ぼくが個人的に始めてしまったプロジェクト「E-PL1・イン・ワンダーランド」。
無謀にもこのブログの存続をかけて、来年の4月に開催されるであろう「地球の海フォトコンテスト」の入賞を目指すものだ。
プロジェクトの名称どおり、使う機種は「オリンパスE-PL1」。
現在の手持ちの水中カメラで、ワイドからマクロまでの撮影ポテンシャルが高いのはこのカメラであることは間違いないのだが・・・。
毎回、ダイビングツアーに参加する時は、かならずテーマを持って、水中写真を撮ることにしている。
透視度の低い千葉あたりの海ではマクロを主体に、逆に透視度の高い三宅島やサイパンの海ではワイドを主体に。
魚類図鑑の写真の構図を避けて、サカナだけではなく、ロケーションやダイバーを積極的に入れて。
ただ、こうした構図も、フォトコンではありきたりの構図でしかない。
・・・だれも撮っていない写真ということで、海女さんの水中写真はどうなんだろう。
真っ青な海の中、身ひとつで潜っていく海女さん。
陸上の海女さんの写真は昔から良き被写体として撮られてきた。
三島由紀夫の小説「潮騒」の影響もあるのだろうか。
思いつくところで中村由信氏。1962年6月 日本の海女(中日新聞社)。
岩瀬禎之氏。2002年5月 海女の群像―千葉・御宿(1931‐1964) (透土社)
伊原美代子氏。2010年1月 日々是好日 みさおとふくまる(ロッコール)
モノクロの印象的な写真が、ドキュメンタリーにまとめられている。
伊原さんの写真は女性のユーモアがあって面白い。
これらの写真は海女さんの普段の生活に密着して撮っている。今、撮るなら、まだ海女さんたちが活躍している日本の三大海女地帯(千葉県御宿町、志摩市、舳倉島)とのどこかに通いつめて、海女さんたちと顔見知りにならないと撮れないだろう。
撮ってみたい気のはやまやまなのだが、顔見知りになって写真を撮らせてもらえるまで通いつめなければならないことを考えると、次ののフォトコンにはまず間に合いそうも無い。。
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