tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ココナッツサブレ

2022-02-19 20:41:22 | old good things

ほのかな香りと甘さ。小さい頃から好きだった。パッケージには「Since 1965」とあり、古い歴史を感じる。懐かしい昭和の思い出。レトロなパッケージ。

ラインナップは、オーソドックスなバター風味から、香りのよい発酵バターまで。ココナッツフレーバーは使わずココナッツにこだわってる。ポテチみたいに、フレーバーで目先を変えるのじゃなく、王道で勝負している感じだ。変わらないのは味だけではなく、価格も。
ロングセラーの秘訣は「あえて変えない」らしい。

原材料や製法をほとんど変えることなく、毎年6億枚以上を製造。だが、この春は「ニューレトロ」をテーマにした期間限定の「まろやかコーヒー牛乳味」がでるらしい。なんでも、昨年も期間限定でニューレトロの何種かを販売し、好評を博したらしい。銭湯で、風呂あがりに飲むコーヒー牛乳の味わいをイメージしたとのこと。楽しみだ。


イマジン

2020-12-24 23:07:55 | old good things

今の人じゃなくて・・・暇な人でもなくて。。。
1980年に亡くなったジョン・レノン。今年は生誕80年だそうだ。

ジョン・レノンのことを語れるほど、というか、ほとんど知らない。子供の頃、きいたビートルズは、やたらうるさくて、その音楽性を理解できなかった。それでも、今はあの音楽が当時、世の中には必要で、そして世界を変えていったんだとわかる。だれかの刷り込みなのかもしえないが・・・。

80才のジョン・レノンかあ。どんなおじいさんになっていたんだろう。。だが、歴史にはイフはあり得ない。
ジョン・レノンについて、その音楽性は置いておいて、少しはハードに調べてみたいと思った。IMDBというアメリカの映画のデータベース・サイトにアクセスしたら、毎年のようにドキュメンタリーが作られている。
はやり、あのベトナム戦争のあの時代。誰もなしえなかったことを彼は成し遂げたのだ。多くの人が記憶に強くとどめ、そして崇拝している。

いくつかのDVDを手に入れるつもり。イマジン、そして、いかにビートルズは世界を変えたか。。。

・・・こんな旅も悪くはない。。


喫茶店のナポリタン

2020-10-04 20:27:40 | old good things

「喫茶店」って、もう死語なのだろうか。こじゃれた喫茶のチェーン店は、今風のカフェ。メニューにも、どこの国のかわからない料理が並ぶ。
あの懐かしい「昭和の時代の喫茶店」は、今や過去のものなのだろうか。若者たちの流行に乗れなかったのか、あるいは「こじゃれたカフェ」に進化していったのか。。

その昔、ユースホステルで無料のスキーコーチをしていた時代。居候の身ゆえに、食事の手伝いをしながらの、今でいうボランティアだった。食事つき、リフト券付きの居候。関西から冬山にやってくる旅行者たちに、雪国の冬の遊び・スキーを教えてた。スキーがそんなにメジャーじゃなかったころのことだ。

夕食のおかずの一品は、決まって3日に一度はナポリタンのスパゲティ。今風のパスタじゃないやつ。ついつい頬張って口の周りが真っ赤に^^なるやつ。
学生時代は、どこの喫茶店に行ってもナポリタンがあり、ランチに頼むのもたいていは ナポリタンだった。
・・・食べなくなってから久しい懐かしい味だ。


まよい猫

2020-09-05 20:19:38 | old good things

わが家で飼ってた猫はサカナが大好きだった。堤防で入れ食いでバケツにあふれるほど釣った小アジなんかも、焼いたやつを夢中になって食べてた。

カリカリはおやつ。夕餉の支度が整う頃には、空腹が絶頂に達するのか、だれかれ構わず、ご飯を欲しがってた。それでも「ネコまんま」は食べさせた記憶がない。

ご飯とか口の周りにくっついて食べづらいだろうなとも思う。
「深夜食堂」で出てきた「ねこまんま」のレシピは、炊いたごはんにかつおぶし。しょうゆをちょっとだけかける。 
ご飯、かつ節、ともに炊きたて、削りたて。

関西では、味噌汁をかけたご飯のバージョンもあるそうな。子供の頃、それやっていつも怒られてた。


深夜特急

2020-07-17 21:08:02 | old good things

先日、暇つぶしに地元の本屋をのぞいたら、「深夜特急」が目立つところのテーブルに山積みされてた。累計発行部数600万部。ぼくの青春のメモリアル本だ。

1973年、沢木耕太郎はデリーからロンドンまで乗合バスを乗り継いでいくことを決意した。26歳だった。トラベルローグ「深夜特急」は、その後多くの若者たちの尊敬と羨望を集め、彼らの背中を押す旅のバイブルとなった。“海外”が全くの未知だった時代のことだ。ヨーロッパの片田舎へ行くと、「チナ、チナ」とはやし立てられた時代。

ぼくらは今、普通に旅をするだけでは触れることのできない、インターネット上では決して表現されることのない、海外に住む人たちの気持ちをすくってこれる。グローバリゼーションは、従来よりも人やモノ、金、情報が国境を越えて移動することを促した。

「深夜特急」とは、「脱獄」を意味する隠語。会社に入ったら、半病人になるか、脱獄するかだ。なんてね。。