写真のような急斜面でしかも落ち葉が積もっていたりすると恐怖心からブレーキをかけ過ぎてしまったり、前タイヤが滑るのを怖がって前ブレーキを弱くかけてしまったり、急斜面あるある事象。

 怖がる気持ちはわかります。転びたくないしね。

 でも急斜面でビビッて腰を後ろに引きすぎながらブレーキをロック状態にしてしまうと必ずといっていいほど前タイヤが滑り出します。重心位置が後ろ過ぎたために前タイヤへの荷重が減るから滑ったり、方向コントロールが効かなくなったりするので。

 急斜面の下りを克服、クリアしたいなら前ブレーキを使いこなす練習をしましょう。

 河川敷の土手でもいいし、急斜面を見つけてブレーキの使い分けと重心を意識して何度もトライします。

 前後ブレーキを使う、後ブレーキだけ、前ブレーキだけで下ってみたり、後ろ過ぎる重心の時にハンドリングできるかとか、前タイヤが滑らないかとかを確認していきます。

 ブレーキをロックさせずに滑らかで細やかなブレーキワークは練習によって習得できるのでみなさんもチャレンジ!

 写真は長瀞BLSSのガイド、ジャイアンの見事なブレーキワークと重心位置。