tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

おやき

2021-09-27 22:10:14 | ランチde世界放浪

長野名物おやき。長野県の郷土料理のひとつだ。昔は囲炉裏で作られていたそうだが、もちろん、今はガスコンロにフライパンなんだろう。
おやきの具材は野沢菜やあんこが鉄板。皮の多くは、ふくらし粉を使ったおまんじゅうのような皮。中身がたっぷり。

北信濃では、お盆の頃が親機のシーズンらしい。兄弟姉妹、親戚、離れていた家族など大勢人が集まるお盆に、このおやきをたくさん作ってたようだ。8月1日は「石の扉」。早朝から家族でお墓を掃除して、おやきを作り、先祖の霊を迎える準備をする日とのこと。

いつもは何者をも通さない頑丈で開かずの石の扉。8月1日のこの日ばかりはおやきが通行手形となって、扉に投げつけると扉が割れて通れるようになる。
なので、お墓やお仏壇にお供えするのが大切な慣わしらしい。

柏の葉にはさまれたおやき。また食べに行きたいな。


フルーツ・サンドイッチ

2021-05-11 23:25:01 | ランチde世界放浪

パンに、フルーツと生クリームを挟んだサンドイッチ。どうやら日本のオリジナルのようだ。
しかも、その歴史は古く、大正から昭和の初めにかけてのことらしい。
1868(明治元)年に日本で初めてフルーツパーラーをオープンした千疋屋の発祥という説もある。

なので、イタリアのカフェに行っても、ブルスケッタ、クロスティーニ、カナッペはあっても、フルーツ・サンドイッチはない。
フランスの総菜屋で、バターとハムとチーズをのっけたカスクルートは見かけてもフルーツが乗ってることはない。

そもそもだ。サンドイッチに使われるあのフワフワの食パンは日本でしか見たことがない。あれがバゲットやバニーニにようにごつかったら、とうてい生クリームやフルーツを挟むという発想は出てこなかっただろう。逆に言えば、あのフワフワのパンは大正時代から日本に存在したということ。
あの食パン。どうやって焼いてるんだろう。

 


タコ焼き@イタリアン

2021-05-10 20:24:23 | ランチde世界放浪

タコ焼きのトッピングとソースは、かつお節に青のりにソースがテッパン。ソースは、いわずと知れた「オタフクソース」。好みでマヨネーズ。。。。
しかし、日本人にとって至福の味である「ソース+マヨネーズ」は、かならずしも世界のスタンダードというわけではない。

一度、東欧の人に「お好み焼き」をご馳走したことがある。日本人は決してマヨネーズを焼いたりしないのだが、彼に言わせれば「テリブル」。
・・・マヨネーズってあれだ。酢+卵+油だろ?そりゃ焼けば「すっぱい卵焼き」。確かに想像すれば「ひどい味」かもしれない。なので、彼のお好み焼きの体験は間違った製法によるものじゃないかと推測する。

「タコを食べない欧米人」とかいうツイを見るたびに
「は??イタリアじゃタコめっちゃ食うんだが!?!????
そもそもイタリアだけじゃなくてスペインやギリシャでもタコ食う。なので、タコ焼きとチーズの組み合わせは保証された味じゃまいか。

タコ焼きにチーズをのっけたのはソースが無かった・・・ただそれだけの話だが。。。
んで、味は、今一つパンチにかける。やぱ、タコ焼きにソースはテッパン。


立ち食いソバ

2021-03-12 22:39:04 | ランチde世界放浪

最近は女性も利用するようになった駅の立ちソバ。そこそこ清潔な店が増えて、座って食べられる。これが女性客にも受け入れられた理由だろう。
かつては忙しいサラリーマンの味方だった。いわば、日本の駅の原風景だ。
だが、最近では急速にその姿を消しつつある。

かつお節のつゆの香りを漂わせながら、古き存在感で佇む駅のホームのお店で食べたソバは、なんだかおいしく感じてしまう。

最近は関東でもコストパフォーマンスの高いうどんのチェーン店が増えてきたが、好みは昔からの駅蕎麦だ。
その駅蕎麦を真似してトッピングは極めて普通のかき揚げ。

暖かいソバは最高の幸せだ。
食べていると若かしき頃の思い出がこみ上げてくる。。


トリ肉のタイタン

2021-03-09 22:23:53 | ランチde世界放浪

チェンマイは暇になったらのんびりと住んでみたい町の一つ。タイの古都だ。タイのバンコクには行ったことがないから、日本でいうと東京には行ったことがないけど、京都へは何回か・・・って感じかな。

住んでみたい理由の一番は、タイの物価が安いことに尽きるが、他方、タイ料理のおいしさにもある。
ところが、チェンマイでの食事は、もっぱら「パッタイ」という米粉麺で作った屋台料理の焼きそばか、同じく米粉から作った幅広のセンヤイのカレーうどん。
それ以外も食べているのだが・・・残念ながら記憶に残っていない。

というのも、レストランのメニューがわからないせいだ。一応、タイ語と英語のダブル表記。タイ語は読めるはずがないから英語表記に頼る。
そこに書いてあるのは
「豚肉の炊いたん」とか「シーフードの炊いたん」とか「牛肉の焼いたん」とか・・・。どうやら、欧米人は素材で食事を選ぶらしい。

豚肉の炊いたん。たぶん、この辺がタイ料理の「ガパオ炒め」かも。もともと「ガパオ」はバジルのこと。なので、日本のカフェで流行りの「ガパオライス」は、バジル炒めライス?ってことに。。。
「カウ(ご飯)」「パッ(炒める)」「ガパオ(バジル)」「ガイ(鶏肉)」でトリ肉のバジル炒めご飯。
「カウ パッ ガパオ タレ―」でシーフードのバジル炒めご飯。。味付けはナンプラーとオイスターソースだ。