車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

灘五郷(魚崎郷)浜福鶴&櫻正宗 in 兵庫県神戸市

2023年06月23日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

神戸市東灘区魚崎・本庄地区の酒蔵地帯・魚崎郷「浜福鶴」・「櫻正宗」・「道灌」・「松竹梅」などの銘柄が醸されています。

レンガ造りの高い煙突に惹かれて立ち寄ったのは、神戸市東灘区魚崎南町にある「浜福鶴吟醸工房」

こちらでは酒造りの全工程が、ガラス張りの通路越しに見学できると言う事で、さっそく申し込み。

ガラス越しに見る巨大な醸造タンク。

近代的な機械とは対象的に整然と並べられた昔の酒造の道具たち。

フロアの突き当りに展示されていた「飾り樽(祝樽)」。単体だと大きさが伝わりにくいのですが、左右に掛けられた木梯子に登らなければ、樽の上部は見えません。

見学を終えた私たちに、お酒にまつわる楽しい話をして下さった浜福鶴の大将。自慢の一本を手にポーズをとってくれました。下戸の私に勧めてくれた甘酒はとても美味しく、自分用のお土産に(〃∇〃)。

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神戸市東灘区魚崎南町にある「櫻正宗記念館“櫻宴”」

一階はショップとカフェ、二階は酒造道具の展示と酒蔵ダイニングで構成。

二階:響宴蔵町通りは、創醸400年、創業300年の歴史を物語る酒造道具や懐かしい看板ラベル等の展示スペースで、個人的にはこのスペースが一番のお気に入り。ただし・・写真に残すには私のコンデジは相当に役不足(^^;)

ズラリと並ぶのは、未開封の櫻正宗の酒たち。趣向を凝らした酒瓶はライトの輝きの中にお行儀よく整列し、それだけで美しいアート作品。

櫻正宗の名を表す焼き印。

醸造に最も適していると言われる灘の「宮水」、これを発見したのは六代目当主『山邑太左衛門(やまむら たざえもん)』。天保年間、磨きぬかれた灘の宮水を用い、ひときわ精白の良い酒を送り出した「櫻正宗」「江戸一」の看板は、幕府の政策で生み出された「御免関東上酒」など足元にも及ばない、これこそ江戸で一番と言う自負なのです。

寛政年間,、徳川幕府は関八州拝借株を貸与し、関東の商人や農民に「御免関東上酒」の製造を命じ、江戸で直接小売販売を行わせる事で 関東地方の酒造業の保護, 育成を行いました。しかし生き物を扱うかの如き酒造りは成功を収めたとは言えず、殊に最終過程である「火入れのさじ加減」を会得するには至らず、関東の酒蔵品質が飛躍を見せるのは明治時代後期からであったと記録されています。

訪問日:2006年8月13日

神戸市から西宮市と順を追って紹介したつもりが、何故か神戸の魚崎郷が西宮市の後に・・・(^^;) コースの都合で市を跨ぐのは良くある話ですが、きちんとブログ投稿の日付を確認しなかった自分にちょっとばかりショックを・・(笑)

 

コメント (4)
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