今の日本で、自分の愛する人への強引な取材に対し出版社に殴り込みをかけたら、そしてその暴力に対し懲役刑が執行されたら、社会から抹殺されるのだろうか。
「暴力は絶対にダメ」とか偽善者の言い分には、なにか首をかしげざるを得ない。所詮、他人のもめ事を楽しんでるヤカラなんだろうと。暴力が嫌なら、暴力沙汰を扱うニュースを見なければいい。人の殺し合いを喜々として放映する某大河ドラマなど、見なければいい。関西のどつき漫才など持ってものほかだ。
そうしたものに興味津々で、訳知り顔で「暴力は何時も許されない」などと言うのは笑止千万だ。
言葉の暴力がある。できればこうした暴言を聞かされたくないと思う。そして暴言に対し、暴力で対抗せざるを得ないような状況は避けたいと思う。そう思うのは、言葉の暴力に対して、ぼくは自分を抑えられないことを自覚しているからだ。口で言うより手が早い。
それを人前でやるかどうかは別にしてだが。