの花粉の舞う時期に受験と思われるでしょうが・・・
がんばれ!としか言えない。
不安な時は自分一人で闘うのではなく、そばにいてくれる人を頼った方がいいかもっす。不安は拭えなくても勇気はもらえますよ。


期待外れ

2019-02-26 22:17:02 | 人々



今回のモンゴル旅行を手配してもらった旅行会社からアンケートの依頼が来た。
旅行の感想をとのことだが、困惑している。
ホームステイは、いかにホストファミリーと親密な関係を築けたのか、一対一のガイドとの関係は、いかにコミュニケーションがとれてたのか。すべては自分の旅行中の行動によることだからだ。
こうした関係は、写真を撮る側と撮られる側でいかに信頼関係を構築するかに似ている。

「もうモンゴルなんて来ねえぞ、ボケッ」

感情の起伏が大きいほど、写真に込める感情は高まる。フォトグラファーの怒りや悲しみの感情がこもった写真は、かならずや人の心を打つ。だからマイナス30℃の寒空に何時間も耐えて撮った写真は、個人的な思い入れ以上に普遍的な価値があるものと思ってた。そんな苦労をしなければ、いい写真は撮れないのだと。

太陽の黒点の活動周期に合わせ、十年の周期でやってくる異常寒波。モンゴルではゾドとして恐れられている。草原が雪に閉ざされて、何万頭もの家畜が冬を乗り越えられずに命を落としていく。来年はその本番がやってくる。
寒さで死んでいく家畜たち。モンゴルを襲う自然の猛威。それに困惑する遊牧民たち。そうした自然と人との関係を写真にしたいと思い、ゾドの谷間の今年、下見の目的で訪問したモンゴル遊牧民のゲルだった。

何もかも、期待以上だった。次から次へと写真に撮りたかった遊牧民の旧正月のシーンが展開した。まるでテーマパークのよう。なので写真を撮っててなんか違うぞとか思ってしまった。苦労しなければいい写真なんて撮れないと思ってたからだ。つらい思いをすればするほどいい写真が撮れると。
へとへとになって、もうモンゴルなんてやだ。早く帰りたい・・・とか思いながら写真を撮らなきゃと。
あの見知らぬ人には猛然と攻撃するというモンゴルのワンコさえ、ぼくの期待を裏切った。最初に目があった瞬間、しっぽを振って愛嬌をふりまいてきた。
遊牧民のゲルの中は暖かくて気持ちよく、厚着のせいで熱くなった体を冷やすため、外のマイナス30℃の冷気の中で写真を撮ってたりもした。

言葉が通じないことでトラブルが続出。これぞ旅のだいご味と思ってたけど、ガイドのプージェーが何事もなくすべてを進行させた。少しは手を抜けよと言いたかったけど、完璧主義の彼には無理な相談だ。
ちゃんとした日本語で言うのなら、「すべては期待以上だった」ということ。トラブルあってこそのトラベルを信条とするぼくにとっては、「すべてがいい意味での期待外れ」という感想となる。

自然の驚異になすすべもなく立ちすくむ遊牧民。性悪のぼくは、どこか心の隅でそんなことを願っていた。それを写真に撮ってやろうと。。
だが旅を終えて、来年の冬本番では寒波がやってこないことを、そしてこの旅で出会った人たちの幸せを心から祈るぼくがいる。


ドナドナ

2019-02-25 22:42:10 | 人々

ウランバートルから宿泊した遊牧民のおじいちゃんのゲルまでは、四駆の車で道なき道を走る。夏と違って冬は、わだちが掘れたぬかるみなどないからスタックの心配はないが、乗り心地は決して良くない。

ゲルに向かう途中、2頭の馬を搬送しているトラックが前を走ってた。馬たちはトラックの荷台につながれて、キルトで胴体を防寒されている。
売られていく馬かなとか思ったけど、近くの村で草競馬(ナーダム)があり、出場する馬の輸送中らしい。

ナーダムとは、もともとシャーマンによる儀式が起源で、オボー祭りと強い関連性があった祭典のよぷだ。本来ナーダムは、夏から秋の短い期間に行われることが一般的。しかし現在は、伝統文化や観光ビジネスのため、冬もナーダムを行うことが多くなっている。
ナーダムは飼い馬とともに個人が参加する。体重が軽い方が有利なので、騎手は小さな子供たちだ。寒さが厳しいモンゴル高原で、幼い子供が競馬に乗ることはとてもリスクが高い。凍傷や落馬で、重体になったり、亡くなったりする事故も起こる。このため、2018年1月から、冬の競馬を全面禁止するよう法律が改正されたはずとのことだ。

 レースは馬の年齢別に行われる。近頃のナーダムでは、お金持ちたちがアラブ種やサラブレッドをレースに持ち込むことが多いと通訳のプージェーは嘆く。
大きな大会では、アザラガ(牡馬)、イナ・ヘス(高齢去勢馬、または6歳以上)、ソヨロン(5歳)、ヒャザーラン(4歳)、シュドレン(3歳)、ダーガ(2歳)に加えて混血種のレース(サラブレッド)と区別されているが、地方ナーダムだと、それがあいまいなのかもしえない。
牡馬と高齢去勢馬のレースで優勝するのはものすごく大変なこと。名誉あることだ。


モンゴルの初詣

2019-02-24 22:44:32 | 人々

ウランバートルにある仏教の寺院、ガンダン・テクチェンリン寺。
モンゴルの人々からの信仰がとても篤く、モンゴル・ラマ教の総本山ともいうべき場所。この寺の一番奥に、観音堂があり、中に入ると高さ25mもある大きな観音菩薩(メグジド・ジャナライサク)が立っている。
観音菩薩の周りにはマニ車と小さな仏像が取り囲んでいる。

モンゴルの正装でお参りする人たち。
いつも混んでいるというガンダン寺だが、ツァガンサル(白い月)のこの日の午後はさほど混んでなかった。みんな親戚への新年のあいさつ回りで忙しいのだろう。

今年もよい年でありますように。
ネガイヲカナエタマエー~~\(-ω- )三( -ω-)/~~バサッ (-人-。)