宝塚市(たからづかし)は兵庫県南東部、阪神間北部に位置しており、西は六甲山系、北は長尾山系に囲まれた市です。市名の「塚」は、「盛り土をした墓(古墳)」を意味し、宮の町地区に門を構える「宝塚山(ほうちょうざん)宝泉寺」の地に、神功皇后の母である『高額比売命(たかぬかひめのみこと)』を祀った古墳があり、この「高額塚(たかぬかつか)」が「宝塚(たからづか)」へ転訛したと言われています(他にも諸説あり)。神戸市、伊丹市、西宮市、川西市、三田市、猪名川町に隣接。市の中心部を流れる武庫川の畔には阪急阪神東宝グループの創始者:小林一三が手がけた宝塚歌劇団の本拠地:宝塚大劇場があり、『歌劇の街』として全国的に有名。「市の木:山茶花・山法師」「市の花:スミレ・ダリア」「市の鳥:ウグイス・セグロセキレイ」を制定。
また漫画家:手塚治虫が青少年期を過ごした町としても知られており、宝塚市武庫川町に「宝塚市立手塚治虫記念館」を設立。全国から多くのファンが訪れています。
キャッチフレーズは、「市民の力が輝く 共生のまち宝塚」
明治22年(1889)、町村制の施行により、川辺郡小浜村・長尾村・西谷村、武庫郡良元村が発足。
1951年、小浜村が町制を施行して改称、川辺郡宝塚町となる。
1954年、武庫郡良元村と合併、宝塚市が発足。
1955年、宝塚市大字荻野・荒牧・鴻池・大野新田を伊丹市に編入。
1955年、川辺郡長尾村、西谷村を編入、現在に至っています。
マンホールには「市の花:すみれ」と、「ベル」がデザインされています。
池田市マンホールサミット展示蓋
名古屋市下水道科学館:展示蓋
下二枚は同一に見えるマンホールですが、外枠に小さく入れられた矢印(↓ ↑)の向きが異なっています。この矢印によって流れの方向を表示しています。
「市の花:スミレ」がデザインされた小型マンホール
昭和29年4月10日制定の市章は「「タカラ」の⽂字を表し ています。 中⼼の太い⾈形の線は、武庫川 をはさんで合併した川辺郡宝塚町 と武庫郡良元村の融和を意味する 架け橋を表現しています。」公式HPより
街歩きの途次で見かけた建物は、昭和10年(1935)に建てられた「旧宝塚音楽学校校舎」。戦前戦後を除き、1998年までの約45年間にわたって、多くの卒業生を送り出してきた施設です。現在は「宝塚文化創造館」として、舞台芸術に関わる市民の活動の場となっているそうです。
中国自動車道:西宮名塩SA記念スタンプ:「宝塚歌劇団のラインダンス」
撮影日:2008年5月17日&2019年8月12日
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2019年8月7日、第10弾として全国61自治体で61種類(累計455自治体539種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「宝塚市」のマンホールカードは、「宝塚市上下水道局総務課」でいただけます。
1988年に設置開始されたマンホールには「スミレ」と「ベル」がデザインされています。
「宝塚市の花「スミレ」、観光ロゴマークにも採用された「ベル」がデザインされたマンホール蓋です。 スミレは明るさと清潔感を出すためにスミレの花を中央に大きく、そして音楽の町・宝塚を表現するために楽器のベルを周辺に散りばめ華やかさを演出しました。 蓋のデザインについては汚水、雨水共通です。蓋に書かれている文字は当初、ローマ字表記でしたが、近年ひらがな表記に変更を行い、より分かりやすくしています。 「スミレ」という名の由来は、一説に、花の形が大工道具の「墨入れ(すみいれ・墨壺)」に似ていることからこの名があるとされています。」
訪問日:2018年8月12日