自転車には自動車の車検みたいな定期点検制度がありません。

 でも、自転車もいろいろな部品で構成された機械であるから、当然のように油切れを起こしたり、緩んだり、摩耗したり、消耗したりするので、点検、整備は必要。

 チェーンに注油する、タイヤに空気を入れるなどは自分でもできる方も多いと思いますが、たとえばブレーキ、ホイール、サスペンション、各部ベアリングなどとなると、自分でメンテナンスされる方も少ないし、どうやったらいいかもわからない方が大部分だと思います。

 専門的な点検、整備は、専門店にお任せください。

 できれば半年に一度は点検を受けてください。

 また、やむを得ず雨の中やマッドコンディションで乗ったり、水没するような乗り方しちゃった場合は、なるべく早く点検を受けてください。

 昨日のワダは、走り出しこそよかったものの、山から出たとたん雨に降られてクルマを置いた場所に行くまでにびっしょりでした。

 VPPやDWリンク、マエストロなどのロウワーリンク(下側のメインフレームとリアフレームをつないでいるところ)は、リンクやピボットの中でも負担がかかるところ。シャフトボルトが緩んだり、ガタが出たりもありますが、ベアリングやブッシングの摩耗や劣化なども結構あります。

 普段の洗車や掃除だとなかなかちゃんと手が届かない箇所なので、表面上の汚れだけ取ってオッケーにしている人もいるかもしれませんが、ここも(こここそ)定期点検、メンテナンスをした方がいい個所です。

 昨日のライドで濡れたバイクも、リンクを分解して清掃、しっかりメンテしました。

 定期点検やメンテナンス、ご相談ください!