バイシクル通勤、通勤バイクというのはないで、山へ行くそのまんまのバイクで通勤しちゃっています。MONDRAKER / DUNE RRだったり、SANTACRUZ / NOMADであったり。

 両バイクともタイヤは2.3から2.4のガチなオフロードタイヤ。当然抵抗が大きいのでのんびり~と走っています。

 当然、ロードバイクやクロスバイクや、時にはアシスト付きママチャリなどに抜かれていくことも多々あります。スポーツカーとオフロード車に用途に違いがあるのと一緒なので、まあそんなもんでしょ、という感じのマイペース。

 朝は通勤の混雑で自動車のスピードはゆっくり。区間によっては自転車の方がはるかに速かったりします。

 今朝のライド中は「あれ、クルマって何馬力だっけ、で、人間って何馬力なんだったっけ」との問いからスタート。

 たしか人間って0.何馬力だったよなあと、お店で着いてから調べてみたら、おおよそ0.2-0.3馬力だそうです。馬2/10から3/10の力。いまだに馬が力の単位になっているのもおもしろいけど(最近は発電量ワットもありますね)、たったの0.2うまぢから。

 対して自動車は。自動車の最高峰のフォーミュラワン(F1)を調べてみたらメルセデスの900馬力!馬900頭分!すげ~ッ!

 ついでにF1の今までの最高速やレースでの平均速度を調べてみたら、レースでの最高速記録が約370km/h、レースでの最高平均速度記録が約260km/hのようです。

 1時間で平均260km進むということですね。

 ワダの通勤距離は13.7km(約14kmとしておきましょうか)、通勤時間はちゃんと計ってないけれどおおよそ50分。平均時速を計算すると16.8km/h。1時間で平均16.8km進みます。

 F1とワダの平均速度の差は243.2km。ワダよりF1の方が15.5倍速い。

 馬力だと900馬力に対して0.3馬力では3000倍・・・・も違う。えええええ。

 チカラで比べると3000倍もの違いがあるのに、速度で比べると15.5倍しか違わない。ロードレーサーとかなら平地で30km/hぐらいの平均速度だと思うので、8.7倍ぐらいしか違わなくなっちゃいます。ええええ。

 たった0.2とか0.3馬力しかない人間が、自転車にのっちゃうとF1の1/10に近い平均速度で走れちゃうということです。

 今日の言いたいこと。人間ってすごい!、自転車ってすごい!

 マウンテンバイカーなので、平均速度とか、何キロでたとかって普段ほとんど気にしないし、それよりもどれだけ楽しかったかとかイカシタとか気持ちよかったの方が重要だったりするので、普段は思いつかないけれど、街でライドして気づくこともあったのだ。