ディスクブレーキからけたたましい音が発生すると、ちょっと引いちゃうときありますよね。山の中に響き渡ったり、街の中では周りの人の視線が集中したり。クラクションよりもすごくて効果的そうな音がでるときもあります。
音鳴りの原因はいろいろあります。ブレーキパッドが汚れていいたり、パッドやディスクに油分が付着していたり、またはブレーキキャリパーの取り付け角度によって鳴ることもあります。そしてもう一つがディスクローターの焼け。
以前にシマノの方に聞いたのですが、ブレーキをかけっぱなしにするとローターの温度は400度ぐらいまで上がるそうで、そうするとローターの表面が青黒く焼けてしまうそうです。焼けたローターの表面を顕微鏡でみてみると、ささくれ立ったような状態になっているそうで、このささくれがパッドに引っかかって音鳴りが発生するみたい。で、シマノが目を付けたのがロ30ーターの温度をあげない方法。現在発売されているICE TECHローターにその技術が生きていて、ICE TECHローターは300度程度までしか熱が上がらないそうです。たしかにICE TECHローターが普及してから音鳴りが激減しました。ブレーキの音鳴りで困っている方は一度試してみてください。
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