生駒郡三郷町(さんごうちょう)は奈良県の西部、信貴山の東南麓に位置する町です。古代の大和国の地であり、風神を祭る「龍田大社」が鎮座し、また「紅葉の錦」と謳われた「竜田の紅葉」で知られています。平群町、斑鳩町、王寺町に、また県を跨いで 大阪府八尾市、柏原市に隣接。町名は立野、勢野、南畑の三ヶ村が合併し、三郷村(みさとむら)となった事に由来します。「町の木:モミジ」「町の花:ヒマワリ」を制定。
キャッチフレーズは「万葉のさと 共に いきいき やさしさとぬくもり広がるまち 三郷」
明治22年(1889)、町村制の施行により、平群(へぐり)郡勢野村・立野村・南畑村の区域をもって三郷村が発足。
1897年、郡制の施行により添下(そえじも)郡・平群郡の区域をもって生駒郡が発足。
1966年、三郷村が町制を施行、改称して生駒郡三郷町となりました。
マンホールには『能因法師』が詠んだ百人一首の情景が美しく描かれています。
昭和41年4月1日制定の町章は「合併した三村を図案化したもので、住民一人ひとりがしっかりと手をつなぎ、互いに連帯・協力し合って、まちづくりをめざすことを象徴しています。」公式HPより
古代の大和国平群郡の地であり、風神を祭る延喜式名神大社「龍田大社」が鎮座される三郷町。神域は紅葉の名所としても有名で、摂社:龍田比売社の御祭神『龍田姫』は秋の女神とされ、古来より多くの歌に詠まれてきました。【 嵐吹く 三室の山のもみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり 】『能因法師』のこの歌は小倉百人一首にも収録されており、ご存知の方も多いと思います。
画像は、町制施行前の三郷村当時の村章。鮮やかな紅葉の錦に三の文字が印象的です。
撮影日:2009年4月19日
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マンホールカード、頂きました
2020年7月2日、第12弾としては全国53自治体で62種類(計535自治体667種類)のマンホールカードの無料配布が開始されました。 「三郷町」のマンホールカードは、「三郷町立図書館」でいただけます。
2019年に設置開始されたマンホールには「童謡のまち」の文字と「たつたひめ」がデザインされています。
「童謡”きらきらぼし”の日本語詞を作詞された武鹿悦子氏の在住地でもあり、豊かな美しい自然環境と数多くの古社寺に囲まれた三郷町は、昔から大阪と奈良を結ぶ交通の要所として栄え、奈良時代の歌集・万葉集でも本町と関連のある歌が多数詠われています。 こうした本町の魅力ある資源や童謡の価値を更に高めていくこと等を目的として、本町では平成30年に「童謡のまち」宣言を行いました。 この蓋のデザインは、その際に童謡”きらきらぼし”をイメージした”夜空に光る星”や町のイメージキャラクター”たつたひめ”のほか、万葉集で詠われた龍田山等を表現し、公募により選ばれたものです。」