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ぼくのフリースタイル水泳での最近の泳ぐ速度だ。3月でジムをやめた美人の女子水泳のコーチが計ってくれた。もともとは、昨年の夏にダイブマスターの資格を得るために、苦手の(!)水泳を克服しようとプールに通いだしたのだった。
ダイブマスターの実技試験は水中スキルとスタミナ・モジュール として、400m水泳、15分間立ち泳ぎ、800mスノーケル・スイム、100m疲労ダイバー曳航、レスキュー評価がある。
今までに一度も400mを泳いだことはなかった。しかも、中学校の時に、50mの完泳認定証に挑戦し、おぼれそうになって断念。水泳部の同級生にさんざんバカにされた。この時の途中であきらめてしまった自分の弱さは、今でも心にキズとして残っている。
そんなぼくのダイブマスター試験。・・・今度は泳ぎ切れた。
この時のタイムはたしか、400mを13分台。このタイムトライアル。6分半以内が5点、8分40秒までが4点、11分までが3点、13分は2点、それ以上が1点。・・・最高点のタイムよりも、2倍以上遅いタイム。つまり、ノンストップで泳げただけの最低点しかとれなかった。
それでも、こんなに真剣に物事に取り組んだのは超久しぶりで、泳ぎ切ったあとは、やり遂げた満足感で超うれしかった。ひょっとしたら、人生でこれほどの満足感を得たのは初めてのことだったかもしれない。
この時の泳ぐ速度は秒速2メートル。それからプールに通いだして1年になろうとしているが、鍛え上げて完璧に割れたおしりと、プールの常連並みに「秒速1メートル」の泳力を身につけた。それでも、ダイブマスターの基準点数にすれば、最高点には達していないのだが。。
秒速1メートルは、歩くスピードに比べれば圧倒的に遅い。プールサイドを歩いていくスタッフの女の子を追いかけて泳いだりもするが、倍以上のスピードの差がある。ちなみに、今習っているコーチたちは、”速く泳ぐ”よりも、”効率よく泳ぐ”ことに重点を置き、速く泳ぐなんてのは2の次だ。そして、なかなか諦めてくれない。・・・背泳ぎなんて一生できなくてもいいと思っている。第一、海では背泳ぎなんて絶対にやらないし。だが、彼女たちは、絶対に諦めない。・・・泳げるようになるまで、あきらめてくれない。
今春に職場が新橋に変わった当初、朝、職場に向かっていると、大勢の人がぼくを追い越して行った。今はようやく、人の流れに乗れるようになってきたが、毎朝、決まった場所で、信じられないスピードで歩くひとりの小柄なおばさんに追い越される。遅刻間際の学校に向かう女子高生に追い越されるのなら話は分かる。彼女たちは必死でタイムトライアルをしているのだ。
だが、このおばさん。なんのためにあんな忍者のような、超人的なスピードで歩いていくのだろう。やっぱり、お勤めは忍者なのだろうか。超人的なスピードの理由を聞いてみたい気もするが・・・。このおばさんの記録、体感上、秒速3メートル以上。計測は今のところ不能。。
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