ラムサール条約登録地の奥日光。戦場ヶ原の標高は1400m。その広さは400haにおよぶ。冬の戦場ヶ原は白い雪で一面覆われている。
ニホンジカよけのフェンスをくぐって中へ。
ふんわり積もった雪面に、淡い水色の木立の陰が躍る。森の青い影。雲の切れ間に見えた男体山には白煙。山頂は風が強そうだ。
時折、木立の間から太陽の光が差し込み、つぎつぎと青く優雅な縞模様を白い雪面に浮かび上がらせる。ふと足元に目を落とすと、自分の影もんまた青く樹影に重なり、丘の起伏を染め上げている。樹影を横切るのは、雪上につづく野兎の足跡。
積雪の下の地面はほぼ0℃。植物は厳しい冷え込みと乾燥から守られる。しかし、雪の下は太陽の光が届かない暗黒でしかも多湿あり、雪腐病菌の侵入や積雪による圧力のリスクがある。
柔軟性に富む木々たちは、最初のうちは雪の下に倒伏していても、やがて雪圧にうちかって立ち上がる。
小田代が原の一本の白樺が貴婦人と呼ばれる理由はそこだ。
つぶされても、つぶされても何度でも何度でも立ち上がる。その凛としたたたずまいに、誇り高き貴婦人を思い浮かべるのだろう。
奥日光も厳寒期の寒気から解放され、春めく日差しも増してくる。積雪も凍って硬くなり、ウサギたちの雪面を駆け回る春が近い。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
秋田も世界に有数の豪雪地帯。東側を奥羽山脈が南北に走り、西側に花輪盆地、大館盆地、横手盆地が広がる。奥羽山脈にぶつかった雪雲は内陸の盆地に大雪をもたらす。
このため、冬の間は毎日がほぼ雪。日照時間が短いため、色白の秋田美人が多い。
西は日本海に面し、東は山々や盆地が広がる。それゆえ、海の恵みや山菜といった良質な食材が豊富。冬が長く雪も多いため、その昔は流通が困難であり、漬物や味噌など様々な発酵食品が保存食として発達してきた。
秋田の名物といえば、きりたんぽ、しょっつる鍋、稲庭うどん。
数ある中で一番のお勧めは、比内地鶏の炊き込みご飯。放し飼いで育てられた筋肉質の地鶏と山の幸のコラボレーション。秋田ならではの一品。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
太平山は、秋田県中央部、秋田市と上小阿仁村とにまたがる山。
標高1,170m。旭川・馬場目川・岩見川・小阿仁川の源流。
太平山は、古くから信仰の山として知られ、力の神・勝負の神を崇める三吉信仰(三吉神社・太平山講・三吉講の総本宮)の守護神として広く崇敬を受けている。
その名を取った小玉醸造の「大平山」。秋田を代表する醤油・味噌醸造元でもある。
秋田はもちろん米どころとして有名だが、全国新酒鑑評会で受賞する酒のほとんどは兵庫県産の山田錦を使ったもの。栽培量の多さ、酒造りへの適性ともにダントツ。山田錦は兵庫県を始め26府県でも栽培されているが、兵庫県産は6割以上を占めている。 粒が大きく、心白が大きいので高精米に向くらしい。
その昔は特定名称酒がほとんどない時代。秋田県産の一級酒・二級酒が幅を利かせていた。日本酒の高級化嗜好が強まり酒の国・秋田の清酒もとうとうその地位を脅かされることとなった。
“あきたこまち”や“めんこいな”など、飯米として一般に食されているうるち米は、玄米の表層や胚芽部分にタンパク質や脂肪分が多く含まれるため、酒質に雑味を与えてしまう。
大粒で心白の軟質米である山田錦が酒米として利用される理由だ。
酒米は醸造用堅型精米機で30~35%を削り取って余分な成分を除去し、精米歩合70~65%白米になる。これが醸造されて癖のない大吟醸に。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
ワールド・ブレックファスト・オールデイ (WORLD BREAKFAST ALLDAY)
住所 東京都渋谷区神宮前3-1-23 1F
03-3401-0815
料理が2ヶ月毎に替わり、世界各国の朝ごはんを楽しむことができるこのお店。
オシャレな店内でやさしいお姉さんたちが、英語と日本語を混ぜて気軽に料理の説明をしてくれる。
ということでポーランドの朝ごはん。
ポーランドで朝ごはんはシニャダニエ。ハムやチーズを挟んだサンドイッチやら、スクランブルエッグが定番。
ポーランドはEUにおける重要な農業国のひとつ。旧東欧諸国最大の農業国だ。地図で場所はあそこ・・・と隣の席の女子たちが話し合ってた。
主要農産物は、てんさい、小麦、ばれいしょ、リンゴ、生乳。
りんごは世界でも第3位の生産量。のためか、ポーランド食器にはりんごをかたどったポタリ―も目に付く。きっと、焼きりんごなどを料理するんだろうな。
ポーランドの名物菓子もりんごを使った「シャルロトカ」。りんごのケーキ。
ポーランドのポスナン祭りはスカイランタンで有名だが、2014年から取りやめになったらしい。
なんでも、ランタンを十分に膨らませずに空にあげるから、多くのランタンが落ちてきて火事ややけどを負う人が続出してたらしい。みたかったな。東欧のスカイランタン。
そういえば、東京でもポーランド料理の店はあまり見かけない。
こんど探して食べに行こう。。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
ほろ苦さが春の到来を告げる菜の花。
菜の花など、山菜は母の味だった。
春になると父親に連れられて、土筆、ツワブキ、ワラビなど採りによく出かけたものだ。
昔を思いだして菜の花のおひたし。だし割りじょうゆに昆布で深みとコクを。
ほろ苦さとほんのり菜の花の風味に春を感じた。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村