千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故。亡くなったお子さんの親御さんの気持ちを想像するといたたまれなくなる。もっときちんと議論されるべきだとおもうのだが、今日のニュースは殆どが五輪の話。メディアの熱しやすく冷めやすさが端的に現れている。
PTAなどが2014年度に、現場の市道にガードレールを設置するよう市に要望していた上での事故だ。周辺は畑と住宅街が混在する地域。道幅7mの道路。大型車だとすれ違うのにゆとりはない。路側帯を示す白線も歩道やガードレールもなく、子どもたちは路肩を歩いていた。
過失運転傷害の疑いで逮捕されたトラック運転手からは基準値を超えるアルコールが検出されたという。
千葉の田舎の道は、こんな道が多い。チャリで通行していると、そのすぐそばを車が猛スピードで追い越していく。道路を横断しようとする歩行者がいても、ほとんどの車は止まることはない。我が物顔で車が走り回ってる。
オリンピックで莫大なお金をつかうのなら、そしてアスリートを優遇するのなら、もう少し道路整備にもお金をかけてほしいと思うのはぼくだけだろうか。歩道のない道路で聖火リレーは行われているのだろうか。だとすると、本当に危険だ。