tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

初冬の里

2009-12-29 00:08:52 | プチ放浪 山道編

 
 
 
 

美しい紅葉もそろそろ見納め。晩秋から初冬へと季節は急ぎ足で過ぎていく。
燃えるように色づいていた雑木林は、葉が枯れ落ち、地面は一面落葉。光溢れた若葉の頃とは、また違った雰囲気。
落葉の暗い雑木林道を歩く。
時折の梢を渡る風にクヌギの枯れ葉が数枚”はらはら”と舞い降りてくる。

ガサゴソと落ち葉を踏み分ける音。左に長く伸びた自分の影。木々の隙間からは初冬のやわらかい光が射し込む。
冬を迎える鳥達へのお裾分け。残された熟し柿はメジロの最後のご馳走になるのだろう。
間もなく鳥たちに厳しい冬がやってくる。


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今年も、一年を無事に終えることができました。tetujinと一緒に潜ってくれたダイバーの皆様、また、安全なダイビングをご指導いただきました雲見のイントラの皆様、そして、まとまりの無いこのサイトを応援してくださった皆様、ありがとうございました。
今年はどんな年だったのでしょうか? どうぞ、来年も良いお年をお迎えください。

来年も、よろしくお願いします。

 


なんちゃってタイニーが撮った師走

2009-12-28 22:16:45 | 日記


「昼間は昼間なんです。夜のエンジェルは、エンジェルなんです」
 と、正人は附け加えた。
「みんな、それぞれ外へ出たら、自分の生活に忙しいからでしょう」
・・・(大佛次郎 『冬の紳士』)

雑誌などの編集者や、映画製作に携わる者、写真家など、今で言うクリエイティブな仕事に生きる人たちが集う小さな飲み屋「エンジェル」。
その常連客のあいだで、「現代の写真が芸術かどうかという問題」 が話題にのぼり、議論が白熱する。
このシーンは、おそらくは、自身がライカカメラでいくつもの傑作を残した大佛次郎の写真に対する深い愛情を示すものなのかもしれんませんね。

純粋に写真について語れるサロン。そんなものがネットでは可能だと思っていました。写真好きが集い、自由に語らう場。。
(加齢臭の漂う一人の粘着おっさんが、写真とは全然違う次元の雑音を発し続け、それですべてを台無しにしてしまったわけだが・・・)

ここで、あれこれ言うのは止めにします。あのおっさんが大好きな陰口をここで書いていると思われたらしゃくなので・・・。
写真には、言葉以上に撮影者の思いを伝えられる力があると信じています。

 
 
 


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JOYEUX NOEL!!

2009-12-27 23:27:39 | プチ放浪 都会編

  下の年少組の息子。
今年の4月の初登園の日は、身体よりもかばんのほうが大きいくらいなのに、立派な幼稚園生。なんだか信じられない思いで、変身した我が子を見つめていた。
年少組の半分くらいの子が「ママ~!!」と号泣。ひたすら泣く子や、脱走する子、どこに行っていいか分からずウロウロする子、幼稚園はまさに動物園と化した。
先生達がそんな生徒をテキパキと指導していく。わが子も、そんな子達に紛れてバイバイと言う暇もなく教室に吸い込まれていった。あっけない見送り。。

そんな我が子も、2学期の終わりごろには立派な悪ガキ。クリスマスパーティに向け、日頃からお世話になっている担任の先生へ、クリスマスプレゼントのお手紙を。
その手紙の内容・・・ひらがなも書けない息子の手紙は、
「りかせんせい ぼくが 大きくなったら ぜぇ~たい 会いにくるよ」だった。
その手紙は、先々週、インフルエンザで寝込んでいて、ようやく復帰したりか先生へ無事に。手紙を読んだ先生は、大粒の涙をこぼした。
「まってるよ せんせい たのしみにしてるよ」と先生の言葉。
彼が将来、先生と出会えることを祈っている。
 
    
 


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クリスマスのお礼拝

2009-12-26 07:45:54 | プチ放浪 都会編

  土曜日の夜の東京駅発22:22の横須賀線の車内。
土曜日の夜だからか、列車の先頭付近にもかかわらず、車内は乗客でいっぱいだ。
4人掛けのボックスシートに、そのお姉さんたちは座っていた。

写真のミニアルバムを覗き込んでしゃべりあっている。
「カワイイーッ!」
ミニアルバムのページをめくるたびに何度も何度も「カワイイ」を繰り返す。
こいつらは<カワイイ>しかボキャブラリーが無いんだろうか・・・
と思っていたら<チョーカワイイ>があった。いわずもがな<カワイイ>の比較級だ。
アルバムに写っていたのは、幼稚園児たちのおそらくはクリスマス会の様子。

ブルーのワイシャツにエンジ色のレジメンタルタイ。そして紺のジャケットにグレーのスラックス。
おしゃれな制服のいで立ちで子供たちが並んで写っていた。

*********

今日は教会でクリスマスのお礼拝です。子どもたちはみんなの前でイエス様がお生まれになったときのお話しをしたり、クリスマスの賛美歌を歌ったりと一生懸命がんばりました。その後、園に戻りクリスマスパーティーです。
あきと君がたたいたと言ってつばさ君が泣いていました。
ゆうなちゃんがりかおねえさんに「つばさ君がないてるよ」と報告してくれました。
あきと君はわざとじゃないと言っていましたが「どっちもわるくないからなかよくしなさい」と言ったらとりあえずあきと君はつばさ君に「ごめんなさい」と言っていました。

・・・ホントは幼稚園なんて楽しくないです。コドモはダイッキライです。いい年こいたねーちゃんが真っ赤なペディキュアで、冬というのに外でフリースを着てブランコしたりすべり台をしたり砂場で遊んだりにつき合わされて・・・先々週は新型インフルエンザをうつされて40度の熱を出して死んでました。

最後のアドベントカレンダーを開け、子供たちが先生と一緒に作ったクリスマスケーキをいただきます。
先生たちから歌のプレゼントがあり、子供たちの演奏に合わせてみんなで”We wish your merry Christmas"歌いました。
ゆうなちゃんが私に紙で作ったケーキをプレゼントしてくれました。手紙つきです。感動です。

全身黒づくめなのが怖いのか、誰もなついてくれません。でも、あまりコドモが寄ってこないのはありがたいことです。
そんな中、ゆうなちゃんのプレゼントは砂漠に咲いた一輪の毒の華の如く私の心を潤してくれました。

*********

目の前の座席に座る、パンクファッションに身を包んだまったく見知らぬ「りかおねえさん」よ。勝手に名前をつけてごめんな。。
だけど、<カワイイ>を連発する同僚のおねえさんの頭を、無言のまま、ミニアルバムでバシバシしばくのは止めねえか?
見ているとまるで、関西のお笑いコンビなんすけど・・・。
黒いくちびるにパンダ目の黒尽くめファッションで、これを目の前でやられると、思わず笑っちゃうんですけど・・・。

 
 
 
 


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江ノ島 風の音

2009-12-25 00:10:48 | プチ放浪 海沿い編

 
 
 
 

毎年、クリスマスの時期に思い出す歌がある。さだまさしの「風に立つライオン」という曲だ。

♪やはり僕たちの国は残念だけれど何か
大切な処で道を間違えたようですね♪

この曲は、日本を離れ、アフリカでボランティア活動をする医師をモチーフに歌ったものだ。
始めて聴いたのが昭和の終わり。その頃から、ずっと心に残っている。

♪去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした
闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川♪

大切な人々、大好きな人々と共に過ごす、そんな一日がクリスマスとしてあるのなら、こんなにステキなことはない。
子供たちに夢を与え、大人たちに希望を与える。
宗教や国籍に関係なく、サンタクロースに象徴される愛と思いやりの心は大切なことなのだと思う。

誰の心にも、サンタクロースはやってくる。
馬鹿なことばかりの世の中だけど、せめてこの日は、世界中の人々に夢と希望と、そして愛しみの心あれ。

Merry Christmas!

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