ライド中は常にどこをどう通って先に進むかを考えています。つまりライン取りを常に考えています。

 最初に考えるのは一番イージーなライン取り。路面が整っていたり起伏や障害物が少なかったりなど。これから進む道の見える範囲でラインを組み立てていきます。

 次に考えるのは走ったら面白そうなライン取り。少々チャレンジになるけれど攻略出来たら楽しいだろうなあというラインにトライしてみます。

 同じ道を走っても、その日の路面コンディションや体調、気分などで毎回ライン取りは変わるし、各々のトレイルの見方によってラインは千差万別。

 だからこそおもしろい。

 いつも走っている山でも、ライン取りを考えながら走るだけで、走り方バリエーションが格段に増えます。