tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

同盟

2022-01-30 19:20:09 | bad news

明治時代の世界情勢は、まさに帝国主義が牙をむいた時期にあたる。イギリスを中心とした欧米諸国で産業革命が起き、その工業力や国力を使い欧米諸国はアジアに進出。
最初に犠牲になったのはビルマだ。

中国もまたアヘン戦争によりかなり疲弊し、民衆は困り果て太平天国の乱を起こす。そこにつけこんだ英国はアロー号事件を起こして多くの利権を奪う。
一方、西洋ではクリミア戦争が起こり、英仏とロシアの争いの影響がさまざまな地域に及ぶ。アメリカ・メキシコ戦争があったのもこの頃。

東洋のはしっこの島国、ウブな外交ビギナー国家・日本は、近代国家として列強はしくれにならなければ明日はない時代だったわけだ。アフリカ諸国、インド、そして中国、日本はそれらの国の二の舞いになるわけにはいかなかった。

あの時代。世界情勢が不安定になれば、きまってキリスト教徒の敵、ユダヤ人の虐殺が起きる。ロシア帝国のユダヤ人弾圧を止めたのは巨額の資金援助を受けた日本だ。しかし、外交上手のロシアから戦争賠償金をもらうことはできず、日本は膨大な借金を抱えることとなる。

今、またロシアはウクライナをめぐり、アメリカと北大西洋条約機構(NATO)ときなくさい煙を上げている。アメリカの目線は中国にはない。極東をめぐる情勢は、また急変をよぎなくされる。けっして平穏なわけではない。

 


できると思っても・・・

2022-01-29 20:12:33 | 日記

まん延防止が続く中、スポーツジムは早めの時間帯にシフト。なので、比較的遅い時間帯はガラガラとなる。
ということで、ジムのスタッフに請われて参加した水泳の中級レッスン。女性コーチに、生徒は2名。コロナのため必然的に少人数制だ。。

・・・コーチは、いつもジュニアハイを教えているコーチ。はたで泳いでいると、水の中で激しい叱責が聞こえてくる。

「できないと思うからできないんだ」

なかなかの熱血コーチ。が、よりによって、誘われた中級レッスンのコーチだった。しかも種目は、もう、金輪際、泳がないと決めていた背泳ぎ。
「筋肉は重いから沈むよね~」と言われながら、背浮で沈没。やぱ、背泳ぎは一生泳いではいけない種目だ。


転出超過

2022-01-28 22:40:27 | 日記

東京都からの転出が転入を上回る「転出超過」が起こっているらしい。コロナ禍でテレワークが進んだ今、通勤のわずらわしさが無くなって東京に居住する理由がなくなったということなのだろう。
その反対で、神奈川、埼玉、千葉など10の都府県で「転入超過」となっている。

いわゆる東京への集中緩和の動きだ。通勤ラッシュが緩和され、東京近郊の都市が活気づくなど利点が強調される。
これは日本に限ったことではなく、アメリカでもコロナ禍を嫌って地方への移住が進んでるらしい。ネット環境さえあれば、どこでも仕事ができるし、また、出勤をまったく要請しない会社もあるらしい。

とはいえ、地方都市に住むのは自然との戦いが必要だ。夏はやぶ蚊や蛇など嫌われ者の生物が跋扈する。持つのが念願だった庭も雑草がすぐにはびこる。田舎暮らしに慣れていないと、そんなはずではなかったの後悔が沸き起こることになる。

また、地方行政は行き当たりばったりだ。やみくもに土地開発を行うから、東京近郊の都市は何の特徴もない灰色のコンクリートジャングルに変わっていく。自然破壊が加速してヒートアイランドが出現することになる。東京の転出超過は、良い面ばかりが強調されるが、デメリットもあることに注意が必要だ。


ぼくにできること

2022-01-27 21:46:44 | 日記

全国の感染 2日連続で7万人超え。東京では自宅療養が5万人を超えた。まん延防止等重点措置が各地で適用されているのにだ。
重症化のリスクを抱えている人たちは不安を抱えていることだろう。

いくらオミクロン株が重症化しないとはいえ、自宅療養が増え続ければ感染爆発はさらに加速する。それに伴い、重症患者も激増する。
対策はワクチンのブースター接種しかないのだが、接種状況はどうなっているのだろう。

まずはワクチン未接種の若年層の接種を急ぐのが先決だ。並行して重症化リスクの高い高齢者のブースター接種。医療機関には負担がかかるのだが、ぼくに協力できることは、感染対策をしっかりすることと、感染・非感染にかかわらず、行動を慎重にすることだ。無駄な外出はしない。


恥を知れ

2022-01-26 22:26:27 | 日記

日本のメディアは、英国ジョンソン首相が新型コロナウイルスの厳しい規制が続く中、首相官邸でパーティーが繰り返し開かれていた疑惑について、英国警察が捜査を始めたことで大騒ぎだ。
・・・報道する側の気持ちはわからないでもない。それでもなんだかなと思う。
英国では、ジョンソン首相に対して、与党・保守党内からも辞任を求める声が出ていて、政府の調査や警察の捜査の結果次第で、党首として信任するかどうかを問う投票を求める動きがあるという。

日本では、それこそコロナの緊急事態宣言下において、多くの政治家が飲み会を開いていたことが報道されたが、それっきりだ。
この正月早々は、箱根駅伝で政治家が三密をものともせずに箱根駅伝の応援もした。しかし、すべておとがめなしだ。政治家の特権。

なによりも心が貧しいと思うのは、国民の声を拾い上げて、勝手気ままな政治家を追求すべき報道メディアがそれをしないことだ。ケンカする前にすでに飲まれてしまっている。情けないことはなはだしい。それでも報道かと思う。